クラスメートのアイツと俺【非募集/学園K/猿美】

……（また女？しかも今朝とは違うっぽい？？と疑問に思うことがたくさん浮かび。）

…。
（早く会いたかったんだもん、と甘々の声で言ってきて、早く出掛けようと腕を引っ張ってくるので渋々部屋を出て。）

………っ（やっぱ違うやつの声だ…と思うが、気にしないことにしたのかただ黙々とゲームをして。）

……疲れた。
（日付が変わる前に戻って来ると、部屋に入ってベッドに倒れ込み。）

……（もうベッドで既に電気は消してあるが、何だかんだ気になって、起きてたようで、今頃帰ってきたのかよ…と何だか心配になるがどこかモヤッとしていて。）

…。
（明日も休みなのでゆっくり寝ようと思いながらも、壁の穴をじっと見ていて。）

はぁー。（変なことで頭が一杯で今日一日つまんなくて思わず大きくため息を漏らし。）

…美咲、起きてる？
（顔を壁の方に向けて、溜め息が聞こえたので何となく声をかけてみて。）

……おう。（声をかけられては返事をしないわけにもいかず、小さく答え。）

…そ。
（少し相手の声が聞きたかっただけらしく、軽く返事をして目を瞑り。）

……？……下の名前で呼んでんじゃねぇ…。（どうしたんだろ？とは思うが、こちらも知らない姿の相手を知り、困惑もあったため相手のいつもの声に少し安心していつものことを不満げにボソッと言ってやって。）

…よいしょ。
（何となく相手の近くに行きたくなり、穴を通って相手の部屋に入り。）

はぁ…！！？…ちょ、なに入ってきてんだよ！（相手が突然穴から入ってきたのでベッドから起き上がり焦り。）

誰も居ねえし、処理してるわけでもねえんだしいいだろ。
（若干下ネタをまじえながら、ふぅ、とベッドに座り。）

なっ…！…そ、そんなことするかよ！（朝起きたら自然と…という処理しかしたことないので全力で否定しながら、相手から少し離れ気味にこちらも座るも「何の用だよ？」と訊いて）

別にないけど。
（呑気に欠伸をしながら言えば、ベッドに横になって。）

じゃあ、なんで来んだよ…。今日疲れてんだろ？（今朝から忙しそうなのは知ってるのでなんで来るのかと気になり）

…。
（返事をする間もなく、すでに爆睡していて。）

なっ！寝てるし！（相手が自分のベッドで爆睡してることに気が付くと、思わずため息を漏らし、どうしようと思い。）

…。
（全く起きる気配なく、ぐっすりと眠っていて。）