異世界の詩人 2017-05-21 13:57:04 |
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>見張りのゴブリンズ
「この程度なのかしら?案外私だけでも行けそうね」
(とはいうモノの、リキャストせいじゃなかったら恐らく途中は詰んでたかもしれないな)
この世界ではPP・・・いはゆるMPと言ったものがない。
その変わり、リキャスト制になっていたのは多少はありがたい。
MP管理よりもリキャストタイムで物を見れば戦略もある程度運ぶ・・・
まぁ、これが元からシステムに入った奴の場合はなれたものだろうが・・・。
この戦闘で解ったのは実は一つあった。
下級技はリキャストタイムは1桁で、中級は2桁、上級は3桁ほどあるという事が解った。
恐らく、強力であればある程リキャストタイムは長い。
恐ろしいほど長いモノがフォトンブラストの“ケートス・プロイ”、
こいつは本来はPPの回復速度上昇の能力を持っている。
恐らくこいつのこの世界での能力は、使ってはいないが、リキャストタイムの短縮なんだろう。
使う機会は今ではないが、いつになるかは考えておくか。
>ゴブリンの増援達
「・・・まったく、大勢で来るなんて、手間が省けるわ・・・いいわ、存分にいたぶってあげる!」
そう言うと共にイル・メギドを溜めてから放つと、一本の巨大な黒い手の形をした靄がゴブリンを複数薙ぎ倒していく。
「行くわよ、行くわよ行くわよ!!!」
そしてイル・グランツを溜めて放ち、ラ・フォイエを溜めてから爆心地の周りごと吹き飛ばす。
>黒い帽子のゴブリン
「・・・!」
ギリギリのところで避け、ザンを溜めて放つが、それは対象には当たらずに周りのゴブリンに当たった。
「こんなのもいるなんてね・・・正直驚きだわ」
恐らくゴブリンの中でも強敵の類に入る存在だろう。
ほぼ至近距離のザンを避け、さらに戻って来た斬すらも避け切って見せた。
(こんなのが多くいない事を祈るしかないか)
心の奥でそう思っていた。
>黒い帽子のゴブリン
「・・・っ!?」
何とか避けるモノの、いくつかは避けきれずに掠り傷となる。
「・・・参ったわ、こっちは近距離専用スキル持ってないのに」
本当に困った・・・あの時最後にやってたのが別のキャラなら救いようあったかもな。
そう思ってもこの状況が変わるわけでもないか。
>増援のゴブリン達
「え、もう来たの・・・!?」
ざっと見た感じその数はすでに一人で手に追い切れるモノではなかった。
>黒い帽子のゴブリン
おまけにこの強者もいる・・・使いたくなかったが、奥の手を使うしかないか。
>黒い帽子のゴブリン&増援のゴブリン達
「あぁもう、本当に苛立つわ!!!」
声を荒げ、左右に違う属性のフォトンを形成する。その色は“黄色と緑”だ。
「複合テクニックはまだ隠しておきたかったけど、この際だから見せてあげる!」
その二つのフォトンは両手を合わせ、複合し、その力を発揮する。
放ったテクニックは“ザンディオン”、雷と風の複合テクニックで、
自身に雷と風を纏い、そして突撃するものだ。
その通り道には雷と竜巻が巻き起こる。
>香純
「あぁ、十分だ」
そう言うと共に、廃墟が火災になる。
彼の後方には傭兵たちが捕まった者達を保護しており、彼が仕掛けた魔術札を発動させる。
「ここは用済みだ、引き上げるぞ!」
そう言うと共に、ここから走って離脱する。
>ゴルザム
「えぇ、今いくわ!」
そう言うと共に彼女も行こうとしたが、その時後ろから声が聞こえた。
その声の主は、黒い帽子のゴブリンだった。
こちらに転移しましたので、ご了承ください
>http://www.saychat.jp/bbs/thread/620143/
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