法螺吹きのゴーシュ 2017-05-16 00:25:48 |
通報 |
北極点と南極点には地底世界へと続く穴があるという話もあり、その穴を通じて地底世界へ行ったと証言した人もいました
有名な所ではヤンセン親子の地底旅行とバード少将の南極探検でしょうか
ヤンセン親子の地底旅行
1829年、スウェーデンの漁師のヤンセンと息子のオラフはノルウェー沖、北極圏の海域でを嵐に遭い地底世界へ迷い込みました
そこでヤンセン親子は身長4mの巨人と出会います
巨人達は心優しく、陽気な人達で異邦人たるヤンセン親子を自分達の国へ案内しました
その後、ヤンセン親子は巨人達の王に謁見し、許可を得て2年間を地底世界で過ごしました
巨人の平均年齢は800歳で地底世界の技術は地上世界を凌駕する程で、地上世界では発明されていなかった電気を用いた文明を築いていました
2年後、地上へ戻る旅立ちの日に地底人は金塊や地底世界の地図などのお土産をヤンセン親子に持たせたそうです
しかし、地底世界を脱出したヤンセン親子は南極の近くの海域に出てしまいました
途方に暮れながらもスウェーデンを目指し航海を続けるヤンセン親子でしたが再び嵐に遭い船は沈没、ヤンセン父は命を落とし、地底人から貰ったお土産も海の底へ
息子のオラフは奇跡的に救助され、ヤンセン親子の奇妙な地底旅行は世に広まることになりました
リチャード・バード少将の地底旅行
第二次世界大戦が終わって間もなくの1946年末、アメリカは南極探検を行いました。約5000人及ぶ兵士や空母をも動員した大規模な探検隊を率いていたのがリチャード・バード少将です
バード少将は南北両方の極点上空を始めて飛行した経歴を持つアメリカでは英雄とされる程の探検家で、南極探検には持ってこいの人物でした
1947年の1月末から2月中頃にかけて。バード少将は編隊を率いて南極上空を航空写真を撮りながら飛行していました
探検最終日、予定していた飛行を終え、編隊が帰還するとバード少将の機体が行方不明になっている事が判明します
それから数時間後にバード少将は帰還し、驚くべき体験談を語ります
バード少将は謎の航空機にエスコートされ地底世界へ、そこでマスターと呼ばれる地底世界の王と出会ったそうです
マスターは1945年以降核兵器を開発した人類に対し核を廃絶するように警告すべく何度も地上へ航空機を派遣していたそうです
しかし、地上の人間は派遣された航空機に攻撃を繰り返し話を聞こうとしませんでした
そこで、マスターは地上で英雄とされているバード少将を招き、メッセンジャーとする事にしたわけです
地上へ帰還したバード少将は軍の上層部へこの奇妙な体験を報告しました
ですが、軍及び政府はバード少将の報告を黙殺、バード少将も精神病院へと入院させられたそうです
バード少将が出会った地底人は巨人では無く見た目は地上人と変わらない人間だったそうです。ただ、地上人と比べて外面内面共に清廉な印象を受けたとか
地底の王マスターは初老の外見で長い間を生きていた皺が額に刻まれていたそうです
地底世界云々を置いてもこの南極探検隊。明らかに過剰戦力です、不毛の地であるはずの南極に何故ここまでの戦力を投じる必要があったのでしょうか?
この探検では負傷者、行方不明者が相次ぎ。探検隊は機材をそのままに逃げるように南極から引き返しています
アメリカに帰ってきたバード少将は新聞のインタビューにこう答えました
「アメリカ合衆国は、敵対地域に対して、至急、防衛網を張る必要がある。次に起こる第三次世界大戦は、南極から北極までを信じられないスピードで飛ぶような兵器をもった相手と戦うことになるだろう。」
南極で一体何があったのか……少なくともバード少将が何かを見たのは確かなようです
トピック検索 |