筑波洋 2017-05-02 06:45:17 |
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『Spirits』をとりあえず新八巻まで思うのはライダーの正体を知るのは滝和也、立花藤兵衛、谷源次郎、がんがんじいなど全体のごくわずか。
いかに昭和のヒーローが身近な人物たちに正体を知らせてないかという。
八巻での谷源次郎を取り巻くかつての喫茶ブランカの人たちも同様。藤兵衛のアミーゴに集った石倉五郎たちもまた同じ。
だけどライダーが正体を知らせないことで彼らを安全な日常から守れるという側面もある。
たしかに組織の手により危機に陥ることはあるがライダーにしたら彼らこそが日常であるから守るために必死になる。
海堂先生がバダンシンドロームに侵された谷源次郎を見つめる目もまた彼もまた日常でありZXになった村雨にとっては親代わりでもあるあたたかい存在。
村枝先生がどこまで演出や意図があるかは不明だけどいろいろ対比演出されている。
八巻においての本郷猛、石倉五郎そして地獄大使もまた日常と非日常の本郷猛が“人間”でいられた日常の象徴が五郎にありその対極に好敵手たる地獄大使が非日常として存在する。
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