刀に宿りし❦　、　無登録

嗚呼、漸く此方を見て下さいましたね、主。
此の時を何れ程望んだ事か　_____　否、今は未だ秘密にしておきましょう。後でごゆるりと、心行く迄存分に、
…　ね？

扨、此処は刀剣乱舞の伽羅、詰まり刀剣男士との会話を行う為に作られた場所。
此の空間は本丸であってそうでは無いのです。…少し難しいですか？（　くすり。　）

心行く迄主たる貴方を愛したいが為に存在する場所、の方が良いでしょうか。
刀は現在実装されている刀のみ、但し多少性格が不安定な刀も居ります故に、其の点ご了承を。
恐らく俺の力不足で此の場の霊力が足りていないのでしょう。
三日間言の葉を交わした後に何方かが寝てしまった時は仕切り直しと致しましょう。

それから、刀剣男士は入室禁止だ。飽くまでも主たる者のみの入室を許可している場だからな。
主、如何ぞ入室の際は名前や年齢、簡易な自己紹介文と関係性、そして指名する相手を選んで頂ければ。
其の相手が誰で有ろうと俺が引き摺って来て差し上げましょう。…主命とあらば、

　…　少し長々と話し過ぎましたね。
それでは主、…此の首輪を引き千切る前に来て下さいね。待ては如何せん苦手ですから　、　

　　　　　　（　あげ、　）

名前/朱（ｱｶ）
年齢/20
黒髪に赤目、審神者になり早一年。刀剣男士は良き理解者であり大切な存在、恋い慕う気持ちは自覚無し。誰にでも分け隔てなく優しさを振り撒くが、それがいかに残酷なことか知っていてのこと。

…長谷部、この審神者の相手をしてはくれぬか。否、貴殿の望みの主であれば、と（伏せ目がちな赤目をちろりと向けては問いかけて）

（/背後より失礼致します。ロルの長さを決めかねまして中途半端な形になってしまいましたが、よろしければ参加させて頂きたく思います。ご迷惑でしたら何なりと蹴っていただいて構いません！）

嗚呼、あゝ、主。此の様な夜更けに主と言葉を交わせるとは何たる重畳。貴女以外、此の長谷部に命を下せる者など一人も居りません。其の主命に心身尽くす事を、此処に。（　漆黒の髪が溶けそうな肌を覆い、此方を覗く紅蓮に息を呑む。睫毛に隠れた其の色は何を憂いて居るのか、知りたい念望を唾液と共に嚥下して其の場に緩々と跪き、下から彼女を見上げて。　）


（／ ご参加心より歓迎致します、此の様な場へ足を運んで下さり、嬉しい限りです。似非似非な長谷部ですがどうか三日間楽しんで頂ければと思います。これから宜しくお願い致します）

（ お二人の水を差すご無礼をお許しください。
　 質問のみ失礼致します。三日間は一対一になるのでしょうか？ ）
　

（／ 説明不足で大変申し訳御座いません。此方カテゴリが1対1ですので書かれた通り3日間程1対1になるかと思います。
またご機会御座いましたら、其の時にお相手させて頂きたく存じます。簡素な返答となりましたが、興味を持って頂けた事に感謝を込めつつ、）

嗚呼、そうも言葉を矢継ぎ早に紡いでは待てを知らぬ犬の様…そう忠誠を易々と口にする貴殿の愛いこと、私も甘やかしたくなってしまう。どの様な願いでさえ、叶えてやろうと…（ 曇の無い月夜の下の藤の花を溶かし入れたかのような瞳を見据え、片手でその目に微かに掛かっていた髪を横に流してやり。鼓膜を揺らした言葉を満足気に受け入れると髪を払った手の甲をそっと傷一つ無いその男の頬に擦り寄せ）

（/参加承諾ありがとうございます、こちらこそ拙い文かと思いますが何卒よろしくお願い致します）

存じて居るくせに非道いお方ですよ、貴女と云う人は。待つ時間も嫌いでは無いのですが、貴方の傍に居る僥倖を知らばこそ。斯くて首輪を噛み千切ってしまうのです。ねぇ、主。忠犬としては立派でしょう？
（　甘い囁き、頬を撫ぜる柔い掌、彼女が人間たる証拠を見せ付けるが如き生温い体温が己に血を巡らせる様。犬が飼い主に寄り添う姿に似つかわしく、瞳を閉じて。瞼の裏描かれる彼女の姿に頬を緩め、甘言を咀嚼して二の句を次いで。　）
貴女が俺に一生涯を掛け主命を与えてくれる　_____　其の存在価値こそ、俺の唯一たる願いです。…叶えて下さいますか？

成程、長谷部は立派で愛い私の犬とな…最初から首輪で貴殿を遠く縛り置けるなどと思ってはいない、私が何処へ向かおうとその首輪を外して追ってくるのだろう？（ 忠犬とその飼い主、どちらも牙を持ち得る事実からは目を背け、ただ眼下で睫毛の影を落とした頬から手の甲へ伝わる少し低い体温に緩く口角を上げ。そっと手を離し長谷部から離れた位置へ腰を落とせば、犬を甘やかす言葉を選び、選び ）
一生涯…そうさな、私を私の死の間際まで貴殿に縛り付けようと？

御意に。無論其の先が主と繋がって居ると云うなら、首輪を付けられた愛らしい狗でいる事だって　…　ねぇ？
（　甘味は好みでは無いのだが、彼女の紡ぐ佞弁が己の為に選ばれし言の葉と知れば酷く満足気に息を吐いて。頬に触れていた手が逃れる瞬間の逡巡、彼女の腕を掴んで仕舞いたい衝動を笑顔でまやかし。斯く如く唇を歪め笑んだ侭、遠くに腰下ろす己の主人を菫の双眸で見詰め。　）
だって貴女は主でしょう？_____あゝ、俺の死の間際迄…でも勿論構いませんよ、主。

忠誠も此処まで到ると狂気、とな…貴殿は死なせぬ、折らせぬ。が、主としては家臣からの信頼が厚いのは嬉しいこと、その可愛い笑みも含め貴殿の忠誠に酬いるには…私の一生、それだけの代価は必要そうだ。
（ 手の甲から熱が逃げて逝く、歪んだ笑みを可愛いと評し細めた双眸から覗けば賭け事をしている時の高揚感に似た何かが背筋を這う。死の間際、それまでこの声が届き縛ることを条件に轡の先、首輪に繋がれ忠犬を気取る忠臣。嬉しいのか怖いのか、自分でも解らぬままに言葉を紡いでは確認するかの様に ）
…長谷部、貴殿は首輪を引き千切ろうともこの手に噛み付くことは無いな？

其の言葉、努々忘れません様　…主。貴女の言葉一句漏らさず言霊を載せ、其の言葉で主を包んで仕舞おうかと思う程に主は可愛らしい。余り甘言を吐かれては困ってしまいますね。俺も神である事を廃忘無き様。
_____　されど、
（　見据える瞳は己を焼き尽くした彼の日の如き、燃え盛る炎の色。紅玉すら叶わぬ麗しき眼睛に灯った発揚は己の背中すら何かが這う程の心地良さ。俺の言葉で主の心が僅かでも揺らぐ事を悦ぶは執着心と独占欲故か。睦言の如き体裁で媚び諂う狗を演じ、安堵を織り交ぜる様にとゆるり、ゆるり言の葉を紡ぎ。刹那に言葉を留めては、唇を微かに舐め取った。斯く如く狗は強かに頷いて見せ。　）
決して、とお約束致しましょう、主。疑いを拭えぬと、然れば此の牙を抜く権利は主だけの物。…望まば、ご随意に。

私よりも歳上と知りつつも、神である貴殿らに甘言を吐くのは止められそうになくてね。…あまりに人間にはない純粋さ。それに魅せられては甘い言葉で縛ろうとしてしまう
（ 透き通る瞳に映る自分の瞳は気持ちのいい色ではないだろう、彼を、彼等を幾度となく苦しめた色である以上。そう思えど端正な顔立ちの中に微かに浮き出る喜怒哀楽、人間の欲に似た何かを見逃すまいと視線を合わせてしまういつもの事。途切れた言の葉、視線の先の瞳に過ぎったのは背筋が震える程の何か。思わず視線を逸らし、言葉を珍しく慎重に選ぶように両手を握りしめては）
首輪を引き千切らせることも無い。この言葉が届く距離に貴殿がいる、いて欲しい…今もその牙が刺さる距離で貴殿が噛みつかぬと言うのだ、私はそれを信じるとも

此の世を眺めて数百年、様々な時代の流れを見参じましたが、人の身体では主の方が幾つも歳上でしょう？
…刀風情が持つには過ぎたる想いであると、笑いますか。
（　瞼の裏に浮かび上がるは幾年も己を苦しめた過去の情景と塗り潰したとて消える事の無い一人の男。睫毛で瞳を隠し込み、淡い記憶を握り潰す様に拳に力を。然く想いを嚥下し諧謔に似た声色で上記を零す。次いだ言葉は己ですら驚く程に静かな囁きとなり唇を介す。向け直した視線の先に合わぬ紅蓮の双眸。僅かに緊張すら見て取れる彼女らしからぬ姿に繋ぐ言葉を待ち。　）
主の命と有らば常にお傍に。主の想いが、俺を作り上げ壊して行く。　…　貴女だけですよ、俺の心を震わせるのは。其の信頼に幾度…、…。

人の都合で生かされた貴殿らと、その勝手をする人間では身を得た年数など何の教訓になろうか。嗚呼、いや、笑いはしないが…長谷部からの甘言は重たく毒の様だと思ったのさ。蜘蛛の巣に掛かった餌の気分になる
（ 白い手袋に皺が寄る様を逸らした視線の先に捉えながら紡いだ言葉はまた甘言だと言われるだろうか。身を乗り出し、その白い手袋に指先をそっと当て、力を緩めよと意味を込めて撫でては続けられた言葉に耳を傾け。この手で、この忠臣を生かしも壊しもするのだと、理解しては乾いた笑い声と共に言葉を吐き出し）
はは…主命だ長谷部。誰よりも傍で、牙をむかず私の甘言に囚われるだけの愚かな犬であれ。そして叶うのならいつか、最期の時を貴殿の牙で…私を支え壊す存在を貴殿にしよう

今宵も月は美しい、…そうだろう？主、

（　↑　）

、は。　もう夜が来てしまったか、人の時間とは斯くも短く長いものだ。扨、主。その短い時間を俺に少しばかりくれないか、なんて。じじいの戯れだ、気にするな。

（　↑　）

＿＿… 清光、清光。もしお暇なようなら、わたしの相手をしてもらえる？（　襖に手を掛けつつ、ひょこりと顔覗かせては中の様子伺い　）


鈴（ りん ）
十代後半　／　黒髪セミロング、ハーフアップ　／　伏せ目がち　／　矢絣柄の着物 ＋ 紺の袴　／　お洒落好き　／　温和　／　おおらか　／　刀は家族のような感覚
審神者歴数年目　／　初期刀は加州清光　／　親愛か恋愛か曖昧

はーい、俺の事呼んでくれたの、嬉しいなあ。（　ひょこり、襖の陰から顔を覗かせば紅色の耳飾りが揺れる音。着飾った自分を見せびらかすが如く両腕を広げて　）勿論、俺は主の初期刀何だから、暇じゃなくたって相手するに決まってるじゃん！

ふふ、本当？ 嬉しいな、でも疲れてる時は自分を第一にね。
（　彼認めるなり目許ゆるり、掛けられた言葉には更に表情輝かせて。ゆったり其方へ近寄って行けばその姿じいと見詰め　）
＿＿うん、今日も貴方はとっても可愛い。