青と緑の戦闘日記

新参兵FB777と申します！よろしくお願いします！
(数日前に階級が上がることが言い渡され配属場所が変わることになり、これから同僚となる兵と横並びに一列になって待ち。自分の自己紹介の番が回ってくると緊張しながらも声を張り、心臓をバクバクいわせながら言い終え、目の前にいる隊長をしっかり見ながら背筋を伸ばして再び待ち)

俺が隊長だ。まあ、頑張って。以上。
(新兵のやる気に満ちた熱い視線を受けながら、一人一人のうるさい挨拶が終わるのを待ち。隊員のデータベースが載せられた資料に軽く目を通し終え、適当に挨拶をすればさっさと出ていくよう出入口のドアを顎で指して自分の仕事へと戻り。)

ええっ…。
(前の所属先の隊長は話が長いことで有名だったので、今回もそうだと身構えていたが一瞬で話が終わり、思わず間の抜けた声を漏らしながら呆気にとられ。此方を見向きもせず淡々と仕事にとりかかる隊長をちらりと見るも、配属初日なので無駄口を叩くわけにもいかず、戸惑いながらも素直に従って部屋から退室し)

お前達のレベルを見せてもらう。命令以外は好きに動いて構わない。それじゃあ、任務に掛かれ。
(新兵が配属されてから僅か二日後。腕前を拝見するために上司から簡単な任務を言い渡され、隊列を組んだ部下達に粗略な司令を下し。支給された銃を手に取り、慌てふためく部下達を完全に無視して早く帰りたいと思いながら先陣を切って進み。)