Master 2017-03-15 21:46:19 |
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【story】
あの日、僕達は自らの影の中に引きずり込まれた。
影の中には何故か建物の中の様な景色が広がっていた。
そこには、自分以外にも沢山の男女が座り込んでいた。
『ぴーんぽーんぱーんぽーんっ!皆揃ったみたいだねー!待ちくたびれちゃった!』
陽気な声が部屋の隅に設置されていたスピーカーから聞こえてくる。
『みんなには、これからボクと遊んでもらうんだ!』
『だいじょーぶ!終わったらちゃーんとお家に帰らせてあげるからさ!』
その一言で場の空気は和みかけた。
『ルールは簡単だよ!ボクのかわいいペット達から逃げ切れたらみんなの勝ち!もしも、だーれも逃げ切れなかったらボク達の勝ちだよー。じゃ、みんながんばってね!ボクを楽しませてね!』
その言葉が終わった瞬間、悲鳴があがった。
それを境に、僕らの生死を賭けたゲームが始まった……
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