魔女 2017-03-12 16:09:33 |
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[あらすじ]
陸と海に分けられた世界。
陸には『人間』が。
海には『人魚』が。
双方は互いを穢らわしい種族として昔から憎みあってきた。
海の底に海底都市にすむとある人魚の少女はその美しい歌声と美貌で深海の歌姫と呼ばれていた。
少女は陸の世界に憧れた。
穢らわしいと呼ばれる陸で歌を歌えば、どんなに素敵だろうと。
ある日、少女は耐えきれなくなり父に内緒でこっそりと砂浜で歌を響かせた。
それを噂で知った父は酷く怒り狂い、失望した。
鬼の様な形相で少女を睨みつけながら、静かにこう言った。
「お前にはとことん失望した。罰としてその声と尾を失い、穢らわしい陸で暮らすといい。」
戻る方法はたった一つ。
愛した『人間』を刺し殺すこと。
こうして人魚から人間になった少女は悲しい条件を突きつけられ、陸で生きていくことになる。
___大切な人と生きることを許されないまま。
[募集]
①人魚の少女
透き通った歌声を持つ少女。周りから穢らわしいと言われる陸へと憧れを持っており、人間は美しい種族だと思っている。やや天然。閉ざされたはずのその心に不思議と容易く寄り添える、特異な存在。父親に命令された魔女により声と尾を奪われ、代わりに足を与えられた。
②少女の妹
淡白というよりクールな性格。美しい声と端正な顔立ち、少々抜けている所が愛らしさを生む姉に幼い頃から表面上は憧れていても嫉妬し、恨んでいた。父の命令により姉の監視役を受け、日が沈むまで魔女の力を借りて人の足を手に入れる事が出来る。
また、本人は気がついていないがかなり美しい顔立ちである。
*③海底の魔女
人魚の少女達の叔母にあたる人物で二人を溺愛している。おおよそ世間一般で抱かれている魔女のイメージとは程遠い、穏やかで明朗な性格。姉の方が人間界に行くと知り酷く悲しみ、何かと助けようとしてくれている。人間のことを良く思っていると言えば嘘になるが少女が憧れているので嫌いとは言えない。元々人の足を持つ。
④国の王子
泣きもしない、笑いもしない人形の様な性格。城の外に出ることを許されず、城の離れに幽閉されている。必要な時だけ生きる「完璧な王子」が彼の表情を見る唯一の機会。最近は自らに仕える兵士達にこっそりと外へと連れ出されている。
⑤バカ真面目な兵士
真面目で融通の効かない人物。仕事は出来るが対人関係は上手く築けない典型的な性質である意味一匹狼。怒りっぽいが頭はとても良い。挫折の経験は無し。平気で罵倒するタイプながらもいい所も持っている。筋肉質の為、身体は割としっかりしているが綺麗系のイケメン。王子をこっそり連れ出してる奴一人目。
⑥グータラニートな兵士
ダンディーと言うよりは無精髭が妙に似合うおじ様。ゆるゆるっとしたマイペースな性格。挫折を始め経験豊富で知識も豊富。但し冗談を頻繁に言い人をからかう癖も。腕っ節が強く、肉体派。ある意味チートだが本人曰く年がもう…。見た目はただの端整な顔立ちのおじさん。王子をこっそり連れ出してる奴二人目。
⑦人魚を研究している科学者
高飛車で理想が高い女性。三十路と言われると発狂し、喧しい程に饒舌になり言い訳をぽつりぽつりと語り出す。完璧な頭脳派な為に肉体系はてんでダメ。見目は嫋やかで色気のある女性という言葉がピッタリ故に言いよる男は数知れず。しかし性格に難がある為に未婚。性格の裏表は無い。食べれば不老不死となれる人魚の肉を探すことに全力投球。
⑧新人の兵士
兵士の中では新人と言ってもいい程技術も頭脳も未熟。とは言えセンスはあるのか既に人並み以上。しかし何事にも無気力で他人任せで面倒なことにはあまり関わりたくないと思っている。王子が連れ出されている等とは露知らず町の見回りをしている。と言うか王子に会ったことがない。見目は美少年、という幼さの残るイメージが強くお姉さん方が好みそうなタイプ。※あくまでも客観的なイメージ。
*③は頂きます。
[ルール]
*サイト規約厳守
*荒らし等厳禁
*被った場合は選定式
*顔文字`裏行為`嫌われロル厳禁
*描写80~100程度
*置きレス式
*keep24時間
*一週間無言でリセット
*ドッペル推奨
*参加者様及び参加希望者様以外の第三者の書き込み禁止
かなりの私得なトピになりますが需要があることを願って…
>レス解禁!!
「 姉さん? 誇りに思っていたけど、ほら今じゃね... 」
「 ––やめてよ! 貴方だって姉さんを見れば...私なんかより姉さんを選ぶわ! 」
名前/オリビア•マルグリッド
性別/女
年齢/ 17
容姿/アッシュブラックのストレートヘアを腰のあたりまで伸ばし、前髪は8:2に分けている。グレーの瞳を持ち、目は猫の様なアーモンド型のつり目。陸では身長160㎝程度で、海中では頭から鰭の先まで180㎝程度。海中では下半身はエメラルドグリーンの鱗に覆われ先の方は金魚の尾のように薄く透き通っており先に行くほど紫がかっている。上半身では胸から腰に掛けて紫色のビスチェの様なものを纏っている。陸では緑のマーメイドドレスを着用しフードのついたグレーのローブを上から羽織り顔を隠している。額に黄金に輝く装飾品を纏い、サファイアのあしわれた耳飾りを付けている。陸に上がる時は必ず短剣を持つ。
性格/ 嫉妬深くどちらかといえば陰気。愛らしく美しい歌声を持つ姉にひどく憧れ、表面上は姉の様に少しばかり天然で明るく社交的に装う。明るく振る舞えば振る舞うほどひどく疲れるため人付き合いは苦手で1人でいることを好む。本当の自分を知られるのを恐れ他人との距離をなかなか詰めたがらない。自分の性格の醜さを自負しており、自分に自信がないため姉を装う一面もある。弱い自分を見せないため、周りには強気に振る舞うことも多い。明るさはあるものの、どちらかといえばクールであり、警戒心も強いためあまり人を寄せ付けたがらない。頭の回転が早くずる賢い。
備考/ ずっと父親に自分より愛された姉をひどく憎み、姉が陸に上がり監視を命ぜされた時には父に認められるチャンスがやっと来たのだと喜び執念に追っている。自分たち人魚を汚らわしい種族と罵る人間を憎み嫌う。同時にその人間の住まう陸に憧れを抱く姉を幼い頃から軽蔑していた。ただその明るい性格や美貌•歌声には嫉妬するほど憧れていた。陸には人魚の涙は真珠で人魚の肉を食えば不老不死になると考え人魚を捕まえようなど考える人間ばかりいて危険だと言い聞かされ続けて来たため、監視で陸に上がるときと陽が落ち人魚の姿に戻ってしまう時には細心の注意を払っている。人を寄せ付けず遠ざけようとするも、心のどこかでやはり愛を求めている。姉が愛した人間を殺し海へ戻ってくることのない様、姉の前では姉に協力的に振る舞う。
(/ >6で②をkeepさせて頂いたものです。プロフが完成したので不備等の確認をお願いします。 ファミリーネームは①の方と相談し変更する可能性があります!)
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