新、男は女に女は男に！

【私とマネージャー　｢真実｣　7話】

西野カナ：どういう事？・・話して

(マネージャーの言葉にどういう事なのか西野カナ自身には分からず目の前にいるマネージャーにそれを聞いてみて)

マネージャー(橋本拓也)：ほんとは前のマネージャーさんと社長に止められていたんですがカナさんを見て話さずにはいられませんでした

西野カナ：・・・

マネージャー(橋本拓也)：前のマネージャーさんは事故にあい入院してました。その事故の原因は誰かがマネージャーを狙ったと前のマネージャーから聞いてまして社長にも聞きました。私は前のマネージャーさんが復帰するまではその犯人に近づかないよう命がけで守ろうとしてました。そしてあの握手会で事件は起こり後に分かった事ですが前に事故を起こした犯人と同じでカナさんも巻き込むつもりだったと言ってました

西野カナ：・・そ、そんな

マネージャー(橋本拓也)：すみませんほんとならもっと速く言えばよかったんですが前のマネージャーからは心配させないようにと口止めさせられていて。あなたを守る為だからとずっと黙ってました

西野カナ：・・私何も知らなかったのね。そんな事今言わないでよこの後本番なのに

(マネージャーからの言葉に驚きと泣きそうにはなるがそこは我慢し。何故自分は気づかなかったのか自分を責めてしまいそれを見ていたマネージャーは慰めるかのようにこう言って)

マネージャー(橋本拓也)：前のマネージャーさんは言ってました。｢カナさんは人に笑顔を与えている。私なんかより周りのファン達に歌と笑顔を与えてほしい。だからお願い橋本さんこの事は彼女には言わないで下さい心配かけたくありませんから｣とあなたの笑顔を望んで隠してたんです・・だから顔を上げてください

(マネージャーは西野カナに優しく肩を抱き締めながらそう語って)

西野カナ：・・はい。もう大丈夫ですありがとうございます

(西野カナはこの後本番がある為気持ちを冷静にして深呼吸してマネージャーにそう言っては本番の準備をして)

マネージャー(橋本拓也)：・・・あの

西野カナ：はい

(本番まで後わずかになってその時マネージャーが西野カナを呼んでいつでも行ける状態だがマネージャーの方を見て)

マネージャー(橋本拓也)：・・好きです。最初に会った時から好きです

西野カナ：・・え

(心：え？今何て言った？好き？このタイミングで？・・え？)

(8話へ続く)