御伽話は終わらない ［ 指名／BML NL ］

▶︎ ▶︎ ようこそ。


此方のトピは【指名制】物語の紡ぎ手と一対一の文を交わせ物語を紡いで行く。結末は誰にも解らない、わたしにも––––そして貴方にも。物語を紡ぐにあたり貴方には指切りをして貰う。此の世界に足を踏み入れる為の、謂わば【約束事】だ。出来ぬ者は回れ右、また何処かで。



／ セイチャット規約に反する行動、荒らし行為などは禁止です(見つけ次第通報。参加者様は無闇に反応しないこと)
／ 世界観を大切にしたい為設定及び世界観の項目を必ず読んで下さい
／ グロ表現を使用する場合有り(規約に反する様な過激なものは避けます)
／ NL BL ML
／ Keepは24時間(遅れる場合一声あれば延長致しますので御気軽に)
／ 遣り取りはのんびり派(二週間音沙汰が無くなる場合は一声掛けてください)
／ 御意見は貴重。最低限のコミュニケーションがとれる(参加者様とやりとりをしながら物語を進行したいので最低限会話ができる方が望ましいです)

／ ロル
( 中文160~長文200 、一般的によく言われる嫌われロルは自重して下さい。小説ロルは使っていただいて構いません )



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▶︎ ▶︎ 物語

物語のはじまりは閑古鳥鳴く様な古びた小さな絵本屋さんに貴方が訪れた為に始まります。細やかな興味…扉を開くと居眠りをする老婆がひとりと壁一面に敷き詰められた絵本の数々が貴方を出迎えます。覗くだけ、心とは裏腹貴方の足は導かれる様に奥まで進んで行き…––そして、出逢ってしまうのです。貴方の人生を変える少年に。

「 やア、御機嫌如何？ 」

少年が指をぱちりと鳴らすと貴方が理解するよりずっと早く壁一面に敷き詰められた本達が鳥の様に飛び立ちあっという間に貴方を囲います。そして次にその視界が開けるとそこは真っ暗な森の中。貴方は宛らAliceの様、右も左も解らない摩訶不思議な世界に足を踏み込んでしまった様です。「 君には”悪役”の”その先の”物語を綴って欲しい。…そうさ、僕達には読み手が必要なんだ。悪役には”めでたしめでたし”も”おしまい”も何時まで経ってもやってこないからね。」木の上から謎々の様な言葉が降り注ぎ、そして溶ける様に消えてゆく。真っ暗闇の中で貴方は少年の不気味な笑みをその瞳に写したことでしょう。

「 …悪役達の墓場へようこそ 」



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【 舞台 】
／ 異世界。少年が導いたという事以外貴方は何も解らない。此処は物語が終わった後幸せになれなかった悪役達の行き着く先、即ち墓場だという。長年蓄積された悪役達の憎悪や想いが少年を作り上げ貴方をこの世界に導いた。


／ 悪役達の墓場
絵本上で悪役と呼ばれた者達が辿り着く森。木々にはぎょろりとした目玉が付いており、光を当てると目を閉じる。此方の動きを観察している様に感じる。木ノ実はどろおり溶けていてとても食べれるものではない。森の中にぽつりぽつりと立つ家々は何れもおんぼろ、時々森を駆け巡る動物達の色は全て真っ黒で不気味な赤の瞳を宿している。物語で成功を収めた者が『悪役』だと認めると悪役となってしまう童話の世界。それが偽物の悪役だとしてもそんな事は御構い無し、成功を収めた者こそが『正義』になる。そんな世界なのだから。



／ 女王のお城
森の中心部にはかの有名な『ハートの女王』の城があり悪役の墓場において命を奪った者を裁いている。不思議の国のアリスに出てきた女王で間違いはないがこの世界では如何やら警察官の様な其れらしい。


／ 物語の扉
ハートの女王の城の中に『物語の扉』と呼ばれる扉が存在する。その扉の先に広がるのは物語で成功を収めた者達が住む『御伽の世界』であり、例え悪役の墓場にいようとも『ハッピーエンド』を迎えると向こうの世界に行ける。


／ ハッピーエンド
物語の登場人物がが心の底から愛する者を見つけ結ばれた時、ハッピーエンドが訪れる。御伽噺の住人達が総じて夢見る、物語の結末であり悪役であれど同様の扱い。物語の扉を潜ることが許される。


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参加者様は『悪役』と呼ばれこの森に住む住人と出逢ってその者を『ハッピーエンド』に導いて欲しいのです。然し乍らこれは強制ではありません。『ハートの女王』の元を訪れ人間界に帰る手続きを終えれば元の世界に帰れます。悪役と幸せになり御伽の扉を潜るも、そんなことはどうでも良く現実の世界に戻る事を目的にするも何方でも構いません。どんな物語に成ろうとも、少年が望むのは『物語を紡ぐ事』であり悪役達が貴方と出逢った物語をどう結末付けようともいいのです。その物語には必ず『めでたしめでたし』か『おわり』が訪れるのですから。



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