名無しさん 2017-01-15 19:33:01 |
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~prologue~
魔族と人間は、150年という長い間戦争を続けていた。しかし、その戦争は100年前に人間側から勇者の存在が消えて以来、魔族優勢で進んでいた。
伝説の勇者を越す存在が現れること、それが人間に残された唯一の希望だった。人は、今日も祈る、魔王を倒す存在が現れることを。
~story~
少年は剣を振るい続けていた剣をピタリと止め、溜め息をついた。
「ダメだ、こんなんじゃ…」
限界を感じていた。自分の実力はこれ以上上がらないだろうと。魔王に敗れた自身の祖先と同じ実力止まりだろうと。
「弟はまだ10歳で、妹も7歳…共に戦うには早すぎる。まだ、待たなくちゃいけないのか」
魔王を倒すには、自分一人では無理だ。しかし、共に戦う仲間はいない。希望があるのは弟や妹だが、まだ小さいし、何より才能があるかどうかはまだ分からない。
「…成る程、強い」
「っ…誰だ!」
声がした。少年が振り返ると、そこには魔族の少女が居た。
「…誰だと聞いている!答えろ!」
魔族、少年は警戒し少女へ刃を向ける。
「落ち着け、戦いに来たのではない。…我は」
穏やかな口調だった。少女は言葉を続ける。
「魔王の娘だ。共に父を殺す者を探しにきた」
>2 レス禁
~character~
勇者の血を引く少年…名をフレイという。17歳にして実力・性格共に先代勇者と比べても遜色のない少年。子供の頃から戦場で血を見ていおり精神的には他の17歳と比べると成熟しているが、まだ若いゆえに未熟さや純粋さも持っている。 魔王の娘に対して最初は警戒心が全開であったが、徐々に心を開いていく。そして魔王の娘との交流を経て、魔族との共存の道を考えるようになる。
魔王の娘…実年齢50歳、外見17歳の少女。修行や特訓とは無縁の生活を送ってきたが、戦闘力はフレイに引けを取らない。ほとんど外の世界を知らず我が儘で自己中心的な箱入り娘。父を殺して魔王の座を奪い、その後邪魔になったフレイも抹殺するというのが当初の計画であったが、共に旅をする内に徐々に世界を知っていき、他者への優しさや思いやりというものを覚えていく。
フレイの弟・妹…フレイと同じく勇者の血を引く子供。弟は魔法、妹は剣術に長けている。
フレイ達の両親…父は膝に怪我を負ったせいで前線を引いた元兵士。母は魔導師の一族で魔法が得意。
魔王…魔王軍の総統。すべての魔物魔族の頂点に君臨する。娘と言えど、敵となれば容赦はしない残忍で非情な性格。
その他…随時考えて行く所存。
~caution~
ロル…極度なまでに受けに回るのは禁止。中身さえある程度出来ていれば文体は問いません。
ペース…一月の最低ラインは二人合わせての60レス。それを越える程度の頻度が最低条件です。無論、100や200、ペースは早くても全く問題はありません。
話の流れ…大まかな流れは、旅をして成長した二人が魔王を倒す、というものです。相談がいるところは相談しながらやっていきたいと思っています。
恋愛…必ず恋人にならなければならないという訳ではありません。そこもやはり話の流れで決めたいと思っています。
募集…魔王の娘を募集しております。
~profile~
名前…フレイ
年齢…17歳
性別…男
性格…正義感が強い。情に脆く、非情に徹しきれない。真面目。
容姿…父親譲りの黒髪に、母親譲りの赤い瞳が特徴的。身長は170cmを越えている。目はぱっちりと大きく二重で、力強く明るい印象を相手に与える。体型は、無駄なくしっかりと筋肉がついていてスマートな印象を与える。服装は魔法加工が施された服。格闘戦を想定し、拳による打撃の威力を上げる効果を持つ黒い革製の手袋。
戦闘…剣術を主にして戦うが、一番の得意は魔法と装備で強化された拳での格闘戦。
備考…真面目であるが異性に関してはウブで興味津々で、己の欲の前に正義感が失せることもしばしば。
(/レス解禁です。一応二人以上の方が参加を希望してくださった場合を考えて、選定式で募集します)
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