２０５号室　.　ひぼ　　

不本意だけど楽しめたンならいいよ…。いーえ、　(　むぎゅ、　)　…そうだねェ、あったかい。触れ合うのってなんか落ち着く、


俺より大分あるよー、俺へなへな。この年になると筋肉落ちるし体力も全然無くなるんだよなァ…。絶対無理だわ、笑って寝れない。ムービーも撮りたいし、　(　ふは、　)　……なァにそれ、甘えたがり、　(　頬ゆる 、 髪撫で　／　ゆるゆる、　)　……、うしお、つッたでしょ今！初呼び捨て、ふは、なんか新鮮、

　おう、すべすべしてて肌触り良かったぜ、 （ 　ふふン、 　） だよなァ、コタツも良いけど人とくっつくのがずっと良い。


　あー、それは分かるわ。昔の方が全然走ったり出来たしなァ、年取ッたって実感するわ。ふは、撮ってどーすンだよ、それ。 （　けらり、頭ぽんぽん。　） 分かンねェ……、けど。すきだなァ、って。 （ 　ぐりぐり、…へら。 　） ンん？そういや、呼び捨てしたことなかったか。……うしお、うしお。

す、すべすべなンてしてたのか……。　(　複雑、　)　コタツの方が温かいんだろーけどね、気持ち良いから、ひっつくの　(　けらけら、　)


すッごいおじさんくさいからやめようこの話。辛い。……たまに見返して笑う。しんどい時とか重宝しそうじゃない？　(　ぶは 、 　)　んん、そだねェ。俺も好き、　(　髪撫で 、 くすり　)　…何回も言われると照れる、けど、嬉しい、

　昨日、来れなくて悪かったなァ。やー、しかし今日も寒ィね、（　肩ふる、　）


　おっさンだろうよ、まァ良いけど。ふは、なにに使おうとしてンの。つーか、それなら直接俺のとこ来れば良いじゃねェか、（　頬ふに、　）そーか？じゃあ、たまーに呼ぶな。（　けら、　）

全然大丈夫〜。ンね、12月になっちゃってもー大変、　(　ヤレヤレ、　)


え、行ったら歌ってくれンの！？それなら毎日でも頼むけどいーい？　(　ぱあ 、　)　たまーに…。たまーにしか呼んでくれねェの、俺出来れば毎日が良いなァ　(　へら、　／　ぐでぐで　)

　そーだなァ、早いよな一年が。あと仕事が急に忙しくなる、やだねェ。俺お前とぐだーッとしててェわ。（　はあ、　）


　ンは、毎日来るつもりかよお前。まァ、気が向いたら歌ってやるよ、（　けたけた、 ／ わりと乗り気　）ン、そう？うしお、……や、なんかそー言われッと恥ずかしくなってきた。やっぱたまーに、な。（　片手ひら、　）

年末年始は地獄だよ本当。ねェ、毎日ごろごろできたら最高なのになァ　(　むむ　)


やッた、是非お願いします！もちろん録音する、　(　スマホしゅばっ　)　なんだそれ……、でも特別感あっていいかもなァ。伏見サンは、なンか呼ばれたいのとかある？　(　こて、　)

　ンお、悪ィ。返事したつもりでいたわ、うしおくんいるかね。（　ソファぽすん、ぽてちぱり。　）


　結局録音するのかよ、あと今は気ィ向かねェから歌わない。（　けたけた、頭なでり。　）だろー？……うん？俺は別にいいよ、伏見さんでも伏見でも。それに今のままのが、なんかお前ッぽくて落ち着くしなァ、（　へら、　）

…… 　( 　むす、 　／ 　子供、　) 　…俺も食べる、 　( 　ひょい 、 ぱりぱり 　)


ッえー、じゃァ気が向いたら言って、録音するから！！ 　( 　ういんくぱちこーん 　) 　伏見サン、でいいの？…ふ、そっか。それならそれで良いや、 　( 　ふは、 　／ 　ぎゅぅ、 　)

　悪かったッて、……うん？気に入ったンなら食うか？（　袋ずずい、　）


　わーッたよ、……お前ウインク上手いな、（　真似してぱちん、　／　両目閉じた。　）そ。それでいーんだよ……ン、やっぱ落ち着くわ、（　へら、…すり。　）

……俺のり塩派　(　ぱりぱり、　)　欲しいのはポテチじゃないンです、ッと、　(　袋ささ、　／　額にちゅう、　)


……ッ、ふ、ふは、はははは、伏見サンウインク下手…、ひ、お腹痛いィ、ひィ　(　げらげら、　)　……なンか猫みたい。甘えんぼ、　(　なでり、　)

　あー、俺も好きのりしお…………ッ、ンお。びっくりした、うしおくん、結構普通にやるよなァ、こういうの。（　目ぱち、…頬ぶわ。　）


　なッ、おま…ンな笑わなくても良いだろ！普通そんなしないだろ、ウインクとか！（　むッッす、　／　拗ねた。　）猫？……にゃあ、ッてか。（　耳許でぽそ、ぶは。　）

……たは、びっくりした？　(　けろり、　)　あァ、スキンシップ激しいッてよく言われる。…嫌だった？　(　顔覗き、　／　眉下げ　)


だッ、て、両目、瞑って、ひいィ、！ほんと最高、かわいい、　(　お腹抱え 、 収まらない様子　)　ッ……、クるから、そーゆーの　(　ぼふん！　)

　…いや、別に嫌じゃ、ねェから……。ンな顔近付けんな…、（　目元片手で覆い、顔ふい。　）


　かわいくねェよ……、あーもう。ンな笑うなッて……、（　口端にちゅう、……ちら。　）ンは、うしおくん顔あかい、（　けたけた、頬ふに。　）

……初心な反応だねェ相変わらず、　(　くす、　)　顔近いの苦手ー、？　(　ぐいぐい　)


笑いとまんな、ひ、ッ…、！？ ……ダイタン、ですね伏見サン… ッん、　(　けらけら 、…ぱちくり。　／　負けじとちゅう　)　いきなりにゃあとか言ってくる伏見サンが悪い！いきなり過ぎて心の準備ができてなかった…　(　早口、　)

　うるせ……、おじさン久々なンだよ。こーいう若者みたいなの…、（　眉根寄せ、うぐ。　）あー、もうやめろ…！（　相手の口許に片手ぽすん、　）


　お前が笑ってばッかで、全然収まる気配なかったから……、…ッ、お前のがよっぽどじゃねェか…、もーいいや。…ん、（　頬ぶわ、…両手拡げ。　／　じィ、　）おーおー、若いなァお前。ただ、おっさンが猫の鳴き真似しただけだろォ？（　ぶは、肩ぽんぽん。　）

俺だって久しぶりだよ、キスとかもう何年ぶりだろーってぐらい、　(　ふは、　)　んぐぐ。ははひへふひひはん、はへへはひ　(　もごもごもご　／　解読不可能　)　


……ふは、さすがだなァほんと。…、落ち着く。温かいねえ、　(　…頬ゆる、　／　とてとて、…ぎゅ　)　その猫の鳴き真似ッてのが駄目なンだってば…。無自覚鈍感、　(　ため息、　)

　それで、あんなん出来るのか……、…なんかずりィ、俺もしたい。（　ふす、顔ぐぐい。　）……、…『　離して伏見さン、喋れない　』？（　両目きらン、　／　▼気分は探偵。　）


　、…そ。これ欲しかった、今日も寒ィもんなァ。あーどうしよ、このまま寝たい。（　ぎゅう、へら。　）ンは、面白いねェうしおくんは。……あとな、俺は狙ってやった。にゃあッて、（　ふふン、…目ふい。　／　言ってて恥ずかしくなった人。　）

　忙しいしンかね、うしおくん。おじさンまァだ待ってンよ。ああでも、もう離れたいとかだったら、一言ちょーだいね。（　たはは、　）

　あー、と。お前もう来ねェかな。仕事が忙しいのか、それとも俺に飽きたのか……後者だったら良いな無理しなくて良いだろつって。悪ィな、おじさン多分もうすぐ来れなくなるから、打ち切りを申し出たい。そうだな、クリスマスまでに返事が来なかったら、そういうことだと思っておく。