平行世界

すまないな。

勇者？

そだよ(*´ω｀*)僕の中でアルをこの世界の勇者に決めた。でも一番は僕だよ。

俺が···勇者か···

退屈とは無知と同義。
知っていることが多ければ多いほど世の中は楽しくなる。

どしたの？やだ？もしかして悪役？

いや、嫌ではない。
だが、俺には合わない気がしてな。

こんちは(^^)名無しさん。ちょっと難しいけど、僕が無知って事？

いや、大丈夫。アルに合ってる。

そうか···

そだよ(^^)いいじゃん。僕が思ってるだけだから。もっと色んなキャラの人来てくれればもっと楽しいんだけどね。

楽しいということは理解していることを前提に成り立っている。
ルールがわからなければ鬼ごっこにも参加できない。
三角錐の上に立方体が置けないということすらもわからなければ積み木であろうと退屈だろう。
逆にルールがわかればどんな複雑な競技であろうが参加することができる。
理解していれば荘厳な城を設計することもできる。
知識とは見識であり、ゆえに知識の広さは見識の広さでもある。
退屈ということは自分が楽しいと思える状況に自分を置くことができない見識の狭さが原因だと考える。
故に退屈とは無知である。

そうだな。

( ☆∀☆)名無しさんすごいね‼こっちの世界の学者さんだね。

アル、名無しさんの言った事理解できるの？

ああ、分かるぞ。

すごいね。僕は無知だ。リアでもバーチャルばっか考えてるからね。

すごくはない。

別にそれでも良いと思うぞ。

ありがと。アル優しいね。でも、もう退屈してないから無知じゃないのかな。まぁいいや。名無しさんまた助言よろしくです。

いや、俺は優しくない。

そうか、だがお前は元から無知ではないと思うぞ。

いいよ。名無しさんの長文あんまり理解できなかったし。ありがとねアル。ｿｰﾄﾞ使いは頭より体で反応するからへーき。