とある二人の災禍祓いの部屋

あぅ…んむ…(深くキスをされると舌を絡ませて、相手の首に腕を回して)

ん…ん(抱き締めながら舌を絡ませゆっくりと押し倒し頭を優しく撫で)

…(押したおされると相手と身体を相手に密着させ、より深いキスをして)

…(深いキスに酔いしれ、数十分後にまたベッドに横になっており)

……流石に疲れたかも…(布団を鼻の下まで掛けて、顔を赤くしながら相手に告げ)

…そうだな。ゆっくりするか(天井を見上げながら相手をチラッと見ると頬を赤らめ天井を向き)

うん…櫂斗も…疲れてるでしょ…？(相手の方を向いて小さな声で聞いて)

まあな。少しだけ眠くなって来たな(大きな欠伸をすると顔だけ相手の方に向け微笑み)

寝る…？(寝転んだまま首をかしげて)

ああ。少し寝る。おやすみ(頷きゆっくりと目を閉じるとそのまま寝入ってしまい)

ん、おやすみ…(ぽんぽんと優しく櫂斗の腹部を撫でて)

…zzz(眠っているが時折うわ言で『行くな』と告げると涙が頬を伝い)

…私は何処にも行かないよ…(相手が寝言で「行くな」と言っていると、たとえそれが自分ではない誰かだとしても、優しく涙を拭い返事をして)

……(翡翠の声が聞こえたのかいきなり目を覚まし翡翠の方を向き息を切らし夢かと呟き)

……おはよ…(相手がいきなり目を覚ますと一瞬驚くが、冷静に挨拶をして)

…ああ。おはよう(冷静さを取り戻し『寝覚めと心臓に悪い夢を見た』と呟き)

…どんな夢…見たの…？(小さく首をかしげて相手に問い掛け)

……翡翠が幽門と呼ばれる門に吸い込まれてしまう夢だ(んな事は無いだろうと首を横に振るがその夢を覚えているのか額に軽く汗が浮かび)

…幽門…？なにそれ…(初めて聞く言葉を相手に聞いて)

…鬼神や妖怪が出てくる門を事だ(大きく伸びをしながら『まだその門を見た事は無いけどな』と付け足し)