狂眩[BML/指名式]

>>15 / 柘榴


どうしたんだい、柘榴。何か悩み事でもあるの？

(綺麗に整頓された白を基調としているキッチンにて香りの良い紅茶を淹れてから、美しい色合いの花弁を一枚手に取り、別のカップに入ったミルクの中へ添えるように落とし。そうしているのも、ドールにこういったものを与えると命が延びると聞いたからであり。あくまで耳に挟んだ程度の噂である為にこれは無駄な事なのかもしれないと思いはするが、何事も試すのは大切だと考え至り。その二つを両手で持ち、愛しいドールへ歩みを進めれば、何か思い耽っている様子の姿を見て柔らかな口調で話し掛け。窓際の空いたスペースの相手側にミルクを置き、自信は隣に腰掛けて紅茶を飲み)



(/有難うございます！文章の表現の仕方が綺麗で見入ってしまいました…。執着心と独占欲の強い優男な息子ですが、何卒宜しくお願い致します！)

＞朝比奈

(ぼんやりと記録に浸る時間は温かく擬似的にも自分が人間であることを体験させるようで、他愛のない出来事、それは優しい声をかけてくれる主の姿、ただ見ている記録の中にだって幾つも――手にしている飲み物は自分が用意したものではない、主自ら仕度をしたものだと気付いて表情こそ変化は無いが肩を僅かに揺らして「――理斗さま、何か御用事がある時は柘榴に申しつけをって言ってるでしょお。理斗さまに仕事をさせていたら、柘榴の存在意義は無くなりますのに」贈る言葉は注意と言う訳じゃない、主がそろそろ飲み物を欲するだろうと言う察しが出来ない自分に対する歯痒さか。少しばかり拗ねるような視線を向けて「それが柘榴の悩みですよお」強ち嘘ではないが結局は機械人形に本心など生まれるはずもなく、過去の会話の中からこのタイミングで向けるに相応しい冗句を一つ「ありがとうございます」花弁の浮かぶミルクは自分が口にできるもの、味はわからないが視界に入る優しい白と花弁の鮮やかさは主の優しさを具現化したかのようですらあり先ず先にとお礼を告げて)

(/そのように感じて頂けてとても嬉しいです！朝比奈さん本体様の書かれる文章もとても情景が分かり易く参考にさせて頂いてます！　それではまた何かありましたお気軽に呼んでください！)

(/ こんばんは！お人形が好きでお邪魔させてもらいました。よろしければ鬼灯さんのkeepをお願いします！ )

＞No.21様
(/お声掛けありがとうございます。鬼灯のKEEP承りました！KEEP期間は24時間となります。)

(/ 先程鬼灯さんをkeepさせてもらったものですが、プロフを作る前に⋯。今16歳の感情がころころ変わるやや情緒不安定気味の買い手を考えているのですが、多分好き嫌いが別れると思うので予め。もし苦手でしたら言ってくださいー！ )

＞№23様
(/わざわざご確認をありがとう御座います。情緒不安定な性格は問題ないのですが、人形自体が高価なものと言う設定ですので買い手様には若くとも20代半ば程から、実年齢精神年齢共に高めでお願いしたい所存です。もしイメージと違うという場合でしたらkeepの取り消しも大丈夫です。折角確認して頂いたのに申し訳ないです！)

(/ お答えありがとうございます！えっと、人形を買ったのは父親でそれを息子に与えた、というのはありになるのでしょうか？結局息子は実年齢精神年齢共に低いままですが⋯。あ、でもそれだと食い合いみたいなのとは何か違ってきちゃうような気がしますもんね>_< )

＞№25様
(/飽くまでも自立をされた方と言うイメージでして、と言うのも私が受け希望でしたり受け寄りリバ希望と言うお子様が得意じゃないという事も理由の一つに、年齢が若かったり背が低かったり子供的である子が不得意だったりです(><)！こちらがお互いが攻めであると言うのが前提の食い合いトピでありますので、元の規定と少々食い違いになってしまうかと(><｡)！)

(/ 了解しました！ご親切にありがとうございます！違う子を連れてきます故、そのプロフが大丈夫そうでしたらよろしくお願いします！^^ )

＞№27様
(/細々と申し訳ございません！それでは引き続きお子様のプロフィールをお待ちしております！)

>>20 / 柘榴


＿良いかい？俺にとって君の存在意義は、仕事をさせる事じゃないんだよ。

(口元へ寄せた紅茶のふんわりとした鼻をくすぐる匂いに、幾分気持ちが安らいでいくのを感じていれば、何処か拗ねたように此方を見つめる相手に視線を移し、息をついて優しく微笑みかけ。彼にとっての存在意義というものが、主の意のままに動く事、主が楽になるよう仕事を請け負う事であると思っているのが少し心苦しくも感じ。相手の綺麗な髪の毛をポンポンと触れてから梳くように撫で「傍に居てくれるだけでも、俺は十分に幸せだし…ね？」あまり気負う必要は無いと安心させるつもりで述べ。ミルクを差し向けた事に感謝の言葉で返すのを聞いて「どういたしまして」と双眸細め、満足げな表情浮かべ)



(/おおぅ、そんな風に言って頂けると嬉しくてニヤニヤしてしまいます！ 了解しました！では背後も失礼致します…)

「人形ねぇ。まぁ、ものは試しかな」
「好きなんじゃない？ほら、恋愛観なんて人それぞれだし」

名前：夏目葉一( ﾅﾂﾒ ﾖｳｲﾁ )
指名：鬼灯さん
年齢：24歳
身長：175cm

容姿：色素の薄い柔らかな茶色の髪は顎より少し上のラインで切り揃えられており横は若干内側入り。所々が無造作に跳ねてはいるが所謂前下がりボブ。前髪は適当に切られていて大体が瞼の辺り。光の当たり具合によってはクリーム色のように見える。瞳はやや猫目気味の髪より濃い茶色。痩せ型ではあるものの、服の下には薄く筋肉もついている。着るものに特に拘りがなく着れれば何でもいいという適当な考え。外出する時は茶色か黒のロングコートを羽織っている

性格：いつもヘラヘラと人の良さそうな笑みを振り撒いており男女問わず人気者であるが、わりと偽善者で利己的。人との間に必ず一線を引きそこから出てこようとはしない。が、他者にはその線をわからせまいと上手く立ち回る。よく喋るがどれが嘘でどれが本当かは謎。自分の感情、気持ちに嘘をつく事も多々。表面上には出さないが毎日が酷く退屈で、何の意味ももたないものだと思っている。時折皮肉めいた事を言う事も。

備考： 一人称俺、二人称君・名字や名前。しかしそれはあくまで表で、滅多にないが感情が高ぶったりした時はアンタやお前呼びになる。両親共に外国へ働きに行くようなお金持ちの家で幼少時は事務的なお手伝いさんに育てられた。本人曰く寂しさは大人になり忘れたらしい。今は小さな喫茶店で適当に働きながらの暮らし。外国にいる父親から仕送りのようなものが来るが、それをどこかで嫌悪している。
(溜まった仕送りをなくしてしまおうとたまたま何となしに立ち寄ったお店で高価な人形としての鬼灯さんを見つけ購入。甘よりは日々の日常をシリアス入れつつでお願いしたいです)



──さて、どうしようか。
( 喫茶店での勤務が終わり漸く寛げる空間として真っ先に思い浮かぶだろう自らの家で、それこそのんびりとテレビでも、と思っていた矢先のインターホン。相手が誰かわかるのか立ち上がり浮かべる表情は嫌悪に染まるもので。案の定、毎月必ず来る見慣れてしまった封筒持った郵便局員が現れれば先程の表情とは一変、人の良さそうな笑みでそれを受け取り。そうして中身を確認する事もないままにそれを机へと放ると、一つ小さな小さなため息をついた後、嫌と言う程に溜まってきた同じそれをいい加減なんたかしなければと考え巡らせて )


(/ 先程はいろいろとありがとうございました！プロフができたのですが、主様の苦手な感じにはなってないでしょうか⋯？もし難しいようでしたら遠慮なく言ってくださいね！ )

>睡蓮

(/予想外の展開になるのも大好きなので、こちらからこうしたい、ということはあまりないかもしれませんが、もしありましたらよろしくお願い致します。主様もこういう絡みが欲しいなどありましたら、気軽におっしゃって下さいね！
それと、少々お伺いしたいのですが、スイレン君は睡蓮、でよろしいのでしょうか？それとも、水連なのでしょうか…？今回は募集していた名前の睡蓮、とさせていただいておりますが、水連、の方が正確なのであれば、次回から修正させていただきます)


楪、で構わないよ。木編に葉っぱ、で、ユズリハ。僕は君のことを睡蓮と呼ぶから。……綺麗な瞳だ、もっとよく見せてくれる？

(光が反射してキラリと輝く透き通った黄金の瞳は、そこらの宝石など比べ物にならないとはっきり言ってしまえるほどに美しく。変わらない表情であっても、パッと見は美しいだけの人にしか見えない完成度に、内心とても驚いているのだけれど、表に出るのは軽く目を丸くしたことくらいだ。膝をついて、叶うならば両手で相手の頬を包み、グッと顔を近づけてしまいたい。できないならば無理強いはせず。その行為が叶うにせよ叶わないにせよ、ゆったりと口を開いて。
｢キミにはこの屋敷での家事と、僕の世話をしてもらいたいと思っているんだけれど、何かドールについての注意事項はあるのかな？……恥ずかしい話ではあるけれど、ドールについて詳しいことはよく知らないんだ｣
定期的に、とあったが、具体的には何日に一度、もしかすると何時間に一度、愛を込めて抱き締めなければならないのか。また、水などに弱いのであれば、水場の清掃や洗濯、炊事は少々難しいものがあるだろう。目を合わせたまま軽く首を傾けて相手へ問い)

＞朝比奈

(人間に例えるならば骨の髄まで、主の為に働き動く事を染み込ませた身分にとって仕事をさせることが自分の存在価値じゃないと言う言葉は自分の全てを真っ逆様と翻す事と同じ意味を持ち。それでも作られたばかりの新品人形であれば主の唇から出る言葉が世界の全て、他の主を知らないと言う事無知こそ罪であると言う様に彼の言葉を鵜呑みにすることにすれば撫でる言葉のままの意味で糸である髪の毛に触れるその手を目の動きでぼんやりと追い掛けて「理斗さまがそう言うなら、当て違いでも正解でしょおね。」働かなくて良い人形なんてジリジリと全身を血管の如く巡るコードが痛くなるほどの違和を訴える言葉でも、向けられるミルクに手を伸ばし「柘榴は理斗さまに長生きして貰わなきゃ困ります。だから柘榴も一緒に長生きしちゃだぁめ」壊れる事無い限り永遠と生きる自分と違う、優しく柔らかい手は人間であることを強く知らしめるようで折角もらったミルクを彼へ差し出しつつ遠回りに断るような、それでいて主に嘘が付けない変な真面目さから嘘も言えずに言葉を告げて)

＞夏目様
(/とても素敵なお子様をありがとうございます！不備御座いませんのでお相手を宜しくお願い致します。鬼灯が届いた所と届いてから暫く立ったところと始まりはどちらが宜しかったでしょうか)

＞鉄
(/私のパソコンの変換ミスです…！正しくは睡蓮で間違いありません！気付かずに申し訳ないです><！)

楪様、とても素敵なお名前です。――楪は白く凛とし他を思いやれる美徳を掲げた素敵な花、主様も例に漏れず素敵な方とお見受けしました。(見上げる主は自分とは対照的な色を印象に残す様に顔周りで揺らし、教えられるその呼び名を呼び捨てにする程無礼に成れず変わらずに様を付けて、此処に住まう為の自身の役割と言う物を完結ながら説明されれば役割が有る事こそ自身の誇り、そう言わんばかりに今一度ピシと背筋を伸ばしつつ自分の存在する理由を作ってくれる主に対して抱いた感想を言葉にして。口角をキュと引き締めるように、新たな主に恥を一つかかせまいと気を引き締めた雰囲気で「楪様が望む事が僕の生きる意味です。主様はただ必要なだけ僕に命じて頂ければ――それが僕の幸せになります」言葉に嘘偽りない、だからこそ贈る言葉にも一音一音を確りとはっきりと発音する事が出来、勿論無駄に高値な訳ではないので水の扱いに難が有る訳でも無く口元に小さく笑みを浮かべては「楪様がお手隙でしたら、一度だけ場所の説明をして頂いても宜しかったでしょうか」もちろん自分が主の邪魔になっては論外であるため、強引さは無く飽く迄も頼めるならばと言う低姿勢にてそれを頼み)

(/ ありがとうございます！では、届いた所からでお願いします！ )

＞夏目

(最後にアンティーク造りの箱の扉が開いたのは遠い夏の日だったか、記録の中ではひどく昔のはずなのにそれをえらく最近の事に思うのはそう願いたい願望の為かそれとも故障が近づいていることによるエラー現象かどちらでも別段関心は無く、次に扉が開くのが廃棄場か主の元か、自分の命運を握る現実ですらもうどうでも良いと短絡的なまでに諦めを。瞼を開けても閉じても見える景色が暗闇ならば、次第に自分が目を閉じているのか開いているのかすらも曖昧になり始めて時間ばかりが延々と進み。そうして今日、今また扉が開かれることにすら気が付かぬままに瞼をあぁ重たいと言わんばかり力なく落としていて）

(/それでは届いた場面ということで鬼灯を出してみます。背後は消えますが、何かありましたらまたお声掛けくださいませ。)

> 鬼灯


やぁ、おはよう。気分はどうかな？
( 父親が毎月、まるでこれさえちゃんと送ってやってるのだから文句はないだろうとばかりに送り付けてくる仕送りを使い果たしてしまいたい衝動に駆られて購入したのが人形で。寄付でもなんでもすればよかったのにあえて形に残したのは何処かでまだ思う何かがあるからだろうか。そんな見え隠れする気持ちに蓋をするようにして一つのため息を。数秒後、ゆっくりと箱を開ければ果たしてそこにいたのがとても美しい人形なれば、その容姿に一つ、先程とはまた違う歓喜のような息を漏らし。そうしてにっこりと浮かべた笑みのままに箱を覗き込むと、表情とは裏腹にどこまでも淡々とした音色で以てそう言葉かけて )


(/ ありがとうございます！はい！改めてよろしくお願いします^^ )

>睡蓮

(/いえいえ、あっていたのでしたら良かったです。それでは背後はそろそろ消えますので、また何かあれば、声をかけてくださいませ)

ありがとう。睡蓮もとても綺麗な名前だ。蓮では天へ行ってしまうから、形の少しにた睡蓮という名にしたのかな？天へ行ってしまったら、現世から美しさが損なわれてしまいそうだ。

(清らかさを彷彿とさせる白と黄金は、深い闇をかき消すようで。ピシリと張った空気に口元へ曲げた指を当て、小さく声をあげて笑い、そう堅くならなくてもいい、と口を開く。
｢この屋敷には僕しかいないんだ。……少し、病を患っていてね。治るまでか、はたまた死んでしまうまでか、ここで暮らすことに決めている。……あぁそうだ、僕が死んでしまったら、それを伝える役も睡蓮にお願いすることになるね｣
言えば、相手から返ってきた答えと、その真剣さに今度こそ驚いたように表情を変えて。立ち上がり、相手がまだ膝をついているようであれば、手を下の方へと伸ばして、相手も立ち上がっているならば、上へと手を伸ばし、相手の髪を緩くかき混ぜようとする。
｢……ありがとう、頼りにさせてもらうよ。時間はたくさんあるし、ゆっくりと散歩がてら案内しようか。屋敷を一回りする頃にはお昼時かな｣
そういえば相手の手へと右手を伸ばして、手を繋げるならば繋いだ状態で歩き始めてしまおうと。向かう先は、先ずは中庭。紫陽花が咲き誇り、青葉が生い茂る木々が並ぶ場所へと足を向けて)