魔王 2016-06-09 00:55:29 |
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『世界観/プロローグ』
先代魔王である父に訊いた事がある。何故、世界を征服しようとしないのか、と。
父はこう答えた。
「俺は人間が好きだ。だから、人間の為になることをしたい」
父は魔界でも変わり者として有名だった。魔王としての実力は抜きん出ている癖に無益な殺生は好まない人。その上、人間が好きだというのだから変わり者ここに極まれり、だ。
しかし、人間が好きだというのなら人と共にひっそり暮らせば良いのではないか。
「それじゃあ駄目なんだ。俺が来るまでのこの世界は、人間同士の争いが絶えずそりゃあ醜いもんだった。俺としては人間同士傷つけ合う姿なんぞ見たくはない。だから──人間達にとって共通の敵が必要だと考えた」
人と人が共に手を取り合うような世界。それを創り上げるべく魔王は"魔王"になったと言う。
その偉大な背中に僕は憧れた。その覚悟に僕は心を打たれた。
そして僕は、
魔王となる決心が付いたのだった。
『世界観/これから』
僕が現魔王となってから暫く。いつも通り民を脅かし、決して人を殺さないよう気をつけていたある日のこと。この世界に突如として魔王が現れた。僕とは"別の"魔王だ。
どうやら魔界の連中はいつまで経っても世界を征服しようとしない僕に痺れを切らしたらしい。
現在この世界に存在する勇者ではこの魔王には太刀打ちできないだろう。
そこで、僕の事情を知っている勇者はこんな話を持ちかけてきた。
「マー君、お願い。私の教え子──勇者見習いの子達を代わりに育てて欲しいの」
魔王を倒すなら魔王に。そういうつもりらしい。ふざけた話ではあるが、理にかなっている。僕は制止する家臣達を振り切って、彼ら勇者見習いを受け入れることにした。
そう、この──魔王城に。
『ルール』
・このトピでは[メイン]と[日常]を分けています。[メイン]は魔王による勇者見習い達の成長ストーリーが主軸となりますが、[日常]は戦闘から一切離れほのぼのとした展開にしていこうかと考えてます。また、[メイン]のみ参加、[日常]のみ参加は許可しておりません。必ずどちらにも顔を出すように。但しメインはドッペル無しなので、自分が発言する必要がないと感じたら無理に発言する必要はありません。
・ロルも[メイン]と[日常]で変わってきます。[メイン]のロル数は100字程度、[日常]のロルは豆とします。
・[メイン]は戦闘が多くなる事が予想されます。戦闘ロルが苦手な場合は、戦いが苦手な職業を設定される事を勧めます。
・恋愛は自由ですが、恋へ発展するやり取りは[日常]の方で行ってください。
・上でも申し上げましたが[メイン]はドッペル禁止です。同じ場所にいる人の最後のレスに絡むように。[日常]はドッペルありです。
・[メイン]の進行は基本的にチームでの行動が多くなります。それを踏まえた上でご参加を。
・敵陣は基本主が兼任しますが、他の参加者の方に複役をお願いするかもしれません。
・勇者見習いは最初、RPGで言うlevel1の状態から始まります。魔王軍と勇者はある程度強キャラを許可しますが、最強設定は無しで。
・異世界からやって来た、という設定もありです。例えば地球の日本という場所から召喚された日本人とか。
・ルールは今後追加される事が予想されます。
『非募』
・魔王(主)
『募集』
≪魔王軍と勇者≫
チーム〈ダーインスレイヴ〉
・魔王軍 重臣(男)
・魔王軍 メイド長(女)
・勇者(女)
≪見習い勇者≫
チーム〈えくすかりばー〉
・委員長(女)
・胡散臭い奴(男)
・人見知り(女)
・無口(男)
チーム〈ふらがらっは〉
・冷酷(男)
・ドS(女)
・ドM(女)
・叫ぶ系ツッコミ(男)
チーム〈れーゔぁていん〉
・熱血漢(男)
・クール(女)
・分析家(男)
・天然(女)
チーム〈ぐらむ〉
・ひょうきん者(男)
・オカマ(男)
・**(女)
・ツッコミ(女)
(/すみません、早速ルール追加です!)
『追加ルール』
・keepは24時間
(/そしてチームぐらむの**はボ ケです。
以上、レス禁解除します!主のPFはこの後提出します。参加の意思があるという御方様がいれば、keepだけして主のPFが投稿されたらそれを見ながら作成しても構いませんよ\(^o^)/
それでは、皆様の参加をお待ちしてます!)
名前 レイヴ・アーノルド
性別 男性
年齢 11111歳
能力 魔王化
得物 無し(強いて言えば拳)
性格 一言で言えばとにかく人に対して優しすぎる。少しでも人間を傷つけたものなら三日三晩はそれを後悔して後悔して最終的に熱を出す。あまつさえ傷薬を持ってお宅訪問しようとした程。人間だけでなく家臣に対しても優しく、少しでも負担を減らすようにと仕事は率先して行う。そのせいで家臣からは「仕事がねぇ」と逆に文句を言われた過去がある。我が身を省みない性格でもあるが、そのせいで自身が傷つくことはない。圧倒的な自然治癒能力を持ち合わせているせいで体力は有り余っている。
容姿 普段の姿は人間と何ら変わらない。母親譲りの透き通るような金色の髪は一切の混じり気がなく、神々しさすら感じる。肉体は一般的な男性のものとほぼ同様。ただしそれは人間化している場合の話。ひとたび魔王化すればかなりのムッキムキ。黒のマントを愛用しており、人間時であろうと羽織ることを信条としている。
備考 勇者見習いの子達を我が子のように可愛がり、しかし立派な勇者へと育て上げる為にも時には厳しく接する。基本的には悪魔人間限らず他者に対して力を振るうような真似はしないが、一度キレると手が付けられない。実のところ魔王としての実力は最上位クラスを誇るが、魔界が有する十大魔王への名の登録を固辞した。
(/おおう!?またもや希望者様が!24時間以内という制約はありますが、事情があれば延長も可能ですので遅れそうな時は遠慮なく仰って下さいね!PFお待ちしてます)
(/>8の者です。一つ質問なのですが勇者見習いは既に魔王との邂逅を果たしているのでしょうか?所謂Lv1相当との事ですのでまだそれ程深い関係では無い、もしくは出会った直後あたりからの開始でしょうか。PF作成の参考にしたいのでお手数ですが回答よろしくお願い致します)
>11
(/大変遅くなってしまってすみません!質問の件ですが、魔王とは出会ったばかり。勇者に連れられて軽く挨拶をした程度、という親密度にしようと考えてます。なので魔王に対して敵対心を抱いていても良いですし、いきなりの出来事に戸惑っていたりというのも結構ですよ!)
>12
(/参加希望と質問ありがとうございます!勇者との出会いはお好きなように設定していただいて構いませんが、ただ勇者の性格を決めるような記載は控えていただくと助かります。例えば『正義感が強い勇者の手によって助けられた』みたいな記載はNGですね)
名前 グレース(村民なので姓はない)
年齢 19歳
能力(体質)
・体が海水
・体の形を自在に変えることができる(体積を増やすには水の魔法が必要)
・外傷を負うと体が水しぶきとなって飛び散る(痛みはない)
・飛び散った身体を元に戻すには魔力が必要。魔力がない状態で攻撃されると再生できずに死ぬ
・火球を飛ばす、雷撃を放つ…などができない代わりに、その魔法の性質が体である水に宿る(火の魔法だったら熱湯化、土の魔法だったら泥化など)
性格
田舎ものらしく実直で世間知らず。これまで生まれた村と近隣の少し大きな街しか見てこなかったので、目に映るものすべてが新鮮で感動しっぱなし。好奇心が旺盛で、一度気になったことはとことん追求する。が、集中するあまり周りが目に入らなくなることもしばしばで、ポカをやらかすこともある。咄嗟に言葉を話そうとすると訛りが露呈する。物事の判断基準がド田舎の村人のままなので、たまにトンチンカンなことを言う。
容姿
拙作ですがフリー素材を元にドット絵を作ってみました
http://ux.getuploader.com/seichat/download/3/sei.png
【生い立ち(経緯)】
要約
①でっけー真珠見っけた!
②間違って食べた!
③不思議な真珠パワーで体が海水になっちゃったけど偶然居合わせた勇者様のおかげでなんとかなった!
④勇者さまにスカウトされた!ついていこっと!
⑤なんかヤッベーところに来ちゃったよ… ←いまココ
詳細
辺境の漁村出身。漁師の父がいる。魚の塩漬けの加工や珊瑚の捕獲をして、それを近隣の街の市場へ卸しに行くことで生計を立てていた。ある時、いつものように海に潜っていると、珊瑚の隙間に目映(まばゆ)い輝きを見つける。近寄って手に取ってみると親指の爪ほどもある大きな真珠であった。真珠を家に持ち帰り、父と使い道を話し合った結果、真珠は手放さず、嫁入り道具として髪飾りの細工に用いることになった。街の彫金師に加工を依頼するために、海産物を載せた荷台と共に村を出立した父娘であったが、道中、不幸にも金品目当ての盗賊に襲われてしまう。とっさに真珠だけは奪われまいと口の中に含んで隠そうとしたが、動揺していたせいもあり、誤って真珠を飲み込んでしまう。すると、見る間に全身が透き通り、そのままぐにゃぐにゃと崩れ落ちてしまった。これを不気味がった盗賊は一目散に逃げだし、父娘は事なきを得たのだが、問題は水のような身体になってしまった娘。幸い声を出すことはできたので、真珠を飲み込んでこうなってしまった旨を伝えると、これは呪物の類ではないか、と見当をつけた父の手によって半ば無理やり瓶(かめ)に押し込められ、街の呪術医の元へと駆け込む。しかし、結局治療法は見つからず、その後、方々を歩いて回った結果、たまたま街に滞在していた勇者に出会う。元に戻すことはできないが魔法で外見を取り繕うことはできるかもしれない、とのことで、勇者の指導の元、数週間の魔法の訓練を経て、自身の姿を人の形にまで整えられるようになる。この訓練で水の身体が魔法に優れた適正があることが分かり、世の為になれるなら…と、そのまま勇者に弟子入りする。父の元を離れ、勇者と共に行動。新たな魔王の出現により、旧来の魔王の城へ。
(/ふぅ。久々に設定厨の血が騒ぎました。天然水な天然娘です。ご検分くだせぇ)
名前 エリン・ウェイズ
年齢 17才
能力 アナライズ
意識して相手を見ることで目に魔法陣が浮かび、相手の身体能力や能力などを解析する。知性のない魔物や猛獣なら姿をとらえるだけである程度の情報を読み取れるが人型や知性のある生き物、遥かの格上生物に対して等は相手の癖を見つけたり相手の能力の一片を見たりしてとっかかりを見つけないと詳しく解析できない。
性格
常に冷静で責任感が強く真面目、悪く言えば融通が利かない。人間観察が趣味で本質を見抜く目に長けている。研究者気質で一度考え始めると誰かが声をかけるまで、下手をすれば声をかけても自身の考えに没頭している事も。本質的には優しいが元々神経質な性格も合わさり敵城のど真ん中に居るストレスで最近はピリピリしている
容姿
少し癖のあるアッシュグレーの髪は後ろは肩まで、前は目の上あたりで切りそろえられている。鋭い目の上から縁の薄い眼鏡をかけており、真一文字に閉じられた口も合わさり不機嫌そうに見られることが多いが本人は別にそんなつもりはない。服装は派手な装飾が施されたタキシード、魔術媒体として赤い宝石が埋め込まれたリングを指に着けている。細身だが最低限の筋力はついている
備考
勇者としての素質を見いだされ幼い頃に伯爵位を持つ貴族に養子として引き取られた。利益を求め引き取られたとはいえきちんと愛情を注いでくれた両親を邪険には扱っていない。勇者とはかくあるべしと育てられたため少し民衆の正義に対して盲目なきらいもある。勇者の事を強く尊敬していたが魔王に自分たちや世界の命運を託した(と思っている)事を聞き自身の中での像が揺らぎつつある。また、初めて魔王に謁見した際まるで本心から人間に嫌悪を抱いていない、どころか好意まで伺える言動を見て自身の観察眼すら欺く程の力量かと警戒を強めている。戦闘スタイルは幼い頃からの訓練で身に着けた魔法で相手の攻撃パターンなどを伺い、隙を見つけそこに付け込むヒット&アウェイ戦法。長期戦になりがちなのでパワーでゴリ押してくるタイプには弱い
(>8の者です。規定の時間を大幅に過ぎてしまい申し訳ありません。漸くPF完成いたしました。まだkeepが有効でしたら是非検討を宜しくお願い致します)
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