‡　版権作品のオリキャラ置き場　‡

名前/ギルバート・C・ホーキング
年齢/25
性別/男
性格/年相応の、若さと大人の落ち着きが共生している人当たりのいい青年。仲間の活躍を祝い、幸せを喜び、悲しみを汲み取るなど交友に積極的。
職業/戦闘機パイロット
武器/R-100「カーテン・コール」
26世紀から現れた凶悪な侵略兵器「バイド」。それに対抗しうる唯一の兵器体系「R戦闘機」。R-100カーテン・コールは、99機種に渡って開発されたそれらR戦闘機の技術を後世に継承すべく産み出された。全てのR戦闘機の武装をあらゆる組み合わせで装備できる「究極互換機」の一角。。「技術継承」が如何なる手段によるのかは公式には不明。一説には「99機種の特殊な付加機能を自由に用いられる」とも言われ、本二次創作において採用した。
●ギガ波動砲
「R-9/02 ラグナロック」にて採用された、「最終波動砲」の異名を持つ兵器。R戦闘機の用いる波動砲はバイドに対する数少ない有効手段であるが、このギガ波動砲は威力、範囲共に最高クラスのものである。それは巨大戦艦に搭載された惑星破壊兵器をすら、破壊力において凌ぐ。
●アンカー・フォース
憎むべきバイド、その切れ端から抽出されたエネルギー体を基に開発されたR戦闘機専用の追加装備が「フォース」である。一切の攻撃を文無力化する文字通り不死身の防御力を持つ盾であり、R戦闘機から送られたエネルギーを増幅し強力な光線兵器と化する触媒でもある。極めつけは敵バイドとの接触により「DOSE」と呼ばれるエネルギーを蓄積し、一定値のそれを開放することで並みの波動砲をすら上回る範囲攻撃「Δウェポン」を使用することが出来る。「R-13A ケルベロス」「R-13B ハーデス」を本来の母機とするこのアンカー・フォースのΔウェポン「ヒステリック・ドーン」は、次元隔壁を人為的に破壊し異層次元その物を出現させ、射程距離内の全てを次元の彼方へ葬り去ってしまう。アンカー・フォースの特異性としては、制御機器「 コントロール・ロッド」を用いた「噛み付き」であろう。丁度正三角形に並んだそれは牙の様な形状であり、敵に食らいついて持続的なダメージを与える。DOSE値の上昇に関わる「バイド係数」も高く、非常に攻撃性の強い装備である。
使用する光線兵器にも殲滅力を重視したものが備えられている。

◆シェード・α
集束した細く強い光線を前方に照射する。機体移動時のモーションブラーめいた残光にも破壊力を持つ。
◆サーチ・β
敵を捕捉すると軌道を変え、ある程度追尾する光線を2本発射する。
◆ターミネイト・γ
下から上までの前方180°範囲を薙ぎ払う広範囲掃討用の光線。

バイド係数の高さから暴走が懸念されており、プロトタイプのチェーン・フォース、後継機のアンカー・フォース改と並び、R-13系列のフォースは唯一有線制御されている。このチェーンもまたフォースの一部であり、攻撃に用いられる。

●サイ・ビット改
憎むべきバイドを利用した兵器である道徳観や、暴走という現実的な問題もあり「純粋な人工フォース」の開発が提唱されていた。これは西暦2169年の第三次バイドミッション、コード「THIRD-LIGHTNING」に投入されたシャドウ・フォースとして結実するが、その過程で生まれたのが「ビット」である。フォース比較してあまりに小さく、光線兵器の出力も低いが防御力においてはフォースと同等で、R戦闘機の主要装備の１つとなった。
「R-9Leo レオ」に搭載された「サイ・ビット」はその中でもあらゆる面で特異なビットである。何しろ母機であるR-9Leoからして、「バイドの存在しない平行宇宙」の産物が流れ着いたものであり、そのR-9Leoもまた「バイドのいる宇宙」から平行宇宙へ流れ着いたR戦闘機を基に開発されたという、数奇な誕生経緯を持つ。
「サイ・ビット」もまた平行宇宙で生まれた兵器であり、ビット単独で光線兵器を使用できることは勿論、高エネルギーを纏い敵機に突撃する「サイビット・サイファ」を用いるユニークな武装であった。
「バイドのいる宇宙」においては本家R戦闘機に合わせて改修を受け、波動砲に連動してサイビット・サイファが発動するようになった他、平行宇宙には存在しなかった「Leoフォース」を与えられ、R戦闘機の中ではトップクラスの性能を得ている。
ギルバートが用いるのはその改良型「R-9Leo2 レオII」に装備された改良型「サイ・ビット改」である。
●バルムンク
「R-9B ストライダー」に搭載される、一発限りの大型の水爆ミサイル。水爆だけあってその破壊力は圧倒的。ギルバートの使用するR-100においてはギガ波動砲に次ぐ大量破壊兵器。
●レールガン
機関銃の如く連射されるレールガン。別資料においては「光子バルカン」であるともされるが、どちらが真実であるかは未だ分かっていない。
●ミサイル
ギルバートの機体は六発同時発射される物を用いている。バイドに対しても効果がある。

特技/炭酸飲料をイッキ飲みし、げっぷをせずR戦闘機の全ての名前を言い切る事が出来る。曰く「R戦闘機こそ時代に合わせたものだが、21世紀の東洋のコメディアンが得意とした由緒正しい芸」であるという。
趣味/意外にも芸術をたしなみ、粘土を用いた塑像を特に好む。
トラウマ/嘗ての故郷がバイドの襲撃を受け地球に墜落したため、スペースコロニーを見る度に悲しみを感じることがある。
家族構成/母と妹が存名。軍人だった父は「サタニック・ラプソディー」事件の折、局地殲滅兵器モリッツGとの交戦で戦死している。父の激務ゆえ出産時の赤子以来一度も顔を合わせたことはなかった。
周りからの評価/
「良識的であり、技量も高く周囲との関係も良好だ。ゆえにこれほどに惜しい素材もない。我々の要求を満たすパイロットでなくては。」-Team R-TYPEのある研究者より
「そりゃ、真面目なのは彼の良いところよ。だからってアタシの粘土像まで正直に作らなくていいのに。」-同部隊のある女性パイロット(外見に不適当な醜形コンプレックスあり)
「冗談が下手だ。聞き手としても疑わしいぞ。そこだけが奴の残念なとこさ。もっと遊びのあるやつじゃねえと。特技に関しては評価するがね。」-同部隊最古参パイロット)

※全オリキャラ。TeamR-TYPEは設定のみ。

癖/退屈な仕事をしていると、ひどく寄り目になる。
異性のタイプ/背中を任せられる強い女であり、かつ「モツ・ニコミ」の調理が上手い女。しかし後者はあまり重要でなく、「出来れば」という程度。
出身国/スペースコロニー「エバーグリーン」
生まれは○○育ちは○○/20才までエバーグリーン
仲間内での立ち位置/凡庸な(といっても周囲も含め凄腕のエリート。あくまで仲間内で)一パイロットであり目立たないが、友人に恵まれている。
戦闘スキル/アンカー・フォース
敵の討伐数/戦艦クラスのバイドを百以上、機動兵器クラスのバイドは既に総数不明。多くは仲間との共同撃墜である。
過去の生い立ち/18才の兵役に至るまで、母と妹と共に安らかに暮らしていた。「サタニック・ラプソディー」事件において父を喪うが、赤子以来出会えなかったためか悲しみこそ無かったが、親を奪われた事実はバイドへの憎しみを募らせていた。
実戦デビューは第四次バイドミッション、オペレーション「LAST DANCE」発令時ととかなり遅かったが、士官学校での好成績と訓練での優秀な結果が評価され、技術継承機「R-100 カーテン・コール」を実験もかねて与えられる。
仲間と共にオペレーション「LAST DANCE」の任務機(つまりR-TYPE FINAL主人公)の為、任務機の通りすぎたエリアの敵残党を仲間と共に撃破し、任務機の後顧の憂いを絶っていた。
備考/戦後、やはり平行宇宙から現れた妙に高圧的なパワードスーツ使いの女と決闘して勝利し、部隊員全員で性根を叩き直すべく説教したのは別のお話……。
好きな花言葉/感謝の気持ち、感謝の心
好きな花/キンミズヒキ。彼の部隊のスコードロンエンブレムもキンミズヒキである。

ロルテ:
ロメオ1より各機、距離30000に目標を発見。ボルド8、ノーザリー16……それとコンバイラが1だ。各機、今日もいつも通りだ。つまり誰も死なないでくれ！(衛星軌道上に出現した敵艦隊。その報を受け、異層次元を介して急行した13機のR戦闘機達。隊長のギルバートの鼓舞に全機から復唱が帰り。)散開！(号令に合わせ、ギルバート以外の機体はさながら扇のように、また測ったようにみなギルバートに対して垂直に散開し。残ったギルバートの機体は、機首に青い燐光を収束し始めていて。)……ブッ飛べぇェェェ！！(怒号。開放。衝撃。放たれた光の奔流が艦隊を呑み込み、それが収まったときには艦隊の半数が宇宙(そら)へ消えた。残った艦艇も、大なり小なり無事ではなく。)ロメオ1より各機、お客さんだ。丁重にもてなせよ！(ノーザリーと呼ばれた輸送艦から、敵戦闘機が飛来し向かってきて。)