にっくねーむ 2016-05-24 22:08:22 |
通報 |
超能力とは、ある一定の人間にだけ持つことが許される能力のことである。それが目覚めるか目覚めないかは本人にも決められない。自身の身や、大切な人の身が危うくなった時、大きなショックを受けた時、その要因は一つではない。何かが引き金となり、それが引かれたとき……。
大きな能力が目覚めることとなる。
それは、極普通の平成の世。我々が知らない日本の地にて、その戦いは静かに行われている。舞台は普通高校。平凡な生徒の中に紛れた5人の超能力者と、少々特別な人間が5人。彼らが出会ったとき、大きな戦いが幕を開けることとなる。
〈超能力者〉
過去に何かしら抱えていて、その時に能力が引き出される。小さい頃から超能力のことは聞かされており、もしも目覚めてしまったら絶対にバレてはいけないと教えられる。バレてしまった時には、それを主と見なし、最後までその身を守り抜くことを誓わなければならない。主持ちの超能力者同士は触れ合うことができずそれが判明した場合、片方が戦闘不能になるまで争い、どちら主の格が上かを決めなければならない。能力発動中は、主である人間の生気を吸い取っているため、主がいない者より勝る。堕落(後記)を見ることができ、主持ちは見かけたらすぐ倒してしまうのが賢明。
〈主〉
主となれるのはただの一般人であること。ただそれだけ。ただ契りを交わした能力者に生気をとことん吸い取られるので、発動中は動くことができない。能力は無いが、生気をどれほど持っているかで能力者の強さにも影響が出てくる。契りを交わすと堕落が見えるようになり、危険になるので注意。生気は時間が経てば戻ってくるが、もし短時間に能力を使うことになれば、度合いによっては3日~1週間目を覚まさない可能性もある。その期間は契約をした能力者の能力が著しく低下する。
〈堕落〉
契りを交わした主を守り切れなかった能力者の魂。主である人間の魂を喰らう。得にはならないのに、ただの一般人を喰らう厄介な奴もいる。そのまま生前の能力を使えるので手強い。喰われた人間は、眠りにつき、そのまま弱ってやがて死に至る。堕落は主の魂を100個喰らうか、能力者に倒されるまで消えることができない。
/レス禁
トピック検索 |