貴方と本の出逢い

貴方と本の出逢い

風人  2016-04-04 04:41:02 
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古典文学、ライトノベル、ノベライズ、ベストセラーあるいはあまり人に多く知られてない本などあると思います。
あなたが本を読むきっかけや感動した一冊、人生を変えた本などをご紹介ください。
ただし漫画はご遠慮ください×。

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  • No.585 by 風人  2018-04-05 16:01:57 

小説『踊る大捜査線』シリーズも数年忘れてた。
『交渉人真下正義』『容疑者室井慎次』も読みたいと思いながら忘れてた。
『真下正義』はとりあえず中古DVDを購入。ほんと『パトレイバー』に似た演出が目立つ作品。
木島丈一郎が口は悪いが足は早い刑事。なんだかんだで交渉課準備室にさりげなく気をかける。

  • No.586 by 風人  2018-04-06 05:53:02 

小説『ガンダムUC』のアルベルトはバナージにガンダムを奪われカーディアスに見捨てられたと思い込み策略を使いながら一族の中で生きてきた人物なんでしょう。
マリーダにこだわるのは気持ちや愛情を条件付きであれ求められる相手だったんでしょう。
七巻八巻が手元にないためにそこの経緯はわからないけど一族の間で劣等感やプライド、心や気持ちの狭間で揺れてたとうかがえる。
アルベルトがマリーダに執着するのは一種のストーカーに近い心理はあるかもしれないけど現実に陥りやすい一面かもしれない。

  • No.587 by 風人  2018-04-06 07:58:33 

小説『踊る大捜査線』久しぶりに読むとテレビシリーズ時期が内容がよく伝わる。
テレビドラマは基本的に青島と室井視点で演出されてるが小説では青島、すみれ、和久、室井の視点で書かれサラリーマン警察官の苦しみや悩み、葛藤が浮き彫りにされる。
室井がシリーズが進むごとにやや孤立化は否めない。ことあるごとに本庁上層部に意見し歯向かい出世の道は遠くなりなかなか上にあがれない。
青島たち現場を理解すればするほど責任を取り自ら窮地に進んで陥る。愚行といえばそれまでだけど。
青島もまた責任は取らされるが所轄のあちこちを異動させられるだけで済みこれはわざとコミカルに演出される。
だけど室井はキャリアなので軽い処分といっても彼の今後に関わる重たいこと。
室井はおそらく青島に関わらなければ早いうちに幹部待遇かそれに準ずる地位に就けたと思う。
だけど『踊る』シリーズ自体がスピンオフなどで世界観が拡大しそれもまた物語内の時間を遅延させたり一部デメリットもあったと思う。

  • No.588 by 風人  2018-04-06 08:37:33 

小説『ガンダムUC』でフル・フロンタルはラプラスの箱を持ち連邦政府を脅し続ければいいという主張。
もしオリジナルのシャアが知ってたらフル・フロンタルのようにするだろうか。
『Ζ』時期のシャアはエゥーゴという武力を借りながらも一度はティターンズから連邦政府を浄化しようと試みダカールで演説をしている。武力に借りてる一面はたしかに危険視はあるがとりあえずはその後ティターンズのような勢力は連邦内部に生まれてない。
『逆シャア』時期なら隕石落としをしながらもしかしたら一度くらいは連邦政府を恫喝程度はする可能性はある。
だけど連邦政府が浄化されるならそれをよしとしたでしょう。
ラプラスの箱が公開された事実か結果をどちらかをシャアは大切にしたとも思う。
フル・フロンタルにはシャアが内にある純粋な一面はたぶんにないと思う。フル・フロンタルにはアルティシア(セイラ)に対する思いもたぶんにない。
だけどシャアが危険なところは武力を借りないとなにもできない一面もまたあるという事実。これは現実においても危険なところ。

  • No.589 by 風人  2018-04-06 12:50:44 

コバルト文庫の『宇宙戦艦ヤマト』『さらば宇宙戦艦ヤマト』をブックオフで購入。
以前に『銀河鉄道999』を購入して以来の松本零士作品。
『ヤマト』も読んでみたかったシリーズ。

  • No.590 by 風人  2018-04-06 20:07:39 

コバルト文庫の小説『宇宙戦艦ヤマト』比較的アニメに沿った展開。
だけど敵側が名もなきガミラス兵、ドメル司令そしてガミラスだけと敵側の描写は少ない。
古代進を中心に各人物が成長する姿を書いてる。島、真田、相原、徳川など各人物に出番は与えられている。
だけどラストが死者四十七名と遠いイスカンダルまで行き往復したのに少なくない?
この辺は『宇宙戦艦ヤマト』が日本人だけしか乗ってなかったり女性乗組員が森雪(小説ではユキ表記とカタカナ)と不自然さ。
ガミラス側の描写があったらよかったかなと思う。

  • No.591 by 風人  2018-04-07 06:35:24 

〈西暦ニ千ニ百一年 ヤマトは永遠の旅に旅立っていた----〉

コバルト文庫版の小説もアニメと同様。
だけど皮肉なことに『宇宙戦艦ヤマト』という作品がここで終わらなかったこと。
とあるアニメムック誌で『さらば』を名作と称えながらも『ヤマト』がここで終わらなかったことに懸念してた。
これとはちがうのが『機動戦士ガンダム』。
小説ではアムロとハヤトがとある行き違いからふたりは撃たれ死んでしまう。ただしアニメでは言うまでもなく存命してる。
シャアがジオンを率いるというゲームでのIFの歴史があるのは小説の物語から。余談として富野氏は著書でガンダムというコンテンツが広がり過ぎてることにほどほど怒っている。
小説の方でアムロとハヤトが死なないことを一時は考えたらしいけど富野氏は一度書いた作品を訂正したくないのか挑戦はしたけどできなかった旨のコメントを残している。
これは『ヤマト』と『ガンダム』のちがいのひとつ。厳密にいえば『ヤマト』は松本零士氏の作品ではない。一時期に問題になりましたが。『ガンダム』もまた富野氏の手をとっくのむかしに離れた作品。
富野氏は著書で『ガンダム』シリーズしか作らせてもらえないことに苦悩や葛藤、憤りを製作会社にぶつけている。
もしも『ガンダム』が第一作で終わっていたらまたちがう歴史もあったけど『ヤマト』以降のアニメは売れるコンテンツとして認識された歴史もある。

  • No.592 by 風人  2018-04-07 07:32:03 

小説『さらば宇宙戦艦ヤマト』宇宙の愛を照すテレサと絶対的支配者であるズォーダー大帝。
再びヤマトの前に立ちはだかるデスラー。
宇宙の愛を賛美するのは構わないけどヤマト乗組員が戦うたびに亡くなっていくのはやり過ぎ。
なおかつラストはヤマトが亡くなった森雪を抱き亡き沖田十三からメッセージを受け取り特攻し物語はそこで終わり……。
アニメ『新造人間キャシャーン』も鉄也が進んで自らキャシャーンに生まれ変わるという自己犠牲描写があるけどいまの時代に七十年代的描写や演出は無理あると思う。
感動的な場面だし『ヤマト』の作品としての素晴らしさもわかる歳になったけどう〜んと唸る。

  • No.593 by 風人  2018-04-07 18:29:07 

小説『銀河鉄道999』久しぶりに読むと鉄郎は内面が熱い。
『999』は一見美しい銀河を旅する物語だけど実際は復讐のために鉄郎は旅をしている。
旅をする人々との出会いや別れを繰り返し鉄郎はある答えを得る。
傷つき戦いを繰り返し敵味方に違わず出会う人々から得る何か……。
機械人間になった者の悲劇など必ずしも機械になったからしあわせではないというのもひとつの答え。
ある意味『999』は銀河鉄道に乗ることで少年は大人になっていく半生あるいは人生そのもの。
形は異なるけど小説『ガンダムUC』もテーマ敵な答えは比較的近いと思う。

  • No.594 by 風人  2018-04-07 19:14:17 

小説『さらば宇宙戦艦ヤマト』。
以前にスカパーでこれの劇場映画を見た時は凄いという印象はあった。
だけど『ヤマト』故に物語があちこち不自然。
『ヤマト』第一作から作品内世界がたった一年で復興してしまう。そんなかんたんに復興できちゃうの?と思うくらい変。
これに近いのは『マクロス』シリーズもありますが(苦笑)。
『さらば』では人物たちがやたら亡くなること。ほんと戦記ものに通じる点がある点はよしとしても小説版を読んでても戦記ものか『さらばヤマト』を読んでるのか軽い違和感はあったかな。
『ヤマト』なんですよね、やっぱり。
佐渡酒造はお酒を飲むし女性乗組員が森雪だけしか書かれない。
あとデスラーは魅力的な悪役ですね。
白色彗星帝国に身を寄せながらも古代やヤマトの面々に誰より心は近くにいた。小説だけどしっかり伊武雅刀さんの声で再生された(笑)。

  • No.595 by 風人  2018-04-08 07:40:27 

松本零士および西崎義展作品を作品世界内の歴史や年表に倣いまとめているブログがあったけど『ガンダム』ほどにはっきりしてない。
『ヤマト』で地球を何度も救ったのに『999』や『ハーロック』の時代では地球連邦は腐敗し地球は機械人間により征される。
『ヤマト』から『999』までの間に何十年か何百年かは経ってる。そしておそらくヤマトが地球を救ったことは過去の出来事とさえ知る者はほとんどいない。
松本零士および西崎義展作品をつなげて考えなおかつ松本零士先生の謎は謎のままなことを考えたら辻褄はいちおうあう。細かく考えたら矛盾は多々あるかもだけど。
小説『宇宙戦艦ヤマト』『さらば宇宙戦艦ヤマト』に見る戦記もののような描写、かたや『銀河鉄道999』は旅ものだけど復讐劇。
古代進も星野鉄郎も方法は違えど熱いものを秘めている点は変わらない。これはハーロックやエメラルダス、トチローも。
松本零士および西崎義展作品はある種の宇宙ロマンの時代だったとうかがえる。
小説『999』でも鉄道がエメラルダスの船が海賊の旗をはためかせてることをふしぎに思うところがある。

  • No.596 by 風人  2018-04-09 06:07:34 

小説『宇宙戦艦ヤマト』『さらば宇宙戦艦ヤマト』ようやく手にいれ読んだけど内容的にはいまの時代にそぐわないところありますね。
ヤマトの女性乗組員が森雪しか描写されなかったり戦艦としての不自然な人員配置や階級などによる言葉遣いや表現。
そもそも宇宙戦艦一隻でイスカンダルや他の宇宙まで行っては帰ってきてほぼすべてに近いことを成し遂げる。
宇宙愛や自己犠牲は『六神合体ゴッドマーズ』にも受け継がれる。『ゴッドマーズ』もコバルト文庫から刊行されこちらは以前に入手。
『さらば』についてはスケールは大きいこと。古代進と森雪の愛そして結婚を控えながらもテレサを救うために再度宇宙に出るがヤマトは廃艦される直前。
だけど古代進たちは再び宇宙に出る。森雪とケンカ別れをしながらも彼女も再度ヤマトに乗る決意。
『ヤマト』であることを除けば戦記ものと変わらない。古い日本人の大和魂を感じる展開。
『さらば』ではデスラーが男の生きざまを見せるのは屈指の格好よさ。敵側に身を寄せヤマトに再び戦いを挑み負けはするがヤマト側に心は近かったと本音を吐露する。
根っからの悪人ではないと伝わる場面。
だけど宇宙愛や自己犠牲の精神などはいまの殺伐とした時代から合わないと思う。『ヤマト』はアニメで新作は出来てますが時代に合わせ改変されてる。

  • No.597 by 風人  2018-04-09 15:20:17 

『宇宙戦艦ヤマト』も『六神合体ゴッドマーズ』古代進も明神タケルも一時は復讐に身を燃やすけど復讐から一転宇宙愛に目覚めるというのも唐突かつリアリティがないかな。
七十年代や八十年代頃はそれが通じた時代ともいえる。
復讐から得るものは当然何もないけど生の感情としては正しい姿。
『ヤマト』や『ゴッドマーズ』はその辺は飛躍してる感じ。
酸いもあまいも感じて見分けながら痛みを通じて生きる姿が現実的かなと思う。
小説『宇宙戦艦ヤマト』や『六神合体ゴッドマーズ』自体の作品の出来はいい方と思う。
だけどいまの時代にはなかなか伝わりにくいテーマと距離感をおぼえる。

  • No.598 by 風人  2018-04-10 05:25:58 

小説『六神合体ゴッドマーズ』マルメロ星編。
プラスとマイナス超能力者の区別が明確に伝わらない。
磁石のプラスマイナスみたいなものと思えるけど具体的な描写が少ない。『ヤマト』もだけど肝心なところはぼかされてる。こういうところはいまのアニメなら事細かに描写するだろう。
基本的に当初はいがみあいながら最後は共闘するパターン。
『ゴッドマーズ』はロボットアニメを借りた人間ドラマ。
オリジナルの『マーズ』をもとにしながら別物。
九十年代に刊行されたOVA版『マーズ』のノベライズの方が原作に近い。ただこちらもマーズを監視する監視者の内面が掴みにくいという欠点がある。
当時の声優に監督は武士の気持ちなんだみたいなあとがきがあったような。
横山光輝作品はごく一部を除けばほぼ男の世界。『ゴッドマーズ』は例外。
『マーズ』も『ゴッドマーズ』も魅力が違うから一長一短ある。

  • No.599 by 風人  2018-04-10 19:05:13 

小説『踊る大捜査線』四話の「刑事の枷」と『レインボーブリッジを封鎖せよ!』では同じテーマが書かれてる。
「刑事の枷」では室井に本庁捜査一課に青島が呼ばれ、『レインボーブリッジ』では沖田ひとみの指示により結果的に両作品とも所轄が見過ごすことができない犯罪を看過してしまいミスをしてしまう。
犯罪に大きいも小さいもない、というのも『踊る』のテーマのひとつでありサラリーマン警察の足枷を書き演出することで青島や室井が互いに苦悩し成長していく。
足枷はどんな職業でもあるけど信念を貫くのも難しい。

  • No.600 by 風人  2018-04-11 10:32:37 

官僚は現実もだけどフィクションにおいても様々。
『踊る大捜査線』の室井慎次は愚直なまでにまっすぐかつ純粋に書かれ演出され人間臭く不器用に浮き彫りにされていく。
『桜宮サーガ』の「田口白鳥シリーズ」の白鳥圭輔は名前の印象とは裏腹に型破りかつとりあえず一応は正論を通しながらまた裏の手や法の抜け道など巧みに使いながらアウトローな手段使いどこまでが本人の意向かは不明ながら厚労省で出世の道を歩む。
白鳥に対する八神もまた厚労省もしくは官僚を象徴的な人物だけど物語の世界観が進むにつれ出世の道から外れていく。
現実の森友問題などはいったん火消しがあったかと思うと最近くすぶっている。
だけど『桜宮サーガ』と世界観を同じにする『ナニワ・モンスター』だとこれらの問題も国民への目眩ましともされる(らしい)。
あくまでフィクションですけど。
だけど知らぬ間に法案や法案のもとになる素案などが国民の目の届かないところで通っている可能性もある。
『イノセント・ゲリラの祝祭』の官僚劇を読むと認識変わる。

  • No.601 by 風人  2018-04-11 11:53:57 

『ヤマト』や『ゴッドマーズ』の地球防衛軍の官僚もまた物わかり悪く書かれてる。
主人公たちに良識ある上官や上司は少ない。
あくまで劇的なドラマが主題にあるから官僚的人物はこの手の物語には添えものに過ぎない。
時代が変わるにつれ『ガンダム』など一部の現実的なティストや演出を持つ作品でも問題提議的に取り上げられるが残念ながら基本的に主題ではない。
『第08MS小隊』では連邦の官僚がデスクワーク的でしかなくかつてのレビル将軍みたいに実戦に出る者は少ないと敵側のジオンに揶揄される。
コジマ大隊長などは実戦に限りなく近いところにいるので主人公たちに時に非情な判断をやむ無くする時もあるが基本は内心は協力的や同情的。
『踊る大捜査線』の室井などはきわめてこれに近いポジションにいる。それ故に苦渋の決断を迫られたり結果的に現場へ判断を遅らせたり血を流すつらい目を目の当たりにする。
ただ時代が警察モノでも銃をを撃つはみだしヒーロー風な警官より『踊る』のようにほどほど現実的なサラリーマンとして警察を描くドラマへとシフトしていく。
アニメ四作目をもとにした小説『鉄人28号』は映画『三丁目の夕日』に近いノスタルジィを抱かせながらも大塚をひとりの警官として時にシリアス時にコメディに時に主人公正太郎の父親代わりあるいは物語の代弁者として科学や犯罪(者)について語らせる。

  • No.602 by 風人  2018-04-11 17:43:42 

小説『六神合体ゴッドマーズ』マルメロ星編。
ギシン星編、地球編にくらべたら物語にハデさは少ない。
だけど超能力者同士の差別を書いてるところは劇的。超能力のプラスとマイナスの区別はいささか曖昧だけど。
マルメロ星編はガッシュのキャラクターがアニメファンに受け入れがよくなかったのはガッシュが『ゴッドマーズ』という作風に合わなかったとも考えられる。
だけど藤川圭介先生がこだわった。
しかしアニメファンとスタッフの意向によりガッシュを物語から退場せざるを得なかった。
いまの時代なら歳の高いおじさんキャラはそこそこ受けますけど八十年代はロボットアニメからキャラクターアニメへと変わっていく時代。
『ゴッドマーズ』自体はロボットアニメではあるけど人間ドラマに比重を置いた作品といえば皮肉なもの。
ガッシュが藤川圭介先生が思い入れあってもアニメファンが受け入れなかったのはファンとの認識のちがいでしょう。
作り手とファンの間の認識はいつの時代も変わらないかもしれない。

  • No.603 by 風人  2018-04-11 19:20:22 

『六神合体ゴッドマーズ』は仮にリメイクされてもさほど変わらない感じ。
『宇宙戦艦ヤマト2199』ぽいかな思う。
原作の『マーズ』をもとにした『マーズ』は九十年代に未完オリジナルビデオアニメ製作、ノベライズで完結。その後は『神世紀伝マーズ』で再度リメイクアニメ。
『六神合体ゴッドマーズ』としてはなかなか無理かなと思う。
スポンサーであるバンダイがオリジナル作品のように人間ドラマに比重を置くかまったく違う形でロボットアニメとしてイメージを変えるか様々でしょう。
美形キャラアニメとしていまの時代に受けるとは思うけど小説『六神合体ゴッドマーズ』を再読するとある程度完成された作品。
だけど人類愛など壮大なテーマはいまの時代にそぐわない。
九十年代ならまだリメイクの余地はあったかな。

  • No.604 by 風人  2018-04-13 16:15:44 

小説『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。
漫画の昭和エピソードから抜粋されて現実とリンクさせてるところは『三丁目の夕日』と同じ。
浅草でむかしビートたけしさんたちが修行してたことに触れられている。

  • No.605 by 風人  2018-04-13 17:35:58 

小説『パトレイバー THE next generation』を読んで驚くのは時代の流れ。
バビロンプロジェクトが終わり日本の不景気によりレイバーの産業や需要が見事に崩壊した時代。
レイバーイコールロボットがあること自体がめずらしいといわれる始末。
ふと思ったけど手塚治虫先生の『火の鳥 未来編』でも未来時代のはずなのになぜか懐古なレトロファッションが流行し時代が先ではなく過去にノスタルジィを感じる奇妙さ。
『TNG』においてもそれは似る。
時代が有人機から無人機へと飛躍的に進歩するとは思わない時代の早さもある。
無人機においてはロボットアニメやSF小説などでは書かれているが実用化については各作品内で問われていく。
『ガンダムW』ではあくまで人間同士が戦い命の在り方を見せることでモビルドールは所詮人形であり人間ほどに万能ではないという示しを持つ。『ガンダムW』のビットモビルスーツもそれに等しい。
だけど『TNG』の世界では有人レイバーはごくわずかにしか見られなくなる現実。無人偵察機やドローンなどが存在する時代に必要か否か。
しかし『TNG』の塩原や明は自分たちを通しながら問いていく……。

  • No.606 by 風人  2018-04-13 19:22:37 

小説『こち亀』、書いたのはむかしのアニメ『ドラゴンボール』の脚本家の小山高生先生。
それぞれのエピソードごとに実在の事柄が記されてある。
浅草のビートたけしさん、野球では野村克也さん、勝鬨橋のエピソードでは『ゴジラ』第一作について触れられてる。
つい最近『ゴジラ』第一作を見れたから実際にゴジラが勝鬨橋を破壊している。
『ドラゴンボール』とは全然印象がちがう書き方をしてる。
『こち亀』では昭和の情緒ある物語を時にコメディに硬派にぽろりとひと涙をさせるつくりに書いてる。
もとの秋本治先生の描いてることをより文章で明確に表現してる。

  • No.607 by 風人  2018-04-13 19:42:41 

小説『こち亀』の「勝鬨橋を開け!」のエピソード。
ゲストの白鳥純少年、名前つながりでよもや『科学忍者隊ガッチャマン』まで出てるとは思わなかった(笑)。
なにげに中川圭一も『ガッチャマン』を見てたという。いくつなんだ?
「勝鬨橋を開け!」のエピソードは感涙もの。
純くんのためだけに勝鬨橋が開くの見せるために無茶をする。
ノベライズの挿し絵代わりに一部は原作漫画の画をそのままに使ってるからそこは漫画そのまんま。勝鬨橋が開く時にオート三輪が描かれてるのは秋本治先生の芸コマな演出。
小説『こち亀』感涙の一冊。

  • No.608 by 風人  2018-04-15 17:19:34 

小説『六神合体ゴッドマーズ』地球編のロゼの身体を借りたバラの騎士。
考えられる範囲としてバラの騎士のマスクや鎧などはマーグの父親かもしくはギシン星編でのマーグが密かに作り本来は自分が使用するためだったかもしれないけどマーグは惜しくも絶命。
波長(?)が合うであろうロゼがバラの騎士に選ばれたと考えるのが筋。
だけどバラの騎士の設定自体は後付け。
『ゴッドマーズ』という作品が延長された故の措置。
『ヤマト』もだけど『ゴッドマーズ』も藤川圭介節が目立つ。作品が悪いわけではないけど宇宙愛や人類愛というのがリアルにいまの時代に合わない。
『ヤマト』や『ゴッドマーズ』は主人公が絶対正義や正しいという風潮がある。
九十年代になると『セーラームーン』のように月野うさぎ自体が自分がいるから悪が狙ってくるのでは?という流れもある。
平成ウルトラマンみたいに正義や悪の視点を意図的に不明にさせ視聴者に考えさせるくらいがいまの時代は無難な感じする。
怪獣がいるから被害や災害が起きてそれに対してコンタクトをしやむをえず戦わなくていけない姿勢くらいがなんとなく無難。
『踊る大捜査線』にしても犯罪を未然に防ぐことはできるかもしれないけど基本は警察の仕事は手遅れに近い。現実的な対応しかできないのが現実。

  • No.609 by 風人  2018-04-16 05:29:25 

小説『宇宙戦艦ヤマト』『六神合体ゴッドマーズ』みたいに主人公たちだけが正しい、正義みたいな世界観や作品はむずかしいでしょう。
主人公がいるから狙われるみたいなパターンはあるかもしれないけど。
ただ宇宙愛や絶対正義みたいな価値観は現実にほぼ通じない。
七十年代の感動路線、『ゴッドマーズ』は八十年代だけど藤川圭介先生が『ヤマト』とほぼ同じテーマをぶつけてる。
敵が宇宙人あるいは未知なる存在だから作品内では筋は通ってる。
だけど『ガンダム』以降リアルに人間対人間の戦争になってる。そこに宇宙愛や絶対正義の価値観はない。
『ヤマト』や『ゴッドマーズ』の小説を読むと主人公たちも敵も意固地までに戦う。一応対話は試みるが失敗に終わる。
『さらば』のデスラーについては悪役やライバルとして面目は保ってる。そこは充分に魅力的。
だけど現代はこういう作品が通じない世の中というのも痛感。

  • No.610 by 風人  2018-04-16 05:58:14 

講談社キャラクター文庫の平成仮面ライダー小説。
オリジナルに沿った作品、アレンジが加えられた作品、作品世界を一見すると変えた作品などバリエーションは豊富。
しかし基本は人間を守るために仮面ライダーが戦うという姿勢はどの作品も変わらない。
『ブレイド』にしてもオリジナルからすると一見かけ離れた世界観ではあるが根底にあるのはオリジナルキャラクターたちの生き方や人生を紡ぐ。
小説は映像ではできない表現で勝負してる感はある。

  • No.611 by 風人  2018-04-16 11:39:18 

地球人類が絶対正義とは言うのはないと思う。
もちろん地球に生ある魂が住まうという意味では大切。
だけど地球が中心ではない。
小説『宇宙戦艦ヤマト』『六神合体ゴッドマーズ』を読むと地球を中心にした宇宙愛となんとも天動説みたいな物語。宇宙戦士という表現に第二次大戦のむかしの日本の姿をなんとなく見る思い。
富野由悠季さんの小説『機動戦士ガンダム』はアムロがなぜガンダムを操縦できるのか?ニュータイプなのか?短い巻数で戦いながらレビル将軍やセイラ、カイたち仲間に問われながら極端に進化した人類はミュータントでしかないという蔑視。
これは小説では直接的に繋がらない『Ζ』でも再びカミーユは自らに問い時代に試されている。
ただ興味深いのは姉妹編『ΖΖ』は富野氏が書いてないという点。
遠藤明範氏に明るくまっすぐにひたむき悩みながらも少年らしさをジュドーたちが内に持ち大人たちが作った社会を前向きに批判する。
だけどジュドーは妹を仲間たちに預けて自らは地球圏を出て木星圏に向かうラスト。
ジュドー自身は羽ばたいたかもしれないが内に地球圏の人間に絶望したかもしれないダブルエンディングとも取れる。

  • No.612 by 風人  2018-04-16 19:26:24 

小説『ガンダムUC』でフル・フロンタルの内にシャアの意識が存在し宇宙の深淵を垣間見えたとしたら……アムロ・レイはどうだったんだろう?
公式的にはアムロとシャアは行方不明の扱いと思いますから去就はただしくは不明。
フル・フロンタルの身体を借りて(憑依?)シャアが語らせたとの仮説もできるが個人的には彼はシャアではない。
シャアに似せて作られた象徴や模造の強化人間という器でしかないと思いたい。
アムロが宇宙の深淵を仮に見たとして絶望するだろうか。
地球圏外の宇宙がはたして闇だけと受け取るだろうか……。
人類が未来を進んで見ればニュータイプの覚醒や地球の自然回復もできるとアムロは信じていた。
人間ですから宇宙の深淵を垣間見たことで程度はあるかもしれないが絶望の闇に取り込まれることは少なさそう(と思う)。
アムロは大人になりきれてない点はある。
だけど連邦という組織に属し軍人として関わりながらも“ふつうの人”としての感性もまた持ってる。ふつうであるということの大切さ。
仮に彼がラプラスの箱を手にしても連邦政府を恫喝や脅しに使うとは考えにくい。
とりあえずブライトやカイと相談し箱を開放し世の中が変わらないならしかたないかと肩を落とす程度にも思える。
アムロ・レイはふつうの人や大人でありある意味等身大の人物。

  • No.613 by 風人  2018-04-17 07:02:40 

財務次官、セクハラ問題。
まるで海堂尊先生の『ナニワ・モンスター』の一端みたい。
マスコミにスキャンダルを誘導することで他のスキャンダルか目眩ましをしたり密かに法案を通したりする隠れ簑?
何年かに一度はこんなスキャンダルが起きる。
『ナニワ・モンスター』そのものに見えてしょうがない。

  • No.614 by 風人  2018-04-18 06:40:47 

小説『さらば宇宙戦艦ヤマト』。
司令部が地球の平和しか考えずに堕落する姿勢は『ガンダム』の連邦政府官僚に通じる点はある。
また司令部により統率された地球の未来がもしかしたら敵で白色彗星帝国かもしれないととあるブログ記事があったのは興味深い。
いわば腐敗した政権は自己中心的な考え方にしかならない。
『ヤマト』の世界では地球ありきの正義や愛で語られるのもどうかと思い読むたびに考えさせられるけど(苦笑)。
司令部や中枢を担う人物たちに日本人しかいない『ヤマト』の世界。ふつうに外国の人たちから見たら違和感あると思う。
テレサが反宇宙の存在で触れあえない存在なのに地球に危機を伝える、まさに宇宙愛。
だけど現実に反宇宙のひとがこちらの宇宙に危機を伝えるかはちょっと疑問に思う。SFにあれこれつっこんだらいけないけど『ヤマト』は違和感が読むたびに悩み考えさせられる。

  • No.615 by 風人  2018-04-18 17:32:59 

小説『さらば宇宙戦艦ヤマト』、新鋭艦アンドロメダの活躍はがっかりなところはあるけど明らかに軍司令部の責任。
ヤマト乗組員を蔑ろにしヤマトを記念艦として廃艦保存。
だけど疑問に思うのは古代進たちは地球に残るであろう後輩たちに何も言わず。
深読みしすぎたら彼らに慕われてなかったと邪推もできるが仮にも地球を救った英雄だからたぶんにそれはない。
『ヤマト』の世界はむかしアニメを見た印象もあるけど司令部が異常なほどに権力を持ってる印象。先のヤマト廃艦も。
ふつうに考えたらアンドロメダに乗る後輩たちにそれなりに戦術は教えてたと思うんだけど司令部があまりに怠惰だったために生かせなかったと考えた方が筋がいく。
『さらばヤマト』に一部似てるのが小説『マクロス||』。
この作品にも地球統合軍司令部は笑えないくらいだらしない。
ミンメイアタック、歌が通じないマルドゥーク軍に最後まで負けないと盲信するほどに信じてる。
例外は主人公格に近く書かれてるエグゼグラン司令くらい。
若干コメディぼく書かれてるが作品内ではまともな司令。
マクロス世界はやや誇張はあるけどヤマトにくらべたらある程度リアルな軍隊像。
だけど『マクロス||』の軍上層部がひどいことにかわりない。

  • No.616 by 風人  2018-04-19 14:30:42 

小説『機動戦士ガンダムUC』一巻。
ユニコーンがラプラスの箱を探すというのはサイアムとカーディアスとの会話で示唆はある。
だけど劇中の人物たちはふたりの会話を知る由はないのでまさに手探り。
だけど一方ではメラニー会長が抜けたアナハイムエレクトロニクスが力がないとも話す。
部分的ながら『ガンダムUC』の後々の展開は伏線が張られている。注意深く読まないと気づくか気づかないかのほんの微妙な表現。
福井晴敏先生がファン心理に溺れない程度に書いてること伝わる。

  • No.617 by 風人  2018-04-19 18:54:53 

小説『機動戦士ガンダムUC』描写が細かい。
『∀ガンダム』も描写がこと細かいけどちゃんとその作品に現実に応じたことが書かれてる。
『キャプテンハーロック』は悪くはないけど逆に短すぎかつ言い足りない印象。
『ガンダムUC』は宇宙、地球での生活を歴史を踏まえひとつひとつ噛みしめる表現。
バナージが大人になるために敵味方の人物たちは容赦なく酸いも甘いも教えていく。
それでいてちゃんと歴代ガンダムを踏襲していくかのような日常と戦闘描写、悩みや葛藤の繰り返し。
福井晴敏先生の書き方が丁寧。場面によっては言い足りない印象は少しあるがまあ気にならない程度。

  • No.618 by 風人  2018-04-20 09:30:34 

小説『機動戦士ガンダムUC』のミコットが見せる反応や感情。
オードリー(ミネバ)とは違う形でのお嬢さん。
オードリーがネェルアーガマにいることを艦内に知らせるなど初期の行動は『SEED』のフレイに似るが物語が展開するに従い普通の女の子の姿を垣間見せる。

  • No.619 by 風人  2018-04-20 11:34:38 

ミコットの反応や感情もまた普通の女の子のあらわれ。
『SEED』のフレイほどに感情は激しくないと思う。
普通の女の子が戦闘に巻き込まれたら自暴自棄はある。
だけど軍艦に保護され戦いを見ていくうち失われるものがあるという現実。

  • No.620 by 風人  2018-04-27 15:58:25 

小説『Orange』、映画ノベライズだけど少しSF要素が入ってるのは少女小説らしくない雰囲気。
だけどちゃんと過去現在未来に整合性を持たせてるのは筒井康隆先生の『時をかける少女』と似た雰囲気。
取り返しのつかない過去やボーイフレンドのために過去の自分に手紙を書き伝える。
だけど現在を変えていくと少しずつ未来の出来事や事象が未来からの自分の出来事とずれが生まれる。
これはある地点からBやC、もしくは他の分岐点や道ができたことを示唆している。タイムパラドックスなどの問題はあるがそこはある程度スルーされる(苦笑い)。
過去を変える物語はいくらかあるが現在という時が大事という普遍的テーマ。

  • No.621 by 風人  2018-05-01 18:34:47 

小説『仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬』ちゃんとミステリーになってる筋書き。
ひとつふたつの物事が解決しても新たな謎が浮き上がる。
良太郎にイマジンたちが各々の役割を果たし謎を解いていく。
だけど謎と謎解きを積み重ねていくことを白倉伸一郎氏が書けるのは驚嘆。
敵の狙いが何なのか?というところがこの作品の魅力。

  • No.622 by 風人  2018-05-02 07:48:25 

小説『仮面ライダークウガ』『仮面ライダードライブ マッハサーガ』。
どちらも同じ警察を描きながら人物、世界観、警察という組織の在り方のちがいが異なる。
たんに平成一期と二期のちがいだけでなく時代のちがいも端的にあるでしょう。
『クウガ』は現実的なリアリティと足でする捜査、夏目美加による若い感性など。
『ドライブ』は詩島剛がやや空回りなキャラだけどあらためて“仮面ライダー”を問い直す物語でしょうか。まだちゃんと読めてないけど。
グロンギ、ロイミュード共に人に非なる存在は仮面ライダーシリーズ共通。
だけど両作品ともに怪人が起こす物事は犯罪として動くところはほぼおなじ。アプローチがややちがう。
『クウガ』はあくまでリアリティを重んじながら地道な捜査をし『ドライブ』はややアニメや漫画的あるいはステレオタイプでありながらデフォルメしながら根底に犯罪者の心理を書いてる感じ。
グロンギはあくまである一定の法則があり、ロイミュードは人間の心理に基づいて……というところでしょうか。

  • No.623 by 風人  2018-05-02 12:20:12 

小説『仮面ライダードライブ マッハサーガ』。
詩島剛の復讐心を煽りたてながらかつての自分や進之介や仲間たち、チェイスの過去を邂逅しながら謎を解いていく。
『クウガ』や『アギト』とはちがう形での警察とそれに協力する形での剛。
だけど雰囲気としては警察ドラマ。
小説はあくまで仮面ライダーマッハの詩島剛を主役として書かれ『ドライブ』世界の仮面ライダーやロイミュードの在り方をあらためて問い直す物語。
同時に復讐心から離れ本物の仮面ライダーになるという問いかけ。
ヒーローがヒーローたるゆえんは『仮面ライダー』に限らず各作品ごとにその定義は異なる。
だけど復讐からは何も生まれない。復讐から離れることでひとつの成長を見せる。

  • No.624 by 風人  2018-05-08 05:08:54 

小説『仮面ライダークウガ』ではグロンギは人間社会に染まりつつある世界観。
かたや小説『仮面ライダードライブ マッハサーガ』においてはロイミュードは人間につけこみ犯罪を共にする。
人間、ロイミュード共に人間くさいというのがひとつの『ドライブ』の特徴でしょう。

  • No.625 by 風人  2018-05-09 09:05:21 

朝日ソノラマ小説の横山光輝先生の『マーズ』。
原作漫画を現代的にアレンジしながらも日本政府、自衛隊、米軍などの描写が細かい。
ある意味『ゴジラ』に通じるところはある。
秋の島新島への謎を踏まえ少年マーズに接していく玲子と春美そして監視人。
マーズが秋の島新島で発見されてからほとんど言葉を交わさない、玲子や春美によりコミュニケーションを交わし始める。
監視人のひとりラーが少年がマーズがどうか確かめるというのも監視人側の立場では不安なのもあると伝わる。
初期はコミュニケーションを互いに手探りでしながら動向をうかがうという印象。

  • No.626 by 風人  2018-05-09 13:38:39 

朝日ソノラマの小説『マーズ』(原作横山光輝)、再読するたびに内容がよくできてる。
主人公マーズが口を開くまで前半だけでもかなりの時間を費やす。
彼が記憶を失いなかなか言葉を発しないからもある。
日本政府、監視人共にマーズについては手探り。
自衛隊は迫るべき神体については必死にならざる得ない。
相手がゴジラのような怪獣なら撃退すればよいが『マーズ』の場合はなぜ敵(監視人)が襲ってくるかまたはマーズが何者なのか?という疑問がつく。
これらの謎解きをひとつひとつ明かしていかないとならない。

  • No.627 by 風人  2018-05-10 07:20:18 

朝日ソノラマの横山光輝先生原作『マーズ』。
気になるのは記憶を失う前の本来のマーズの人格が如何なるものだったか気になる。
ヒントは六人の監視人は生への執着はなくあるのはマーズとガイアーの破壊のみに彼らは異星人からそのような人格を与えられている。
断片的ながら記憶を失いながらわずかに本来の人格らしさをのぞかせていること。ほんのわずか。
自分が地球を破壊するか否かという根本的な使命にマーズは物語が進むにしたがい疑問を持ち判断することそのものむずかしさに悩む。
監視人とマーズのちがいは人間として他者と接するコミュニケーションなどの大切さ。

  • No.628 by 風人  2018-05-10 16:32:16 

小説『都市伝説の女』。
トリック推理ものだけどちゃんと犯罪と都市伝説を絡めてる。
ちょこちょこ都市伝説ネタを絡めながら事件を解決していく。
テレ朝系のシュールな魅力もありながら締めるところは締める。

  • No.629 by 風人  2018-05-10 17:27:45 

小説『マーズ』(原作横山光輝)。
この作品ではマーズの本来の覚醒予定は2100年となってたけどはたしてその時代の人類が飛躍的に文明を進化させてたかは謎な感じ。
もちろん文明が飛躍的に進化しないとは否定はしないけど最悪人類が自ら滅亡してる可能性がある。その場合は六人の監視人やマーズは役目を果たさないことにもなる。
2100年で太陽系の宇宙にはある程度は行けると仮定としても異星人のファーストコンタクトがなされるか……。
この作品では2100年の文明レベルでおそらく可能としてるんでしょうね。
そして2100年当時の人類が異星人と友好レベルな知的生命体として認知されるかが鍵。
2100年の世界が私には想像できないからそれでも「マーズが人間を滅ぼすか否か?」は想像の域でしかない。

  • No.630 by 風人  2018-05-10 18:30:07 

小説『マーズ』(原作横山光輝)。
国連事務局ビルはトランプ・タワーにほど近いところにあるという描写のくだりを読んでふと思ったけどもし『マーズ』の世界観でトランプ大統領ならいかなる決断や態度を示しただろうか?
作品中においてはほぼ日本政府、自衛隊とアメリカ軍しか書かれてないためにアメリカ大統領は端役。
だけどトランプ大統領ならマーズ、ガイアー、監視人や神体の存在を秘匿にしない感じに思える。それこそ全世界的に危機を発信するんじゃないかな。
アニメ『いぬやしき』でトランプ大統領のパロディをされてたと思うけど『マーズ』の世界観ならそれこそマーズたちの事を秘匿にしないまま全世界を混乱に陥れそう。
最後の神体ラーのカオス(混沌)が現れ国連事務局ビルが倒壊しついでにトランプ・タワーももし破壊されたら激怒すると想像してしまった(苦笑い)。

  • No.631 by 風人  2018-05-11 13:57:02 

横山光輝原作、小説『マーズ』。
あれだけ犠牲になった人物たちが多くいるのに地球は爆発してしまう。
神体に自衛隊や米軍が勝てないのはやむを得ないにしてマーズやガイアー頼み。
マーズやガイアーの立場はとりあえずいい者側のキャラではあるがマーズやガイアーは地球爆発のキーでもある両刃。
玲子や春美、大垣や池沢、原口という人物たちが個性的に描かれ神体を操る監視人はまた地球の歴史を見てきてる。
ディテールは細部に凝り物語の順番は原作漫画『マーズ』を現代的にアレンジしてる。
ただ地球人口が九十年代当時にOVAが制作、小説も同時期に発売されてるのに四十二億は少ない感じ。
意図して四十二億にしてるとしたら作為的かなとも思う。
直接物語の中心にはならないけど北朝鮮や中東情勢の報告が上がる場面は緊迫感に溢れる。
監視人やマーズとは別に地球に危機感を煽る。
だけどマーズが監視ラーと彼の神体カオスが戦うなか明らかになる日本政府とアメリカの思惑そして汚職隠蔽かな。
一方でスケールある戦いや地球の命運を握るなかなんとも玲子の上司柏原たちがスケールのちいさいことをしてること。
作品中でマーズは真相を知らないままガイアーを停止させ殺されるが、もし真相を知ったら地球爆破のきっかけになったかもしれない。

  • No.632 by 風人  2018-05-15 14:06:16 

小説『魔女の宅急便』2と『都市伝説の謎』を購入。
『魔女の宅急便』はアニメでは描かれてない続編が興味ある。
『都市伝説の謎』はノベライズ『都市伝説の女』の流れから『都市伝説の女』のあとがきではもの足りないかと思った。
ざっと読んだがトランプ の成り立ちや『およげ!たい焼きくん』や『だんご三兄弟』のヒットした時代の裏側。
ある程度の時代の符合はあると思うが偶然とするか否か。
時代は動くしなにがヒットするかはわからない。

  • No.633 by 風人  2018-05-15 16:14:03 

『都市伝説の謎』、各項目のラストの文面ほぼみな同じ。

>真実であろうとなかろうと、これは都市伝説だ

の一文で各世界や出来事の都市伝説を締め括っている。
ただ義経イコールチンギス・ハーン説は英雄義経に生きて欲しい願望もあるのかなと思う。
『歌舞伎』の「勧進帳」などで扱われていることを考えたら大衆の希望やヒーローとうかがえる。

  • No.634 by 風人  2018-05-16 07:45:36 

『魔女の宅急便』は全六巻。
とんぼくんとの関係や宅急便をするなかでちいさいながら徐々に成長していく。
まだ二巻だからところどころに変化の兆しは見えている雰囲気。

  • No.635 by 風人  2018-05-18 08:10:28 

ふと疑問に思ったけど小説『仮面ライダークウガ』、バラのタトゥの女こと未確認生命体B-1号以外に作品中に新たに二体のグロンギがいたことになってる。
だけどB-1号がいるということは伽部凛そして郷原以外にも人間社会に潜伏した他のグロンギもいる可能性がある(かもしれない)。
九郎ヶ岳遺跡以外にももうひとりのクウガがいて遺跡を封印したがバラのタトゥの女により封印は解かれもうひとりのクウガのベルトは実加に渡る。
もしかしたら小説『クウガ』の物語はひとつの終わりで始まりを示唆してるようにも読み取れる可能性がある。

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