貴方と本の出逢い

貴方と本の出逢い

風人  2016-04-04 04:41:02 
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古典文学、ライトノベル、ノベライズ、ベストセラーあるいはあまり人に多く知られてない本などあると思います。
あなたが本を読むきっかけや感動した一冊、人生を変えた本などをご紹介ください。
ただし漫画はご遠慮ください×。

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  • No.298 by 風人  2017-06-19 05:08:18 

風邪が治ってきてひさしぶりに四時五時に起きれた。
再読することで読む力を鍛えないとあたまに入らない。
まだちょっと身体に風邪の負担がある。読書はとりあえずはできる。

  • No.299 by 風人  2017-06-19 14:55:15 

朝日ソノラマ文庫 原作横山光輝 マーズ

原作からOVAへの改変の際に玲子と春美は最後までマーズにつきあう形だったんでしょう。
原作漫画は詳しくはないが春美は途中から出てこなくなる。
だけど小説においてはマーズと共に殺される時まで最後まで共にいる。
このラストのくだりは感動的な反面、日本のくだらない政治を守るためにマーズが死ぬことにより地球が真夏のほんの一瞬で砕け散るあっけなさ……。
人間のエゴと言ってしまえばそうなのだろうけどあまりにあっけない。
地球を守るために玲子や春美、自衛隊やアメリカ軍そしてマーズが守ろうとしているのにラストはあっという間に裏切る。
小説ではマーズは最後まで全人類は信じられなくても春美や玲子を信じる自分を信じて死んでいく。
だけどマーズや監視者、神体を送り込んだ宇宙人はガイアー以外にも爆弾を監視者が持っていた置き時計にも仕掛けていた。周到さであり彼らの臆病さ……。

  • No.300 by 風人  2017-06-19 15:29:36 

小説『四万十川』というのを見かけたが買うのに躊躇いあった。
まだまだ読みなれない本は手にするのに躊躇いがあるということ。
ググればある程度レビューやブログを書いてる方もいるから参考程度にはなる。

  • No.301 by 風人  2017-06-20 16:09:38 

まだまだ積んでる本もあるが読みたい本もある。
だけど絶版になってる本は見つけにくい。
それでも例年よりはさらに読んでる。

  • No.302 by 風人  2017-06-21 05:42:17 

100分で名著はともかく知恵泉は作家を取り上げるの少ない。
100分で名著は視聴者が著書を読んでなくても番組の流れである程度わかりやすく紹介してる。
伊集院光さん司会者も必ずしもその著書を読んでるわけではないから視聴者目線。

  • No.303 by 風人  2017-06-21 10:42:38 

小説 機動戦士ガンダム0083

下巻 終章『濁流』においてアナハイムエレクトロニクスのオサリバン常務の自殺が綴られている。
しかし誰が彼を殺したか。作品内のひとつの謎。
考えられるのは地球圏に残ったデラーズ・フリートかシーマと繋がりあった者の手による殺人。
しかしここでもうひとり忘れてはいけない人物がひとり。
デラーズ・フリートがコロニーを奪取しフォン・ブラウンに向かった際にオサリバン常務の側にいた男がひとり。
小説内では専務とされる人物。
この人物はシーマとオサリバン常務の繋がりを知っていたと思われる。
デラーズ紛争後に何らかの形で司法や警察の捜査の手がまわりまわってアナハイムエレクトロニクスにもおよびオサリバン常務に(何らかの)疑いがかかり専務は証拠隠滅や捜査の手がおよばないように彼を殺したのではないだろうか?
デラーズ・フリートやシーマの息のかかった者が犯すよりは理屈が合いそうと思う。
連邦軍の司法の捜査の手が何らかの形でアナハイムエレクトロニクスにあったとは考えられる。
司法や警察など無能であったとは考えにくい。
『ADVANCE OF Ζ』でもよき司法や弁護士がいたから捜査の手が甘くないことが理解できる。
オサリバン常務を実は殺したのは専務ではないか?アナハイムに疑いがかかるのを恐れ疑惑がオサリバンに向けられた。
それにより自殺を偽装された殺人?
アナハイムが企業を守るためにひとひとり殺すか否かはそこに踏み込んだら企業の闇に踏み込むし憶測の域でしかない。

  • No.304 by 風人  2017-06-22 05:52:32 

朝日ソノラマ 横山光輝原作 マーズ

漫画原作のマーズをOVA製作当時の現代におきながらマーズ、ガイアー、監視者、神体、自衛隊、アメリカ軍そしてヒロイン春美や玲子、大垣や原口などをメインに書きながら地球爆破の時が刻一刻と迫る作品。
なんというか現在の政治家に読んでもらいたい本。
この小説版では漫画版とは改変され日本の政治家の汚職を皆が戦っているなかもみ消そうとして春美と玲子そしてマーズは最後に殺される。
しかし大垣たちが異星人が残した解読書がすべて明かされないままマーズを殺したことにより彼が死ぬことにより監視者たちが持っていた置き時計にもガイアーと同じ爆弾が残されていたことによりあっけなく地球は爆発しなくなる。
漫画だと市民感情が爆発し不信がマーズに向けられことでマーズが地球爆破を決意するが小説では最後まで全人類は信じられなくても春美や玲子のいる地球を爆破しないとマーズは自らを信じて死んでいく。
だけどマーズや監視者たちを派遣した異星人はよほど臆病かつ周到だったのかさらに念入りだった……というのがこわい。
小説版では助かったという安堵感は全体的に少ない。
自衛隊やアメリカ軍が戦っているなか汚職を隠す政治家の醜態。
ある意味最後までマーズを裏切る悪い地球人とも取れる。
果たしてそんな地球人が外宇宙に進出した時に異星人に信じられる対象かと取れるラスト……。

  • No.305 by 風人  2017-06-22 17:03:40 

ブックオフで今回初めてポイントを使った。
けっこう長く買ってるとポイント貯まる。
高いモノを買うときはポイントの割合でそこそこ安くなる。
お目当ての本はなかったので購入したのはCD。

  • No.306 by 風人  2017-06-23 14:27:16 

朝日ソノラマ文庫 横山光輝原作 マーズ

この作品がよくできているのは政府や自衛隊を主にしたシミュレーションというところ。
おそらく原作漫画は世界情勢に触れられてはなかったと思うけど小説はエジプト、中東、北朝鮮などの情勢が逐一物語の主人公たちに伝わる。
マーズやガイアーを守らなければならないと同時に監視人と神体に対応しながら世界情勢の均衡を保たないとならない。
秋の島新島、作品ではニケと神体により破壊され異星人からのデータを残り三十頁というところで破壊されてしまう。
だけどもし早くに自衛隊やアメリカ軍が島を守るために防衛しても同じ結果だった可能性はある。
また島が誕生したばかりで火山活動により不安定になることもあったと思う。
だけど物語後半になってようやくマーズ、ガイアー、監視人、神体を送り込んだ異星人の真意が明らかになる。
果たして未来に地球人が外宇宙に進出した時に異星人と友好的になれるか否かのコンタクト。
マーズが記憶を欠落してるのもまた小説においてははポイント。
これがラストへの鍵になる。

  • No.307 by 風人  2017-06-23 16:39:42 

羽田圭介さん。
いろいろなバラエティ番組に出演されてるけど神ギ問で自分の作品の一節から国語テストをして何点取れるかやってるんだ。
作家さんは書いてるとは真剣に夢中と思うし多少の誤字脱字はあると思う。それは編集者が添削してあと作品の微妙な表現や調整してるから作家さんが点数が取れるかどうか……。
羽田圭介さんはパソコンで書きながら運動したりなどテレビで取り上げられてたと思う。
また去年の夏には一度に複数作品書いてたともあった。
そんななかでいくら自分の作品で国語テストをしてよき点数が取れるか疑問。

  • No.308 by 風人  2017-06-23 16:48:10 

羽田圭介さん。
五十点中四十ニ点なら高得点。
国語は理解力が必要な教科。小説は何度も読んで繰り返したり間を置いて読むとまた感想や気持ちがその都度ちがう。
読むたびに視点や気持ちが変わる。

  • No.309 by 風人  2017-06-24 06:28:28 

小説 横山光輝原作『マーズ』。
マーズは本編では記憶が欠落してるがもし記憶があった状態ならいかなる人格だったか。
監視人六人はとかくマーズに決断を促すように向かってくる。物語ではマーズが地球爆破をするだろうと彼らは決めつけている。
もしマーズが記憶喪失でない状態だとしてもコンタクトをして本編のように物語は進んだと思う。
ある程度秋の島新島の情報が早く入った可能性はあるかもしれないが憶測の域。
仮に状況を早く飲み込めても対応如何による。
小説では大垣によるスーパーコンピューターによる解析である程度は島にあった水晶体により異星人の意図が明らかになる。
異星人本体や監視人とはコミュニケーションが取れないのも致命的。
『マーズ』は後手後手によるコミュニケーションしか取れない。監視人もFBIなどの追跡をまぬがれる。
もしマーズが記憶のあった状態ならある程度はいくぶんスムーズに進み異星人の意図が読み取れたとは思う。
だけどそれでも地球爆破が実際まぬがれたかは疑問。
愚かな人間はどこにでもいて過ちをおかす。
小説のラストを読むとそう思ってしまう。

  • No.310 by 風人  2017-06-24 16:28:43 

水木しげるさん関連の書籍は現在三冊。
はじめに買ったのは『ゲゲゲの女房』次に手にしたのは『水木サンの幸福論』、あとは実写映画版『ゲゲゲの鬼太郎』ノベライズ。
水木しげるさんみたいな生き方は現代には難しい生き方。
だけど人生焦っても仕方がない時はあるしいい時いやな時は日常にいつもあるもの。
なにかに守られて生きているという実感はなんとなくふしぎとある。
いまの時代は豊かになりすぎなところもある。それで日本みたいな社会だと妖怪や精霊などは生きにくいかもしれない。
水木しげるさん関連の本を手にするまでは妖怪モノを若干忘れてたところは素直にある。

  • No.311 by 風人  2017-06-24 20:42:30 

犬夜叉

調べたら小説あるみたいですね。つい最近に手にいれた八神ひろきさん『DEAR BOYS』の小説を書かれた金春智子さんが書かれているみたい。
偶然ググると思わぬ本が見つかる。
犬夜叉の小説とりあえず記憶に留めておこう。

  • No.312 by 風人  2017-06-25 11:06:23 

『宇宙戦艦ヤマト』や『六神合体ゴッドマーズ』に関われた藤川圭介氏が提示した博愛が七十年代や八十年代はおおらかで許された時代。
『ゴッドマーズ』への改変を生前の横山光輝先生が許された姿勢にもあらわれている。
だけど現実『ゴッドマーズ』のもとになった『マーズ』の方に近づいている感じする。
『マーズ』の世界情勢の不安定、アメリカと日本の共同歩調、汚職や国連への加入を企む政治家。
小説『マーズ』を読むと直接の舞台にはなってないにせよ中東や北朝鮮などの情勢が政府に入る。
またマスコミもガイアーや神体の存在に気づくが物語には深く関わらない。もしかしたら物語に書かれないところで名も知らないジャーナリストが物事の真実に近づいたかもしれない。
注意報や警報などがテロップに流れた時にそれが信じれるか。
そして人口のいなくなった都心。
リアルに考えたら小説『マーズ』で行われてることが日本政府とアメリカのみで秘匿に行われてるのを現実に置き換えたらこれもまたこわい。
どの世界でも裏で暗躍する人物はいると思う。

  • No.313 by 風人  2017-06-26 05:29:15 

『水木サンの幸福論』『ゲゲゲの女房』を読むと若干水木しげるさんと武良布枝さんの視点や感情などのちがいはあるけどドラマ『ゲゲゲの女房』とほぼ同じ。ドラマは脚色あったと思うけど。
漫画家とその妻であるが貧乏で食べれない日々もあったが仲睦まじいのが伝わる。
水木しげるさんが『鬼太郎』や『悪魔くん』などの作品を通しながら妖怪を愛してたのもわかるし戦争の悲惨な体験や南方での部族や自然と触れ合ったことが妖怪作家につながったんでしょう。
奥さんの布枝さんもはじめは貧乏暮らしで驚きや戸惑うことははありケンカすることもあるけど少しずつ受け入れていく。

  • No.314 by 風人  2017-06-27 15:24:30 

本や書籍ではないが短歌や俳句の番組を見てると日本語の美しさが伝わる。
小説や物語にもそういうところは見受けられる時がたまにある。
海堂尊先生の『イノセント・ゲリラの祝祭』の東京の灯りの描写は実によかった。

  • No.315 by 風人  2017-06-28 09:26:59 

水木しげるさん関連の本を読むといまの時代は妖怪、精霊、もののけなどが生きづらい時代なんだと思う。
科学文明と相反する。皮肉にもテレビによりアニメや実写化されたことで水木しげる作品は広く世に知られる。
21世紀になってからは飛躍的に社会が進んで妖怪は暗闇が少ない。
妖怪を信じられないというのもかなしいこと。
いないわけではなく見えないだけと思う。だけど現代はなかなか妖怪や精霊の存在は感じにくい社会。
見方を変えたら人間がきたないことや汚職、犯罪などのひとの心の内に棲んでる可能性もあると思う。
自然のなかに棲めなくなったぶん人間の心の内にいるとしたら妖怪やお化けのしわざかもしれない。
水木しげるさんは戦争に行ってた方。戦争は人間が起こしたものだけど戦争により自然や原住民の生活を破壊したのもまた人間。
たぶん現代の人たちが見えないものを見た方なんでしょうね。

  • No.316 by 風人  2017-06-28 12:58:22 

朝ドラひよっこ
時代的には小説『三丁目の夕日』のオリンピック前後を経て高度経済成長期にいたる。
水木しげるさんの著書も貧乏時代を経て貸本漫画時代が徐々に廃れながら紆余曲折あって『テレビくん』があって『悪魔くん』『ゲゲゲの鬼太郎』がある。
豊かになる反面、時代によっては(一時的に)忘れられるものや存在がある。
昭和の時代はおおらかだけど目に見えない混沌としたものもまたある。
昭和時代はある意味よかったと思えるのは私が歳を感じてるからかな?
嫌な思い出は時が変われば人生経験にもなる。

  • No.317 by 風人  2017-06-29 08:55:36 

妖怪は見えなくなっただけ(もとから見えないけど)。
だけど自民党議員の失言や暴言、ひととなりを見てるとひとの上に立てる人物たちか疑問視。
『桜宮サーガ』シリーズにおいては高階病院長はタヌキだのなんだの田口先生をはじめいろいろな人物から親しみとやっかみなど込めながら揶揄されている。
だけど東城医大を守りたいさらに少し広げていえば桜宮市から東城医大を無くしたくないという個人的にも病院長としてもある人物。
たしかに組織を存続させる上ではある程度の内部バランスや黒崎教授による古い体質、沼田先生によるエシックスコミュニティの存在など病院内組織内にとっては必要悪な存在や人物は認めていると思う。
必ずしもワンマンにしてないのは『弾丸』においての白鳥さんの配慮によるが黒崎教授が病院長代行をつとめた際には頭を下げている。これは過去からの浅からぬ人間関係や因縁もあるだろう。
だけど互いにある程度認める認めたくないを越えた関係。
タヌキな病院長を陰から守り時に悪役(極端な悪役でないにせよ)になり組織内部を安定させる潤滑油であり歯止めをかけるブレーキ。
だけど現実においてはこういう頑固おやじや昔気質(カタギ)な人たちは減ったと思う。
黒崎教授がある種凄いのは自分の役割をいやいやわかり理解しながらも病院のために行えるところ。
田口先生たちの世代から憎まれ疎まれてもそれは組織の上に立った人物のなすべきこととして受け止めていると思う。

  • No.318 by 風人  2017-06-29 08:56:15 

妖怪は見えなくなっただけ(もとから見えないけど)。
だけど自民党議員の失言や暴言、ひととなりを見てるとひとの上に立てる人物たちか疑問視。
『桜宮サーガ』シリーズにおいては高階病院長はタヌキだのなんだの田口先生をはじめいろいろな人物から親しみとやっかみなど込めながら揶揄されている。
だけど東城医大を守りたいさらに少し広げていえば桜宮市から東城医大を無くしたくないという個人的にも病院長としてもある人物。
たしかに組織を存続させる上ではある程度の内部バランスや黒崎教授による古い体質、沼田先生によるエシックスコミュニティの存在など病院内組織内にとっては必要悪な存在や人物は認めていると思う。
必ずしもワンマンにしてないのは『弾丸』においての白鳥さんの配慮によるが黒崎教授が病院長代行をつとめた際には頭を下げている。これは過去からの浅からぬ人間関係や因縁もあるだろう。
だけど互いにある程度認める認めたくないを越えた関係。
タヌキな病院長を陰から守り時に悪役(極端な悪役でないにせよ)になり組織内部を安定させる潤滑油であり歯止めをかけるブレーキ。
だけど現実においてはこういう頑固おやじや昔気質(カタギ)な人たちは減ったと思う。
黒崎教授がある種凄いのは自分の役割をいやいやわかり理解しながらも病院のために行えるところ。
田口先生たちの世代から憎まれ疎まれてもそれは組織の上に立った人物のなすべきこととして受け止めていると思う。

  • No.319 by 風人  2017-07-07 06:35:41 

『パトレイバー THE next generation』の一巻を読むとなんとも皮肉な気持ち。
『パトレイバー』が世に出てきた時は90年代という80年代の名残が残りながらもロボットアニメが元気な時代。
なおかつ無人機械という発想はまだたいしてなかった時代。後に『ガンダムW』のモビルドールや『ガンダムX』のビットモビルスーツ、『パトレイバー』では無人のはずのレイバーが暴走するなどの件はあったけど。
『THE next generation』のレイバー=ロボットが見れる国。
無人機械は『パトレイバー』当時は少なかったと思う。『ガンダムF91』のバグもあったorz。
だけど現実を考えたら有人で人を乗せて危険なところに行かせるかと言ったら行かせない。
『パトレイバー』で水中用レイバーなどごく一部は無人で操縦者は船などから操縦するというのはあった。
有人機械を現実において今後必要とするかどうか。普通に考えたら。
一巻ではとりあえず塩原や明が活躍できたというのが彼らにとってよきファーストステップになるのか。
『THE next generation』の時代は現実もフィクションからも夢や希望がない時代。実際我々もそうなんだけど。
考えさせられる。

  • No.320 by 風人  2017-07-07 08:56:08 

『パトレイバー THE next generation』小説は全五巻。
三巻ではなかったんだ。
塩原や明たちはある意味いまの時代の若者たちを投影してる。

  • No.321 by 風人  2017-07-08 06:51:31 

小説『パトレイバー THE next ジェネレーション』たしかに初代隊員たちの野明や遊馬たちが活躍してた時代はレイバー全盛期。
だけど見方を変えればレイバー犯罪が横行してた時期。極論な表現でたとえればレイバー版『北斗の拳』。
レイバーで暴れまわる犯罪者やシャフト社の内海課長によるグリフォンなどによるレイバー同士の競いあいなど。内海課長たちは例外としても犯罪者が横行していたことにかわりない。
野明や遊馬たちが活躍できたのはそういう人たちがいる時代でもあった。現実に置き換えたら三億円強奪事件や浅間山荘事件でしょうか。
だけど『next generation』の時代にはレイバーは衰退の一途を辿りレイバー犯罪がほぼ存在しない。
どちらがよかったと考えたらかんたんに結論は出ない。一長一短が時代ごとにある。
ただ冒頭を読むと時代を考えるきっかけになる。

  • No.322 by 風人  2017-07-08 11:07:34 

小説『パトレイバー THE next generation』で野明や遊馬たち自身はおそらく自分たちを伝説やレジェンドとは思ってないでしょう。
映画ニ作目『TOKYO WAR』で彼らは一度特車二課を離れた際に埋め立て地の日々を懐かしく思い邂逅している。
同窓会で顔を揃え語り飲みあかしながらベイブリッジ爆撃に危機を感じ一警察官としてなにかを感じ後藤隊長と行動を共にした。
ただそれだけ。
初代も三代目もどこか警察官としてはあてはまってない印象はある。
明や塩原、太田原やカーシャも型にハマッてない。
ただどこかいつの世にもある現代の若者像。
腐りながらも芯や根っこは腐りまいとどこかでもうひとりの自分と向き合い悩み葛藤してる。
かつての野明たちだって活躍したぶん始末書はあたりまえ時には本庁やメーカーに頭を下げることもあっただろう。
それを考えたら初代と三代目との間にちがいはあるけど差があるとも思えない。
時代がレイバーを求めるか否かそしてその先に彼らが活躍すべき場があるかの問いかけ…かな。

  • No.323 by 風人  2017-07-08 15:22:07 

小説『パトレイバー THE next generation』二巻と三巻を購入。
二巻冒頭を読んだら何なのかと思ったら特車二課棟をファンタジーRPGに見立てた妄想かと思ったらまさかの夢オチ?(苦笑)。
こういうところのノリはやっぱり『パトレイバー』。
塩原や明たちも初代隊員の野明たちを(隔世遺伝的に)受け継いでいるのでは?と思わせる。
押井守さんのふざけたノリを著者の山村圭氏が再現してると思う。

  • No.324 by 風人  2017-07-08 20:35:50 

小説『パトレイバー THE next generation』ちゃんとパトレイバーしながらいちおう『エヴァ』と『鉄人28号』のオマージュ入れてる。
なんでロシアと日本のハーフ(?)のカーシャが「あんたバカ」と言えるのか(笑)、コンビニ強盗相手に遠隔操作でコントロールされるイングラム2号機はまんま鉄人28号(苦笑)。
コンビニを舞台にしたりカーシャがなぜ日本に来たことで悩んだりとかかつての『うる星やつら』や『パトレイバー』時代の演出を物語にしてる雰囲気。
榊先代班長の志を継ぐシゲさんはまんま『うる星やつら』のメガネさんであり『パトレイバー』のシゲさんのまんま。
三代目の小隊メンバーが少しずつ何かを踏みしめ痛みを感じバカやりながら大人になろう(?)としているのにシゲさんだけは特車二課のむかしのまんまに伝わる。
レイバー=ロボットが必要とされる時代が来るのかどうか考えさせられる(-_-;)。

  • No.325 by 風人  2017-07-09 08:03:22 

『密会 アムロとララァ』富野由悠季さん自身が『ガンダム』を書くとややアダルトな表現。
けど左遷されたシャアとララァの出会い、駆け足ながらアムロがガンダムに乗るきっかけなどアニメ版を補完するように書かれている。
ララァとアムロ視点。それにシャアという三人にしぼられている。
富野由悠季氏は『Vガンダム』を最後にガンダムの小説を書いてないみたいだから今後は書くことがあるのか。

  • No.326 by 風人  2017-07-09 09:43:41 

小説『パトレイバー THE next generation』を読むと基本は初代、三代目もやることは変わらない。
レイバー犯罪の有無が特車二課の存続に大きく関わる。
三巻を読むと特車二課を爆破しようとした犯人については前科なしで身元不明という不可解な人物。警視庁上層部が二課を潰そうとしてるらしいニュアンスが含まれてた。
シゲさんが後藤田さんに“後藤さんに似てきたな”という台詞はおもしろいところ。
何らかの形で初代後藤喜一から後藤田に二課を守れや守ってくれみたいな言伝てがあったのかとも思える。
二課にいる者でかつての特車二課を知る者たちはシゲさんたち整備班だけ。
彼らだけが特車二課を間近に見てきた者たち。
これもなにか意味あるように思える。生き字引。

  • No.327 by 風人  2017-07-09 11:45:22 

『密会 アムロとララァ』短くアニメ版ガンダムに沿いながらアムロ、ララァそしてシャアのそれぞれの視点で書かれている。
三人それぞれ生い立ちはちがいアムロやシャアにしても女性の好みか必ずしもララァではないがララァに惹かれている。
アムロは無自覚にララァに惹かれている描写は秀逸。
ニュータイプであることを自覚しないままニュータイプであるララァと接触したのが悲劇。
だけど現実として考えたらアムロはララァのことがもとで7年間連邦に監視下に置かれてしまう。
ララァはシャアを愛した時点で恋愛、だけどアムロは無自覚にララァに惹かれていた。

  • No.328 by 風人  2017-07-09 20:08:24 

『パトレイバー』シリーズの小説はふしぎな感じ。
富士見ファンタジア文庫版は主に横手美智子氏が書きながら初代第二小隊メンバーの過去を掘り下げたり時にコメディにいじりかたや『THE next generation』もレイバーという存在がほとんど忘れられている時代で塩原たちが希望を持てない若者たちとして書かれながら随所に活気あった時代の名残や昭和の雰囲気や匂いを感じさせる。
近未来というか近未来になってしまった時代を追い越したであろう時代なのに寂れた町や街が出てくる。
富士見ファンタジア文庫版と『THE next generation』は書き手はちがうけど人物はしっかり一冊一冊掘り下げられている。
昭和がむかしのモノになったのは『Always 三丁目の夕日』が大きかったと思う。
『三丁目の夕日』の小説を読むと日本人がよくも悪くも元気だった時代。
だけど『パトレイバー THE next generation』に少しながら昭和の匂いが残っている。

  • No.329 by 風人  2017-07-10 09:39:35 

小説『Always 三丁目の夕日』みたいに日本人が元気に前向きになれた時代もあれば『桜宮サーガ』シリーズの『ブラックペアン1988』みたいに昭和から平成になりバブルが弾けた時代があり2000年を経て時代に閉塞感がつきまとう小説『パトレイバー THE next generation』な時代が現実にある。
どの時代にもしあわせや不幸があるのはわかるし割りきれない点もあるがその時代を知っているのもある。
『三丁目の夕日』の時代はさすがにちがいますけど。
生まれてきた限りは時代は選べない。
関係ないけど同じ『THE next generation』と『TNG』とある『スター・トレック THE next generation』とパトレイバーはちがいすぎる(苦笑)。
とりあえずはいろいろな本を読むことで時代を見つめる目はそなわっただろうか。

  • No.330 by 風人  2017-07-10 14:25:30 

押井守さんこの人もググるとけっこう著書が出てくる。
『パトレイバー』だけではないですね。
『うる星やつら ビューティフルドリーマー』『パトレイバー2』など独特な世界観を持ってる。
『パトレイバー』にあるよくも悪くもいいかげんだけどいちおうの正義感は初代も三代目もあるように思える。
そんななかでドタバタが起きておもしろおかしく演出する奇妙な空間、世界や時間。
『パトレイバー』においては特車二課が正義の味方というのもひとつの価値観や思想と思う。
警察官として初代も三代目も型におさまってない。人間としてだらしなかったり一部破綻してても表面と内に秘めた内面が同時に存在してる。
『うる星やつら』の諸星あたるたちが学生としてめちゃくちゃにやりながらも彼らなりの価値観や倫理観があるみたいに。
あたるがラムちゃんを好きなのになかなか好きとたった一言が言えないみたいに……。
心の内のミクロと社会というマクロを同時に書いているように思える。

  • No.331 by 風人  2017-07-10 19:36:40 

小説『パトレイバー THE next generation』、埋め立て地特車二課にある負の遺産とはなんだろ?
とても特車二課に本庁が狙うような代物があるとは思えない。
だけど考えられるのは後藤前隊長が残したらしいということ。
パトレイバー98式イングラム、レイバーキャリア、指揮車、電算室のコンピューター、イングラムが使う銃火器類(人間が使う銃類も含めて)、あとは過去の出動や事件時の事件書類やレイバーの稼動データなど。
レイバーの稼動データについてはイングラムの開発企業である篠原重工も持っているはずでしょう。
初代隊員である野明たちが動かしては壊し直しては壊し犯罪者のレイバーたちと戦い無数に近いと言えるデータの蓄積はあるはず。
だけどレイバーがほとんどいない時代に稼動データが意味あるだろうか?
負の遺産について詳しいのは現在の隊長である後藤田と生き字引であるシゲさんだけのよう……。
あの埋め立て地に他に何があるという?
ちょっとした推理モノだ。

  • No.332 by 風人  2017-07-11 05:17:43 

小説『パトレイバー THE next generation』を読む時は無意識にアニメや漫画の『パトレイバー』を比べながら初代隊員の野明たちと三代目隊員の明たちを比べながら思い浮かべてしまう。
おそらくそれも押井守氏の狙いのように思われる。
明たち登場人物たちが過去の栄光や伝説と比べてしまうようにかつての『パトレイバー』を知る読者もまた比べてしまう。
時代が異なりレイバーがほとんど必要とされなくなりながら特車二課は存在しながらもやってることは基本かわらない。
埋め立て地の二課でだらだらしながらバカやってなんとかやる気出そうとしてとりあえずの活躍をする。
明たちがかつての野明たちほどに警察官やレイバー乗りとして活躍してないのもまた事実。いつ本庁に二課ごと潰されるかわからない進退極まる事態。
けどふつうに常識的に考えてもかつての野明たちにしても後藤隊長がいなかったら始末書だけで済んでなかったことはたびたびどころか日常茶飯事。
『TNG』の明たちはふこうな時代と表現されたらそれまでだけど後藤田隊長により守られているのも事実。
初代の野明たちと三代目の明たち、ジェネレーションギャップをなぜ物語にするのかという意味もあるのかな?

  • No.333 by 風人  2017-07-11 08:30:04 

小説『パトレイバー THE next generation』は要所に渋い表現がある。
読むたびに人物たちが何か思いふけるたびに何かしらの共感ある。

  • No.334 by 風人  2017-07-11 14:18:04 

小説『パトレイバー TNG』の塩原や明たちは現代の若者を投影してる。
夢や希望がないまま将来が見えない。将来を考えるにも早い年齢。
よく読むと初代隊員の遊馬や野明たちは若干話しに尾ひれせびれがついてると思う。
彼らがヘマをやって始末書を書いたことなど三巻までしか読んでないけど一切触れられてない。
シゲさんや整備班の人たちは初代隊員の野明たちがたびたび失敗や始末書を書いてたことを知ってるはずなのに伝えてない。
おそらく後藤田隊長も後藤前隊長よりそれくらいは聞いてたと思うんだが。
なぜ野明や遊馬たちが失敗や始末書だらけだったことを伝えないのか?
なにかしらの意図が後藤田やシゲさんにあるのかな。
謎だ。

  • No.335 by 風人  2017-07-11 17:34:01 

あらためて小説『パトレイバー THE next generation』一巻を読むと塩原が複雑な気持ちを抱えた自らの職場を守ろうとする気持ちがはっきりある。
たしかにいつ辞めてもいいと気持ちは表にある。
だけどそれは表だけであっていかに特車二課を複雑に思いながらも職場としてギリギリ最低限の愛着はあるよう。
たしかに初代隊員に比較されていい気持ちはしないだろう。
だけどなんだかんだで三代目隊員たちの一応のリーダー格。
後藤田隊長に直談判にいく明たち隊員たちを嫌々ながらも観察し疎ましくも思いながらも一応はいざとなれば指揮をする。
もし本気で二課を辞めたいならすぐさま辞表を出してふつうの生活を送るでしょう。
だけどそれはしない。なにかしら最低限のプライドか自己の確立があるのか折れない。
これはどの時代の若者にもあるでしょう。ひとそれぞれちがうけど似たようななにか……。

  • No.336 by 風人  2017-07-12 05:30:45 

小説『パトレイバー THE next generation』一巻二巻は塩原と明はそれぞれ見たこともない初代の遊馬と野明を意識しながら最終的には特車二課にも初代の彼らにも向き合おうとしてる。
会ったこともない相手を意識し向き合うのは勇気いると思う。
だけどなぜ特車二課に初代隊員たちの写真一枚残ってないのか。
一巻では負の遺産が後藤田隊長自身かもとシゲさんは示唆してるがはっきりしない。
普通に考えて警察組織である以上は初代第二小隊の記録は警視庁、警察のどこかにあるはず。
だけどそれが存在しないのだろうか?現実に考えたらあるはず。
ふと思ったら灯台もと暗し……としたら?
二課のどこかにはあるのだろうか。

  • No.337 by 風人  2017-07-12 14:13:10 

小説『パトレイバーシリーズ』富士見ファンタジア文庫および実写映画版小説『TNG』を読むとパトレイバーシリーズがいかに2000年以降の警察刑事ドラマに影響与えたかわかる。
『踊る大捜査線』シリーズはサラリーマン刑事警察官として演出し『相棒』シリーズは杉下右京という変わり者を主役に置きながら警察組織や社会、市井の人々たちの闇や暗部を演出している。
『パトレイバー』シリーズでも埋め立て地に飛ばされた一応の正義感といいかげんにだらしなさを持った一見ダメ警官である遊馬や野明たちおよび三代目の塩原や明たちはそう演出されながらもなんだかんだで“正義の味方”であると同時にサラリーマン警官という一面。
だいたい上層部と対立するのは後藤隊長と第一小隊の南雲隊長そして『TNG』の後藤田隊長。
『パトレイバー』の発祥がOVAというアニメや漫画ということも警察上層部の闇や暗部は深くは書かれないけど一応警察にもこういうトカゲの尻尾切りする上層部の人たちがいますと示唆してる。
この辺の流れは『踊る』や『相棒』でもたびたび示唆されている。
キャリアの警官は立派、ノンキャリアの警官はコメディとして演出されだらしさなもありが一般市民に近い感情や共感を抱かせるようにドラマでは演出されている(と思われる)。
『踊る』の湾岸署にしてもTVドラマスタート時は僻地、『相棒』の特命係にしても警視庁内の建物内としての意味を含めたエリート内の村八分。
『パトレイバー』と似たような環境や立場にある。

  • No.338 by 風人  2017-07-12 18:35:37 

小説『相棒 season7』(下)亀山薫が去った後の特命係はしばらく右京の相棒不在なまま物語が展開。
右京単独だったり一課の芹沢さん、経理の陣川さんだったりと実験的な試みをしてる雰囲気がおもしろい。
陣川さんが相変わらず騒動を呼んでしまう(笑)。
本人に悪気がないだけ巻き込まれる右京はさんざん。
ようやく最終話に神戸尊の登場。
実験的な物語を展開してることで『相棒』は物語は広がったんでしょうね。

  • No.339 by 風人  2017-07-12 20:24:42 

小説『相棒 season7』(下)のあとがき興味深い。
右京の正義について触れながら正義とは何かと問う。神戸尊にもまた。
『相棒』シリーズは警察組織の闇を同時に書く、あの難しさ。
特命係潰しもまた小説『パトレイバー TNG』同様に警察の上層部と現場の対立に似る。
右京の一見飄々とした態度は後藤隊長と後藤田隊長に被る。
後藤隊長と後藤田隊長(ややこしい)もまた本庁でカミソリだったために埋め立て地特車二課に飛ばされたらしい。
現実の警察組織においてカミソリやジャックナイフとしてキレすぎたために飛ばされるということがあるかはわからないけどフィクションではその方が都合がよくおもしろいと思う。
人物の背景が何らかの果たちでできるから。
右京の場合は小野田公顕との過去の確執がありながらも一方では彼により特命係が一応は守られている背景がある。

  • No.340 by 風人  2017-07-13 18:16:06 

小説『相棒 season7』(下)で神戸尊が報告書か何かを作成してる際に亀山薫に会ってみたいという文章を残してる点はおもしろい。
杉下右京は慣れている捜査一課トリオでさえも得体の知れない存在感がある。気が合うのは鑑識の米沢守かたまきさん程度。
亀山薫だって当初は振り回されながらも事件の大小に関わらず接していくことで意見や意思をぶつけ向き合う関係になっていった。薫は基本誰にも特に被害者には感情的なことも含め思いを近づけることがある。よくあるドラマの刑事の典型であるが故に右京はなにかしらの影響はあったと思う。
神戸尊は当初は官僚体質が染み付いているがために距離を取る。距離を取りながらも独自に観察していく。
小説『season8』以降を読まないと内容は思い出せないけどまたいずれ。

  • No.341 by 風人  2017-07-14 06:22:45 

小説『踊る大捜査線』『相棒』『SPEC』『パトレイバー TNG』などを比べて読むとおもしろいかも。
それぞれ警察モノだけど描き方やテーマは異なる。
『踊る』のサラリーマン警察という描写、キャリアとノンキャリアの対立と融和、『SPEC』シリーズのはみ出しモノ感じこれも『パトレイバー』に通ずるところ。
『相棒』は杉下右京によるところは大きいけど相棒となるキャラや米沢守、捜査一課トリオ、ゲストキャラが華を添える魅力ある。
警察モノは過去の事件や事柄が人物に影響を与えるところもある。未解決の人物やあるいは上司の謎めいたところ。これは『踊る』なら和久さんが警察官殺しの事件を解決できずに悔やみながら青島らと解決していったり『相棒』でも特命係という謎。初期は右京と小野田の謎ある関係。
『パトレイバー』シリーズだと富士見ファンタジア文庫版で「ブラックジャック」というサブタイで野明と遊馬が当初は好奇心から後藤隊長の過去を調べるが意外な展開になっていく。
こういうのは警察モノのひとつの醍醐味。上司やそれに連なる事件で警察組織を人物たちが見つめ直すきっかけにもなる。
そしてそれはひとつの成長をうながす。

  • No.342 by 風人  2017-07-17 05:15:09 

小説『パトレイバー TNG』で三代目隊員の明は九州かと思えば埼玉という。
初代の野明が北海道苫小牧に比べたらやや平凡感は否めない。
塩原にしても父はふつうのサラリーマンであり初代の遊馬が篠原重工の次男に比べたらこちらも平凡は否めない。
だけどなぜこういう違いを人物に作ったかという押井守氏の意図。
アニメや漫画の頃の『パトレイバー』はレイバー犯罪在りし日の全盛期、かたや小説および実写映画の『TNG』は世界からはおろか日本からもレイバー産業がほぼ撤退したなかに数少ないというか唯一特車二課があるというレイバーが衰退したなかでのパトレイバーがある存在。
レイバーそのものがほぼ日本でさえも活躍してないのにパトレイバーが時代から取り残されたように埋め立て地にある。
高度経済期やバブル期の頃さえの夢や希望さえないという。
とりあえず読んでわかるのは現代の若者同様に塩原や明たちは夢やその他のモノが喪失してるなかで何かを得ようと埋め立て地特車二課で等身大で悩み葛藤しつまらない言い合いや喧嘩しバカ騒ぎを繰り返しながら得ようとすること。
押井守氏が『うる星やつら』やかつての『パトレイバー』と同じことを描きながら夢や青春などを取り戻そうとしてるのではないだろうか、と思う。

  • No.343 by 風人  2017-07-17 14:19:39 

積んでる本をあせって読む必要はないけど目を通すくらいはしときたい。
夏になると学生の頃を思い出すようになったら歳だなと思う(苦笑)。
学生当時の流行りのベストセラーや有名な本はなんだったんでしょう?
もっぱら私は私の道しかいかないから(>_<)。

  • No.344 by 風人  2017-07-19 07:57:49 

暑さに負けていたけど少しは本を余裕持って読めるようになったかな。
学生時代にもう少しいまの何分の一でも興味の幅を広げておけばよかったかなと思う。
『モルフェウスの領域』や『アクアマリンの神殿』みたいな作品を当時目にしていたらまたちがったかな。

  • No.345 by 風人  2017-07-20 16:03:20 

『時をかける少女』『時空の旅人』『仁-Jin-』ノベライズとタイムトラベル、歴史改変モノの小説もなぜか手にする。
『時をかける少女』はまだ積んでる本だけど。
歴史改変というのも興味深い。
『仁-Jin-』ではやはり龍馬暗殺が避けられなかったのはショックだけど南方仁がいずれは未来へ還るには龍馬の存在が必要というのもロマンある。
龍馬も未来(現代)を見た者のひとりである。
歴史改変はSFのテーマでありロマンある。

  • No.346 by 風人  2017-07-20 18:22:22 

小説『時空の旅人』の教授が過去の人物であるにも関わらず現代の人物たちや未来人を受け入れている。
『仁-Jin-』における勝海舟の役割を果たしていると言えるかな。
タイムトラベルや歴史改変モノはこういうものわかりのいい人物を配するのは利点。
同時にこんな人物がいないと主人公たちが過去の歴史に放り込まれた中で何をしていいか見失うおそれもある。
歴史改変モノはタイムパラドックスとの戦いでもある。フィクションとして許される範囲内の歴史改変、一方では現実として歴史を変えてはいけないぎりぎりの制限。
あらためて考えるとむずかしいジャンルと言える。

  • No.347 by 風人  2017-07-20 20:54:10 

小説『時空の旅人』。
むかし劇場アニメ映画では見たけど時間の流れについては多重平行世界として解釈されてるみたい。
同じ時間管理局という組織があってもそれぞれ別々の時間の流れから彼らが来て歴史を守っているらしい。
歴史の流れを史実通りに一定に守るためと思われる。
だけど人物の主人公たちは戦国時代の中で考え決断しなくてはならない。
この辺は『仁-Jin-』などと同じ。
もし歴史が変わっても本当に未来のためによくなるという保証はないと思うのもひとつの感想。
もし信長が本能寺で暗殺されなかったら、もし龍馬が殺されなかったらなどは考えても空想という名のフィクションに過ぎないかもしれない。

  • No.348 by 風人  2017-07-21 19:09:07 

小説『時空の旅人』では分岐により無数に歴史の流れがあり我々が知る歴史と知らない歴史が存在しまた時や時代ごとに同一人物でさえも分岐してしまうかあるいは別人がなり代わってしまうかとにかくいくつも無数に歴史や人物が存在してしまうことになる。
この辺は著者の眉村卓氏がわざと複雑にし読者に想像や思考の余地を与えているかもしれない。
だけど主人公たちは自分たちが流れてきた時間の流れで考えながら時間管理局員の言葉から判断していくしかない。
『時空の旅人』はちょっと複雑だけど『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に近い点はある。

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