風人 2016-04-04 04:41:02 |
通報 |
高度経済成長期やかつての東京オリンピックなどがひとつの時代の境目なんでしょう。
水木しげる先生が紙芝居、貸本漫画家を経て本来の漫画家になりテレビまんが(テレビアニメ)となり時代が交錯していく。
結果的にはテレビという文化が『悪魔くん』や『鬼太郎』に光りをあてていく。
つい先頃に読んだカルーセル麻紀さんの本『私は女』もテレビ時代創成期からの時代。
『三丁目の夕日』もモノクロテレビが家庭に普及して子どもたちは漫画からテレビに興味が移りSF小説が脚光を浴びる。
かといって妖怪とSFが相容れなかったわけではないでしょう。
どちらも架空ないしもしかしたら“本当に存在するのかも”というニュアンスが当時の子どもたちに伝わり残ったのではないでしょうか。
ひとつの時代の節目として高度経済成長期が存在したのは事実。
そこで立ち退き問題みたいな悲喜ごもごもな話など実際あったと思う。
つねに時代には光と影がつきまとう。
トピック検索 |