Second Spring　(創作NL/非募)

(此方から始めても大丈夫でしょうか？場面背景は、クラス委員が決定してから数日経ち、放課後委員活動のため居残り活動している、という感じを考えているのですが他に希望があれば仰って下さい。)

（／構いませんよ！ＰＬ様から始めてもらって有難う御座います！始まりに関しては特に強い希望など御座いませんので宜しくお願い致します！）

(分かりました、では始めさせて頂きます。)

済まないね、こんな時間まで残ってもらって。(生徒会に提出する資料を纏めながら4時半を指す時計を見ては相手に苦笑いを浮かべて「部活の方は大丈夫かい？」と気遣うように尋ね。)

（／ 始まり、有難う御座いました！此方は徐々に長くなってしまう癖がありまして、やはり長いのは苦手でしょうか？
それから呼び方なんですが、最初は苗字＋君でも構いませんか？）


顧問には昼休みに伝えておきましたので大丈夫ですよ。お気遣い、痛み入ります。( ファイリングの途中で話し掛けられると作業する手を一旦止めてしっかり相手の顔を見、言葉を紡いで。気遣いに感謝して椅子に腰掛けたまま軽く一礼すると再び下を向き、黙々とファイリング作業を再開させて) 日比谷君。私はまだ作業が残っているから、終わったなら私の事は気にしないで先に下校していいからね？ 戸締りは私がしっかりとしておくから。

(/いえ、大丈夫ですよ。此方の呼び方はそれで構いません、此方が其方の名前を呼ぶ時は苗字呼び捨てで良いでしょうか？)

流石、抜け目ないね。(黙々とファイリングの作業をしている相手に小さく笑っては自分も資料の方に視線を戻して、先ほどの相手の返答に『相変わらずだな』と思い、一人で笑って)
僕の方は構わないさ。生憎、暇を持て余しているのでね。(相手の気遣いに笑って返して)

（／有難う御座います！ 呼び方につきましてはお好きにどうぞ。親しくなってきましたら名前＋君へ徐々に変更していきますね？）


“ 報・ 連 ・相 ”は基本中の基本ですので。日比谷君だって当たり前に使用しているではないですか。(効率良く計画して作業していたので予想していた時間よりも早めに作業が終わるとファイルの束を両手で抱えて立ち上がり、室内にあるファイルや色々な資料がしまってある棚へ移動するとたくさんあるファイルを番号順にしまいつつ相手に背を向けたまま淡々と言葉紡いで) ……そうですか。あの、日比谷君。貴方は毎日充実した生活を送っていますか？

(/了解しました。此方の呼び方については、それでお願いします。)

へえ、よく見ているじゃないか。まあ、確かにそうだね。(意地の悪い笑みを浮かべてから相手の言葉を肯定して。資料に欠落部分がないことを確認すると丁寧に資料を纏めて〈3年A組〉と書かれた提出用の封筒に入れて)
唐突だね。……まあ、それなりに充実しているのではないかな。(相手の問いにきょとんとするが、すぐに思案する素振りを見せては、相手の方をちらりと見てから目を伏せて口元に笑みを浮かべて上記を述べ)

ねぇ、日比谷君。知ってる？ この世に完璧な人間なんて存在しないわ。周りから完璧人間とか言われてるけど、私からすれば日比谷君は普通の高校生なのに。おかしいよね？（棚の扉を閉めてからくるりと振り向いて相手見遣って相も変わらず淡々と相手について意見しては鞄が置かれたテーブルへと戻って。本日の作業は大体終えたのでペンケース類等を鞄へしまった後、鞄肩に背負って）では、作業も終わりましたので私はそろそろ下校しますが、日比谷君はまだ残っていますか？

……それは、慰めか何かのつもりかい？(相手の言葉に可笑しいと言わんばかりに小さく笑って)
言わせておけば良いさ、人間は無い物ねだりが好きだからね。(他人を馬鹿にするように言い放つと自分も荷物をまとめて、先ほど纏めたファイルを手に取り立ち上がり)
僕は生徒会の方にこれを出してから行くから少し待っていてくれるかい？すぐに終わるから、一緒に帰ろう。(一方的にそれで話を切るとそのまま教室を出て、『……呆れた』と言いたげに己の行動に溜め息を吐き生徒会室へと向かって)

（生徒会室へと向う相手の背中を見送ると、折角誘われたのでそのまま一人で下校するのは意に反する行為なのか一先ず昇降口にてはきかえてから正門にて待つ事にして）
慰め、とかではなかったのにな。

おまたせ。じゃあ、行こうか。(生徒会に無事資料を提出し、正門で待っている相手に駆け寄るとそう笑いかけて。ふと頭上を見上げると開花した桜の木が目に入り、『あれから一年か』とぼんやり考えては柔らかく目を細め)

一年は早いものね。でもまさか、日比谷君から指名されると思わなかったから、色々と驚かされたわ。
（声により同じく顔を上げて桜を眺めると一年前の出来事や指名された事を思い出すと懐かしむ様に語り掛けて）
一緒に下校するのは構わないのだけど、日比谷君の帰る方向は？

君以外に適任はいないと思ってね。(数日前のことを思い出しながらふっと笑って)
僕はこの道を真っ直ぐ行けばすぐだから、気にすることはないよ。君の家の方角は？(この校門へと続いている道路を指差せば此方も尋ね返して)

何それ、買い被りだわ。私以外に適任者はいた筈なのに。だけど、日比谷君に指名されて感謝していたりするのよね、実は。
（適任発言は嬉しいのだが自惚れたくははないので少々照れ隠しとして買い被りだと指摘して。方向については偶然にも一緒だったので相手が遠回りせずにすんで安心したのか同じ方向を示して）
どうやら一緒の方向みたいね。私もこっちだから。

この僕が他人を買い被るなどすると思うのかい？嬉しいなら素直にそう言えば良いだろうに。(相も変わらずの上から目線で言えばくつくつと笑い、上記を述べたあとに『なんて自惚れているだろうか』と相手に悟られないように自身を自嘲し)
おや、偶然だね。ならば一緒に帰ろうか。

はぁ……日比谷君は一言多いのよ。それさえなければいいのに。
（自信家で完璧人間なのは仕方無いと理解しているのだが、一言多いのはやはり気になるのか指摘してからゆっくりと歩き始めて。一年間委員として接してきたのだが帰りは別々だったので知らなかったので少々驚いて）
折角こうやって一緒に下校するから、この機会に質問が。日比谷君ってさ、その性格疲れない？

率直な意見を述べただけなのだがね。(長い時間を共にした人間に『一言多い』と指摘され、嘘偽りなく意見すれば笑って)
疲れる、とは？(質問の意図がいまいち汲み取れず首を傾げて見せ)

その性格とか？ 完璧でいるなんて私には無理だから疲れないのかな、と思って。
（ゆっくりと歩きながら説明をしていくと不意に横を向いて相手の横顔をじっと見つめていたのだが下瞼辺りにまつ毛がついているのに気付くとゆっくりと手を伸ばし睫毛を取っては説明をして）
長い睫毛が肌についていたよ？日比谷君って睫毛が長いから羨ましい。私もそんな長かったら嬉しいのに。

別に完璧でいようなんて思ってないさ。僕はごく自然に振る舞っているだけだし、そもそも“完璧”なんかじゃないしね。(一度天を仰いでから隣に歩く相手に『完璧ではない』と苦笑いを浮かべ)
……おや、済まないね。(相手に指摘され、手が触れるまで気が付かず、自分の頬に相手の手が触れた時には微かに目を見開いて)
そうかな。僕は君の眼、好きだけど。(自分を羨む相手にさらりと上記を口にすれば、自分が一体何を言っているのか理解し、ふいっと顔を逸らし)

日比谷君って変わってるわね。私の眼が好きって。でも変わってるのが日比谷君の良さだから。
（眼が好きという相手に首傾げるも直ぐに笑顔になっておかしそうに笑うも歩んでいる途中で笑顔は消えて普段の表情となって。学校から比較的に近い場所に自宅はあるので到着してしまったのか歩が止まって）
日比谷君、自宅に到着しました。今日は送ってくれて有難う。……それではまた明日。