第六天魔王の付喪刀

第六天魔王の付喪刀

主  2016-03-02 23:55:43 
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  • No.130 by へし切長谷部  2016-03-22 22:31:58 

っは……?
(あまりに直球な問いに、一瞬呼吸さえ乱れて喉元からはひゅうと掠れた音が鳴り。そんなもの問われるまでもなかった、むしろあの下賜を捨てられた以外にどう受け取れと言うのだろうか!主に織田信長の記憶があると知ってもなお、相手はかの魔王ではなく"主"なのだとの一念で押さえ込んでいた積年の恨みやあれそれがともすれば溢れそうで。それでも無理矢理に口元をいびつな笑みに変え、もはや半ば自己暗示に似た調子で言葉を放ち)
何を仰るかと思えば。俺と"主"はまだ出会って二日、まして捨てられたなどと思う様な待遇は受けていませんよ。

  • No.131 by 織田 信長  2016-03-22 23:24:42 

ふむ、言い方が悪かったか。先程のわしの言葉は前世の織田信長としての言葉じゃ。主は主でも、お前にとっては元主の方じゃな。
(何処か藤色の瞳を揺らしながらも口元では気丈に笑みを描くへし切を真っ直ぐに捉えつつ、目は口ほどに物を言うなと顎下に手を当てて己は思い。此方の言葉を直ぐに理解をしている癖に敢えて"主"などとしらばくれる相手に半笑いを浮かべれば、ならばと退路を塞ぐ様な上記の言葉を発していき。生まれ変わりとは言え、己が持つ記憶は紛れもなく織田信長のもの。故に今も先も紡ぐ言葉は嘘では無く、相手が過去に知り得る事が出来なかった事も今は知らせる事が出来る。然し其れは相手が聞こうとしなければ意味など無い。再び、目の前の付喪神へと一部分だけを変えた問いを投げ掛けていき)
もう一度尋ねるぞ、へし切。お前はわしに、織田信長に捨てられたと思っておるか?

  • No.132 by へし切長谷部  2016-03-22 23:44:39 

……何を、当たり前のことを。
(駄目押しの様に繰り返された問いに今度こそ何かの糸がぷつりと切れた気がして、今し方よりも数段声音はほの暗くなり。「名付けまでしておきながら、結局は手離しただろう」、「直臣でもない輩へ下げ渡しただろう」、「捨てた以外にどう受け止めろと?」話しているはずの自身にも何を言っているのか断片的にしか分からぬ言葉を投げつけ、ようやく落ち着いた時分には妙な空虚感があり。はは、と乾いた声を上げて一転ゆったりとした声で)
けれど貴方は、主は織田信長ではありません。ただ記憶を持っているに過ぎない、こんなものは主には関係のない話だ。

  • No.133 by 織田 信長  2016-03-23 00:38:47 

…其処まで言っておいて、わしには関係無いと?ははっ、意地が悪いなへし切。生まれ変わりとは言え、記憶を持っている以上は介入しても良いじゃろう? むしろそうすべきじゃとわしは思う。
(相手の恨み辛みの籠った断片的な言葉を聞き、鶴丸の言っていた事がいよいよ明るみに出て来たかと思いつつも、常に何処か一線を置いていた相手の本心が垣間見えれば何となく嬉しく感じるもので。然し、最後の最後で其れら全てを無かった事にしようとする相手の発言には、ピクリと片眉が僅かに上がり。目の前の付喪神の真意は分からぬが、其れは己が紛い物だと言われている様な気すらする言葉で、軽快そうに笑ってはみたものの眼光は鋭いままにそう断言し。また焚き付ける様な言葉を投げ付けていき)
…嗚呼、其れともわしの口から真実を知るのが怖いのか?その様な逃げ道を作るなど。

  • No.134 by へし切長谷部  2016-03-24 21:23:12 

怖い?はは、主に捨て置かれた事実より怖いものなどありましょうか!
(相手の口先とは裏腹な鋭い眼差しに僅かにたじろぐも、心底おかしいとばかりに顔を歪めて相手の言う"真実"を暗に自身への悪い評価なのだと決め打ち。「主をあの男だと認めたくないのはね、俺がもう二度と仕えたくないからです。あんな男に仕えたが最後、……また、いつ捨てられるか知れたものじゃない」と拒絶の理由を震えた声に乗せて告げ、にこりと日中に見せる対主用の曇りない笑顔で)
貴方は俺のことを捨てたりしないでしょう?だって貴方はあの男とは違う、別の人間でしょう?

  • No.135 by 織田 信長  2016-03-24 22:18:37 

…捨て置かれたと、お前はそう決め付けておるのだな。嗚呼、それと残念じゃがわしもあの男も根は同じじゃ。別の人間とは一概には言えぬ。
(ジロリと己の鋭い双眸を相手へと向けては、決して軽くは無い声色で言葉を発していき。思い込みによる積年の恨みは、如何やら安易には払拭出来ぬかと視線を鋭くさせ。然しながら一見感情を出しているかのようで、何処か押し殺しているかの様な相手の笑みのチグハグさは、見ていてあまり気分の良いものでは無いと感じ。また其の口から何度も告げられる"捨てる"と言う単語に、鶴丸が言っていた通り此れはトラウマになっているなと察せられ。少し考えていたが、此のままでは平行線な上に拒絶の理由も相手から聞けたので仕掛けるかと、自身の懐から閉じた扇子を一つ取り出せば、其の先端と共に自身が持つ真実を相手へと向けていき)
のう、へし切。何やら誤解が生じている様じゃが、元よりあの男_もとい、わしはお前の事など捨ててはいないぞ。

  • No.136 by へし切長谷部  2016-03-24 23:06:53 

(相手の言葉にふっと表情を消して視線を正面から見据え。扇子を取り出す所作はひどく懐かしささえ覚えるもので、はじめから内心十分に承知だったものの改めてこの方は疑いようもなく信長様なのだとの思いがすとんと胸に落ち。とはいえそれを認めていない体の自分は主と信長様の同一に関しては言及出来ず、小さく息をつくと無表情のまま首を僅かに傾けて、どの様な言い訳が飛び出すのやらと半ば諦念混じりに)
……捨てていない、と言うのは?

  • No.137 by 織田 信長  2016-03-24 23:53:36 

其のままの意味じゃ。_お前はわしが黒田に渡した事を捨てたと捉えている様じゃが、何も理由無しにわしはお前を渡した訳ではない。
(先程へし切が告げて来た、直臣でもない輩へ下げ渡しただろうと言う言葉を聞いて直ぐに黒田へと渡した事が捨てた事だとされているのだろうと、鶴丸の推測と合わせてそう察していた為に扇子を差しながら上記を述べ。「理由は二つ有る。一つ目は、お前程の刀でないと有能だった黒田をこちら側に繋ぎ止めておく事が出来ないと考えたからじゃ。二つ目は、お前を大切にしていたからこそ手離した」あまりに一遍に言われても整理は出来ないだろうと思ったが、小出しにして途中で会話を切られる心配は無い為に一遍に言い、扇子を持っていた手を胡座を掻いている膝に置けば相手の反応を伺い)

  • No.138 by へし切長谷部  2016-03-26 22:07:59 

大切に、していたから?
(あっさり告げられた下賜の理由、その一つ目は納得出来るかはともかく理解は出来るもの。だが二つ目のそれは根本においてまず理解が叶わぬ説明であり、はっきりと疑問を顔に出して引っかかった言葉をオウム返しにして。大切な物は手元に置きたいはずだ、それをだからこそ手放すという相手は何と複雑怪奇な価値観なのだろう、ほんの一時今のいざこざを忘れて純粋な疑念に眉を顰めて)

  • No.139 by 織田 信長  2016-03-26 22:38:56 

嗚呼、そうじゃ。大切にしていたからこそだ。…わしは、多く者から恨みを買っていたからな。だから此の側は危険だと判断した。
(己が多くの者から恨みを買っていた事は自覚しており、だからこそ何時か其れが此の身に帰って来る事は理解していて。自身の側は何よりも危険な場所だと、月日が経つ毎にその考えは増していき。名前を授けるほど大切にしていた刀、其れだけは巻き込みたくは無く事が起こる前に、誰の恨みも買っていない黒田へと渡して正解だった。実際に其の後、己は本能寺の変で焼け落ちた。其の様な地獄にまで付き合わせてしまった左文字や不動、薬研には悪い事をしたと思いながらも静かな声色で言葉を続けていき)
……現にあのまま共に居たら、わしと同じくへし切も焼けていた。真っ直ぐで美しい刀だ。己の手では終わらせたく無かった。

  • No.140 by へし切長谷部  2016-03-26 23:34:06 

……っ、信長様は、分かっていない!
(思いもよらぬ言葉に息を飲んで目を見開き、自身と相手の考えの差異につい相手をかつての名で呼びながら声を上げ。それは確かに大切なものを守るという行為なのだろう、それでも自分はそんなことを望んではいなかった。荒げてしまった声に触発される様に六百年もの間溜め込んできた本音がほろほろと溢れだし)
あの頃の俺にとっては信長様が全てで、官兵衛様は確かにお優しい御方でしたが、それでも俺は、貴方と共にありたかった!薬研が、宗三が、不動が羨ましい、俺も叶うなら貴方の側で朽ちてしまいたかった!守られなくたって良かったんです、貴方の最期に側にあれたならそれが最上の幸せだったんです、少なくとも俺にとっては。

  • No.141 by 織田 信長  2016-03-27 03:03:40 

!……。嗚呼、成る程。お前は、へし切長谷部は、その様な想いを抱えていたのか。
(怜悧的な声色から一変して、感情のままに発せられた名前と本心には此方も少しばかり目を丸くし。永く燻らせていた刀の何百年の想いは、確かに己の想いとは真逆に位置しており相反するもので。自身が現世に居た頃、福岡の博物館に展示されていたへし切長谷部の刀身を見た時、其れは己が所持していた時と変わらず、何処も錆びてなどなく美しい輝きを保っていた。今では国宝だ、己の元に居ればこうはならなかっただろう。手離して良かったと、其の時の己はそう思っていた。然しこうして刀本人の想いを聞いてしまえば、誰かの為何かの為と起こす行動は所詮は其れ自体が己のエゴかと、眼差しの鋭い双眸をやや伏せて告げていき)
……朽ちる事なく在り続けて欲しいと思った事が、逆にお前をずっと悲しませていたのだな。

  • No.142 by へし切長谷部  2016-03-27 21:34:44 

だってそうでしょう、慕う方が既に居ない世界で生き長らえることに何の意味がありましょうか。
(散々腹の中身をぶちまけて、それを相手が静かに納得してくれたことで長年のわだかまりがいともあっけなく消え去った気がして。嗚呼、そうだ、自分はずっと待っていたのだ。いつか迎えに来て下さると信じて、それが叶わなくなった為にその想いが歪んでしまっていただけで。自分でも気付かなかった本心がすとんと落ちてくると同時にようやく、本当にようやく目の前の"主"、つまり信長様とまた会えたのだと心の底から理解して。あまりに今更ながら湧いてきた再会の喜びに、ぽろりと一筋雫が頬を伝って)

  • No.143 by 織田 信長  2016-03-27 23:33:37 

……へし切。_済まなかった。
(伏せていた双眸を上げ、明瞭な声色で発するのは短くも感情の籠った謝罪の言葉で。此の騒つく胸の内を焦がす物は、罪悪感と言う物かと涙を流す相手の藤色の瞳を見てはその様な事を思い。全てがとんだ間違いだったと内心では己へと自嘲に似た何かを零し。少し間を置いて、神妙な面持ちで相手を見つめれば、まるで数百年前に拗れてしまった関係をやり直すかの様にゆっくりと慎重に言葉を紡いでいき)
再び、わしがお前の側に居る事を許してくれるか?

  • No.144 by へし切長谷部  2016-03-28 22:32:07 

……っふふ、貴方に謝罪は似合いませんよ、信長様。
(かつて天下を取らんとしていた御方が自分の様な付喪神の分霊ごときに謝罪をしてくることが、恐れ多くもおかしくくすりと笑みをこぼし。主、とは呼ばなかったことが身に余る謝罪への自分なりの答えだ。二番目の問いに至ってはもっと言わずもがな、そもそも前提が違うのだと僅かに声音に呆れを滲ませて)
俺は今も昔も、誰の元へあろうとも信長様の刀ですよ。何を今更許すのですか、持ち主が自分の刀を携えるのは当然でしょう?

  • No.145 by 織田 信長  2016-03-28 23:47:06 

…ふ、はっはっ。そう言われては返す言葉も無いな。
(ほんの一瞬だけ目を見開いたものの、直ぐに其れを吹っ切れたかの様な豪快な笑いへと変えれば目の前に居る愛刀に笑い掛け。名付けたと言う事もあり、此の後世まで織田家の顔として在り続けた刀。故に何処に有ろうとも誰に渡ろうとも、何時でも相手は自身の刀だったと改めて気付かされ。ふと此の場合はあの言葉の方が妥当かと口を開き)
ならば、こう言おう。随分と永いこと待たせてしまったが……へし切、迎えに来た。またわしに振るわれてくれ。

  • No.146 by へし切長谷部  2016-03-31 20:34:42 

ずっと、お待ちしておりました。
(長らく待ち望んでいた言葉にすっと座布団から退くと主の前にひざまずき。やはり相手には豪快な程の笑いがよく似合う、伏せた顔にひっそりとにんまりと満足げに笑みを浮かべてから顔を上げ。実際の契約の上では何一つ変化は無いが、気持ちの問題で改めて契約を結び直したいとの思いから口を開いて、相手の命にも応じる形で名乗りを上げ)
俺は貴方の刀、へし切長谷部です。貴方の命とあらば、いかなるときでも振るわれてみせましょう。

(/遅くなって申し訳ないです、お待たせ致しました!)

  • No.147 by 織田 信長  2016-04-01 17:00:18 

うむ、改めて存分にお前を振るおうか。
(満足気な笑みを浮かべると扇子を仕舞って、自然な流れで目の前で跪いた相手の頭を軽く片手で撫でていき。今腹を割って話した事で過去に出来た溝が埋まった為に、己へと其れを促して来た鶴丸には後で礼の一つでも述べておこうと考えて、ゆっくりと煤色の細い髪から手を離していき)

(/いえ、こちらも遅れてしまい済みません…!本編の方は丁度区切りがいい所になりましたね、お次に何かやりたい展開などが有りましたらお聞きしたい所存ですっ)

  • No.148 by へし切長谷部  2016-04-04 21:17:18 

それでは、俺は今宵はこれで下がらせて頂きますね。
(離れていく手に名残惜しさは感じるが、もう夜も更けて良い時間、いい加減お互い眠らなくては明日に支障が出るだろう。そう判断してぺこりと頭を下げると、障子を開き廊下へ出て。去り際、ふと思い出した様に振り返ると「それから出陣も、なるだけ早くお命じ下さると幸いです」と言い残してから部屋を後にして)

(/そうですね、主従としては和解したので今度はお互い恋慕を自覚するターンでしょうか。信長様が現役だった頃はまず出来なかったであろうおやつタイムだったり一緒に戯れたりの、ほのぼのかつ距離の近い時間を過ごしたいです)

  • No.149 by 織田 信長  2016-04-04 22:53:34 

嗚呼、ゆっくり休め。_無論、早い内に組んでおこう。…では、良い夢を。
(律儀に礼をして去って行く相手を視線のみで見送っては、行灯の火に照らされる木製の壁時計を見ると確かに夜も遅い頃で。随分と話し込んでいたようだと腰を上げれば、湯浴みをして寝るかと己も部屋を出て行き)

(/一旦シリアスは終いにして恋慕を自覚するターンですね。了解しました!とってもほのぼの等させたいです。取り敢えず、次ロルは次の日または別の日に飛ばして大丈夫です。やる事としましては、長谷部の初陣か本丸外の町の案内、そちら様の仰る様におやつタイムなど本丸での日常、とかを考えていますが如何でしょう?)

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