忍 2016-02-10 21:13:29 |
通報 |
…綺麗な顔なのに、そんな顔をしていたら勿体無いよ。姉様もきっと喜ばないと思うし、忍さんには笑顔が似合うと思うな。
(団子を食べ終えると、何故かは分からないけど悔しそうな苦しそうな表情を浮かべる忍に上記を述べては「遊女が言う言葉なんて信じられないかな」と遊女である自分の言葉は信じられるものではない、仕事時は偽りの言葉を述べねばならなく、お客様もそれを承知の上。自分の言葉を信じてもらえないのは寂しいことだな、と思いながら寂しそうな笑みを浮かべて左記を述べ)
…そうですかィ
(「職業病ですかねェ」なんて笑いながら目を伏せて壁にもたれかかった。そういえばさっき持ってきてもらったお茶を貰っていなかったと思い立ちそっと湯呑みに口をつける。楼主のあの読めない笑顔の裏にある危険な蜜、それに気が付かない雪路が幸せか、それから出ようと足掻く我が友人が美しいか、その蜜に溺れぬように手を伸ばす俺が正解か)
職業病は怖いね
(職業病ですかねと笑いながらいう相手に私たちのような仕事の人間は特に怖いなぁなんて思いながら「そうだね」と頷き小さく口を開いては上記を述べ。品よくゆっくりと立ち上がれば引き出しに近づいて正方形の紙を数枚手に持ち、また正座をすれば紙を折りはじめて「これから仕事だと思うと憂鬱だなぁ」小さな声でそっと呟き。つい本音が漏れてしまったことに気づいてハッとし、忍が聞いてるのか聞いてないのか分からなかったためそろり、と忍の顔を見て)
…貴女はここから逃げようとはしねェのかィ?
(そう言って立ち上がると困ったように笑う。「憂鬱なら逃げれば良い」そんな無責任なことは口に出せず淡く目元を緩めてから雪路の頭をなでる。「少し歩いてきやす」そう囁いて踵を返すと部屋から出た。向かう先は遊郭の奥、気になっていた火薬臭い部屋。すれ違う香水臭い女にまゆを寄せて口元を覆った。どんなに綺麗でもそれに胡座をかいたら終わりだ)
※募集※
遊郭側の人間
・遊女A(女役)
→優しく聡明な女性、忍(スレ主)の友人であり遊郭の主人に隠れて情報を役人にリークしている
・謀反人A(男役)
→冷たく冷静な男性、残忍な性格を遊郭の主人に買われ匿ってもらっている
・謀反人B(女役)
→謀反人Aを補佐する運動神経の良い女性、根は優しく刀を嫌がる
役人側
・役人A(男役)
→計算高く冷静な情報収集係、刀の腕は立たないが口は達者
・役人B(男役)
→優しい雰囲気を持っているが刀の腕が立つ、その変わり少し頭の回転が遅い
※注意※
・keep可能です、ただし1日経過でリセットとさせて頂きます
・遊女側の人間1人が揃い次第開始させていただきます
・スレ主のロルの書き方なのですが、多くの方と同時に絡む描写が多くなるかと思いますので固定レスをしません、ご理解ください
→ロルの中で表記させていただきます
例(遊女Aと遊女Bを横目に見つつ渡された団子を食べる。遊女Aの発言に目を細め、立ち上がると遊女Bを見下ろして告げた)
・恋愛要素、戦闘等を含みます
此方に何の用だい?
(忍の行く先、人通りの少なくなった廊下の窓辺に寄りかかり外の喧騒を眺めていた視線をあげ、理由は分かりきっているだろうに敢えて問い)
…思ってないわけじゃ…ないんだけどなぁ…
(忍にここから逃げようとはしないのか、その言葉が何度も頭の中でリピートし、忍が出ていき部屋に自分しかいないことを確認すると、部屋に寝転がり小さく消えそうな声で上記を呟く。初めは何度も思ったし、実際逃げようともしたけれどこの遊郭からは逃げることができないということがわかっている。なら、大人しくしている方がいいのかな、なんて考えが頭の中を埋め尽くす、遊郭の甘い蜜にすっかり毒されているのだなと思いながらはぁと小さいため息をついては寝返りをうちゆっくりと瞼を閉じて少しの間だけ眠りにつき)
…嗅ぎ慣れない臭いがしたもので
(足を止め、聞こえた声に十六夜を見やる。「何の臭いか教えてもらえますかねィ」鼻が使い物にならなくなりそうだ、汚い臭い。真っ直ぐに前を見据えたままそう言って、刀を握り直した。遊女たちの声が遠のく。1歩十六夜に向けて踏み出した)
さあ?何の臭いだろうね、
(首をかしげ微笑み、刀に手をかけた相手に細められた目の奥に冷たい色を宿す。ゆっくりと腕を組み、懐に忍ばせてある銃を握り、忍が一歩踏み出すと同時に銃口を向け「この先にいるのは大事なお客様だけさ。お引き取り願えるかな、お役人さん?」相手にとっては嗅ぎ慣れない臭い、しかし自分にとっては日常となった臭い、日常としてしまった臭い)
…それは、何だ
(十六夜の言葉に足を止め、向けられた銃口に眉を寄せる。何かの資料で見た気がする、勉強は嫌いだ、こんなことならしっかりと見ておくべきだった。「大事なお客様が人間であることを願いまさァ」そう言って少し抜きかけていた刀をしまう。相手の目を見上げて威嚇するように殺気だけを振りまいた)
あぁ、これかい?銃、というらしいね。西洋で造られたものだよ。従来の鉄砲なんかよりもずっと性能が良い
(忍が刀をしまったのを見ると自分も銃口を下げ、邪魔にならない程度に装飾の施された黒光りする銃身を目の前に翳すように持ち上げて「…彼らは人間さ、醜く汚く愚かしい…だからこそ好ましいといえる」銃を再び懐にしまうと相手の放つ殺気に面白そうに目を細め「君のその表情は嫌いではないよ」と嘯いて)
飛び道具は好まないんでね
(「だが、それは綺麗だ」そう呟いてまた1歩十六夜に近付く。「醜く汚く愚かしい、残念ながら俺は好きにはなれねェや」そう言って十六夜の言葉に顔を歪めた。どうにも食えない奴だ、本当に。それでも確かにこの人はこの遊郭の頭、その手腕は自分がよく分かっている。「俺はあんさん自体が嫌いではねェよ」そう言って笑った。こんなにも面白い奴がいるんだ、この世界も捨てたもんじゃない)
く、はははは。そうか、それは光栄だね。…君が役人側の人間でなければ私も君自身を好きになれたのかもしれないな、
(忍の言葉に一瞬瞠目すると声をあげて笑い、静かになったかと思うとポツリと呟き今度は憂いを帯びた笑みを浮かべ「だが、私には情というものが理解できないらしい」しかしそれも一瞬で、次の瞬間にはいつもの表情に戻る。人を愛するということは一体何だったか、知っていたような気もするが思い出せない。ならばやはり知らないのであろう)
情なんていらねェよ
(「俺は、ただ強いヤツが好きなだけ」そう言って手首を回す。「愛だの恋だの、そんなものに興味はねェよ、ただ、悪いヤツを正義って名前で切れることが嬉しいだけでさァ」そんなことを言う役人もどうかと思うけれど。「あんさんの憂い表情、凄く綺麗でィ。客取れんでねェ?」なんて冗談を言いながら壁にもたれかかった)
成る程、意外だ。君はあんなにも彼女達を大切にしているのに
(「私も情など要らないさ」日々この楼に足を運び、傷物にしてでも連れ出すとまで言っていた相手の言葉を意外に感じつつも同意する。「正義、正義か…君達にとっての正義というのは随分と勝手なものだな」それは自己満足にすぎない。その正義に巻き込まれる人間は憐れなものだ。いや、それもそれで一興か…。「私が客を取る必要は無いさ。…そういう趣味を持つ男がいるなら別だが」クスクスとおかしそうに笑えば、それならそれで男太夫として名を馳せるのも悪くはないかなと冗談を言い返し)
…何のことだか
(そんなはぐらかしの意味もないだろうが、一応、友人が寝返っていることの肯定なんて滅多にするものじゃあない。「勝手だとしても、それしか道がないのでねィ」そんなことを言いつつ十六夜の頬に手を伸ばして甲をあてた。「あんさんは綺麗だ。雪路と並ぶ程に。」いつの時代も毒は甘美で美しい。そして恐ろしいものだ。刀を握るには小さな自分の手が嫌に汚く見えるのは、この毒が美しすぎるから)
…ふふっ、それはどうも
(ここではぐらかすのは肯定の証と気づいているのかいないのか、伸ばされた手を避けることもせず、ただされるがままになる。「一つだけ訂正だ…君のこの手も嫌いではない」刀を握ってきた手、正義という名の下で幾多の悪党を殺めてきた手、純粋な人間は血に濡れれば濡れるほど美しい。おそらく、彼女はこの手を汚いと思うのだろう。だが、それで良い。「さて、戯れはもう十分だろう」そっと手を放し、後ろの部屋にチラリと視線をやる。彼らは裏から出たらしい。人の気配は既に無い。僅かに残る火薬品の臭いに胸の内に燻るのは懐かしさか憎しみか、忘れ去った筈の過去を少しだけ思って)
…上手く逃がしたつもりでいるんですかィ
(小さく呟いて目を伏せる。こんな手を気に入られても嬉しいだなんて思えない。むしろぞわぞわと得体の知れない感覚に眉を寄せた。「あんさん、いつかその火薬に飲まれて消えないでくだせェよ。俺が斬るその日までは」そう言いながら手を離すとゆらゆらと手を振る。刀しか握れない女らしくない自分の手を嫌に思いながらも、微かに口元を歪めて)
君に斬られろとは、また随分と難しい要求だ
(相手の言葉に愉快そうに笑い、手を振り背を向けた忍に片手をあげて応じる。武器の横流し密売人達はうまく逃げただろうか、あの忍の手に掛かればいずれは捕まるのだろうけれど、そんな事を考えながら楼から出ていく忍の姿を見つめた。「さて、仕事に戻らなくては」何処か愉しそうに呟いて、部屋に戻ろうと廊下を歩き)
トピック検索 |