本当は怖いおそ松さん　　

　　　　“　　兄さんが壊れた　　”




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色ぬり雑…。

解説としては、いじめられている十四松は最初普通だったけど、どんどんいじめがハードになって、精神が崩壊していく…みたいな。残酷＆微トラウマ注意です（遅すぎる警告）

　　「　　ねえ、母さん。兄さん達は？　　」







　　「　　？　何を言ってるの


　、




　
　　　　貴方一人っ子でしょ？　」













────俺がアイツで、俺達は俺。

ちょっと訳わからないくらい可愛い天使

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安心してください、公式ですよ！

以下からバリ捏造二次乙小説。


※注

・五男がいじめられてる

・しつこいですが、あくまで捏造

・学生設定

　　　　　　　　　




　　　　─────　死んじまえ


　　　　─────　学校に来るな


　　　　─────　消えろ








あたかも伝わってほしい、とでも訴えているかのように、その陰口はあまりにも露骨だった。


これらの悪口は日常茶飯事のように聞き慣れている。けれど、やっぱり心に傷を残すには充分なものであった。


特によく聞く悪口は、　“池沼”　というものだ。無知な僕はこの単語がどういう意味なのか分からず、インターネットを使って調べてみた。──どうやら、所謂「ちてきしょうがい」という意味をオブラートに包んでいる単語らしい。



仮に、僕が本当にその「池沼」というものだったら、このようにインターネットを使って調べるということも出来ないだろう。何故奴らはそんな出鱈目ばかりを言って傷つかせるのか、理解が出来なかった。




　　　「　よーォ、池沼十四松くん　」




振り向く間もなく、頬に激しい痛みが走ったのはその時だ。ヒリヒリと痛む頬にそっと手を添え、恐る恐るその手のひらを見ると赤黒い液体がべっとりとはりついていた。真っ先に、殴られたのだという事実が脳に伝わる。

殴った本人の顔を見ることも出来ず俯いていると、目から数滴の水が溢れ落ちた。肉体的ダメージは勿論、精神的ダメージも受けたから涙腺も我慢が出来なくなったのだろう。殴った男を止めようとするクラスメートなんて一人も居らず、みんな一緒になってこの状況を笑っているのだから当然だ。



　　　「　うわキモっ、こいつ泣いてるぜ　」



男が一歩後退りしてご丁寧にも実況した直後、クラスからは更なる笑い声がどっと起きた。時折「キモい」「ウザい」などという声も聞こえてくる。
泣いてるのがキモいと思うなら最初から殴るな、なんて言い返したらもっと痛い目を見ることだろう。だから何も出来ない弱い僕は、こうして俯いたまま黙っていることしか出来ない。




　　　「　なんか言えよ池沼野郎！！　」




まだ頬には痛みが残っているというのに、怒鳴り声が教室いっぱいに響き渡ると同時に、今度は腕辺りに強い蹴りを入れられた。




　　　「　いッ…！！　」




これにはたまらず苦痛の声が出てしまう。



歪にさせた僕の顔を見ながらケラケラ笑う姿は、まさに悪魔のそれだった。





こんなに辛く苦しい思いをあと２年間もしなければならないのだと思うと、今すぐにでも教室の窓から飛び降りたい。　──けど、死ぬのはもっと怖い。
本当はただ、窓から飛び降りて自殺した僕をいじめた皆に、後悔の気持ちを味わってほしかっただけなのかもしれない。


不登校、引きこもりたいなどと言ったら、親や兄弟達に心配や迷惑を掛けてしまうから、それも無理だった。





このまま僕は、一人で抱え込むしかなかった。














　　　（　※続く＆文章力くれ←　）