「この大陸に王様がたったって聞いたけど、兵士とかはいないのかしら?」 「それらしい姿のやつは見えないよな」 そんな話をしながら道を歩いていると、前の方からより一層人相の悪そうな集団が歩いて来た。 見た目は思いっきり山賊風だ。 その集団はガハハと下品な笑いをしながら一件の酒場に入った。気になったモリト達はその後を付けてみる。