とある冒険者 2015-10-29 23:37:30 |
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>>ギル
……おう、なんや不思議な味やなぁ
(相手と同じくもぐもぐと食べ進め。また焼かれている肉を横目に噛んでは飲み込み噛んでは飲み込み、ふと何故こんなことをしているのかという冷静な思考とともに虚しさがこみ上げるが、それを振り払うように一心不乱に咀嚼し。あまりにぼんやりしすぎて油断していたのか肉が喉に詰まり「んぐっ……!? げほっげほっ!!」と盛大にむせて)
>>グリュック
えっ!?むせるとこなのここ…っぐえっほげほげほ
(盛大につっこんだのはいいけどこっちもこっちでむせて。こほん、と1つ咳払いをした後、「ねぇ、俺お腹いっぱいなんだけど」と怪物の十分の一も無くなってない状態で溜め息をつきながらそう述べて)
>>ギル
うっさいわ、俺の不運なめんな……ってお前もむせとるやんけ。
(口元を抑えつつ相手をむっとした表情で睨むも、相手もむせているのを見ると呆れながらその背をさすり。それから咳払いした後の相手の言葉を聞き、同意するように頷いては「俺もや……そもそもこれ食わなあかんの? どっかに捨てたらあかんの?」とうんざりとした表情を浮かべつつ首を傾げ)
>>グリュック
……ん、ありがと。
(背中をさすられれば、上記の様に礼をいっては、「そうだね、グリュックは不運が武器だもんね」とからかい。「…第一、早く食べ終わんないとさ、こうなるじゃん。」食事中にごめん、と草むらにがさがさと入ればいつの間にか殺されたであろう大量の怪物の腐りかけた死体を指差し、日常茶飯事の様に述べて)
>>ギル
いえいえー
(間延びした声で相手の礼に答えては、からかいの言葉にむっとするも事実なので否定できず「せやで、強力な武器やろ?」と親指で自分指さしつつ半ば自棄になって主張し。腐りかけの怪物の死体を見ては「うお、きも。でもべつにこいつ食わんでもさぁ……そんな食生活に困ってるわけちゃうやん?」と、腐っても他に食べるものはいくらでもあるだろうと主張し)
>>グリュック
不運も味方につければ強いもんだよ。
(「俺が薬を使えた様にね!」と自信満々にいつものように調子にのればそう言って。「いや、食べるんじゃなくてさぁ、腐ったってことは殺したってことでしょ?ってことはすぐ側に殺した本人がいるからってこと。早く帰んなきゃこいつみたいになっちゃうよ。」と言えばくるりと踵を返して荷物(といっても持ってる薬だけだが)をまとめだし、焼いた肉も一応持っていくらしく)
>>ギル
味方についてくれへんから大問題やねん!
(両手で頭を抱えてはそう叫び。それから"うぅぅ……"と頭を抱えたまま俯いて大げさに嘆いては次の相手の言葉を聞き「あぁ、なんやそう言うことか」と、嘆いていた一瞬前とは一変しけろっとしたようすで納得しては、相手についていこうとするも焚火をそのままにしては危険だろうからと辺りの砂を蹴って焚火にかけ、火を消そうとし)
>>グリュック
暗く…なってきたね。
(相手が焚火を消してくれていることにお礼を言って。空がだんだん暗くなっていることに気付き、上記を述べて、「あれ?なんかおかしいなぁ…」と不思議そうに呟き首を傾げては、顎に手を置いて、さっさと帰ろ!とすたすた歩き始めて)
>>ギル
せやなぁ……あんまり暗なってからじゃ危ないもんなぁ。
(火が消えたのを確認しては相手の言葉に頷き。不思議そうに首を傾げる相手を見てこちらも不思議そうにしては「ん? どないしたんや」と、すたすた歩く相手の後ろをこちらも足早に歩いて吐いていきつつ問いかけて)
>>グリュック
…いやこんな筈はない…。だって100年に一度起きるかどうかの不……あぁ!君がいたぁぁぁ!!
(ぶつぶつと一人うつむき加減で呟いていたが、声をかけられて横を見れば不運の塊の相手が視界にはいり、絶叫して。いつもいつも不幸なことばかり起きているので、今回もこんなんだろうと思い、はぁーーと長い溜め息をつき、「いい?驚かないで聞いてね?」と相手の肩を掴んで真剣に述べて)
>>ギル
お、おぉぉ!? なんかよう分からんけどごめんなぁぁぁ!?
(相手の絶叫に驚いてはこちらもなんだか申し訳なくなり勢いよく謝罪して。肩をつかまれるとただ事ではないのだろうかと察し、こちらも真剣な表情を浮かべては「お、おう、なんや」と相手に話の続きを促して)
>>グリュック
まさか、とは思うんだけどね、もしかしたらだよ、もしかするとだよ、これは、あの『荒くれ者』の登場かもしんな…あぎゃあっ!
(風の音、向き、匂い、天気の移り変わり、状況から考えてこれは前に教科書で見たことがあるような状態で。更に隣には不幸の頂点に立つ男。『荒くれ者』とは森に住む巨大で乱暴な獣であり、さっきの怪物もこの『荒くれ者』の傷痕と似ていたので上記を述べれば、隣にあった亡骸がずりずりと森の中に引きずられて行くのを見て悲鳴をあげ)
>>ギル
は……? それって、あの?
(その名を聞いてようやく思い出したのか、さぁっと顔を青くして。それから確かにこの状況はその獣が現れる条件に一致していることに思い至り。逃げなければと駈け出そうとするも、亡骸が引きずられるのを見れば相手と同じように引き攣った声を漏らし、相手の腕をつかんで走り出そうと)
>>グリュック
君はなんて不幸なんだぁぁぁーーー!
(腕を掴まれれば相手よりも先に走り出して、上記を叫び。どうやったら安全なところに帰れるのか、と頭のなかで瞬時に計算したが、逃げるより隠れた方がましだと考えて、草むらに相手を掴んで逃げ込み)
>>ギル
そんなん俺が聞きたいわ!
(先に走り出した相手に、腕をつかんでいるのはこちらなのに引っ張られているのもこちらであるという奇妙な状況になり。その後草むらに連れられると、隠れようとしているらしい相手の意図を察し、息を顰めると身を屈めて)
>>グリュック
(『荒くれ者』は自分たちの前をゆっくりと通り過ぎようとしたが、何故か自分たちの方を見て近づいてきて、一声雄叫びをあげてはすごい速さで突進してきて)
「えっ!?俺なんかし……。肉!肉持ってきちゃったー!」
(自分の持っていた肉の匂いで居場所がばれたらしく。大声で叫べば『荒くれ者』が突進してきたことに顔を真っ青にして立ち上がれば、相手を掴み立ち上がらせ、とりあえず走ることしか頭に無いらしく、全力で走り出し)
>>ギル
は……お、お前なにやっとんねん!?
(肉を持ってきていた相手に思わずそうツッコミを入れ。手を引かれるままにこちらも全力で駆けて。どうにか現状を打破する手立てはないかと思考を巡らせ)
>>グリュック
ごめんね、ごめんねーっ!
(叫びながらダッシュし、こちらも色々と現状打破を考えていて。果たして『荒くれ者』に自分の薬品は効くのか、相手の不幸は効くのか、など、普段ではあり得ないスピードで頭を回転させていてれば、肉を囮に使おうと思い。肉を遠くに投げては、近くの茂みに相手を掴んで引っ張り転がって隠れ)
>>ギル
うぉっと……!
(相手に引っ張られるとバランスを崩し、茂みで軽く擦り傷や切り傷を作りつつもどうにか相手に続いて身を隠し。引っ張られた瞬間思わず上げてしまった声はすぐに口を塞いで止めて。茂みから敵がどう動くか様子を窺いつつ、背に嫌な汗がにじむのを感じて)
(/御返事遅くなってしまい申し訳ございません!)
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