SONS OF LIBERTY(能力/戦闘/恋愛/一部人数制限)

世界観.

全世界が｢議会｣というAIプログラムによって統制されている全ての国が統一された現代。
国は地域と呼ばれるようになり、あらゆる物や思想、情報などは世界が回りやすい形に
自動的に改算されて誰の意志にも関わらず書き換えられ、作られた一日を人々は生きる
ことを許されたと同時に決められたプログラムに従って過ごすことを強いられる。
夢や希望、平和や支配はいつしか人々を納得させるだけの唯のお題目に成り下がっていた。
それは戦争などの諍いにおいても同じ様に機能していて、世界中の人間を納得させるために
必要な人間が必要な数だけ派遣され、必要なだけ協力し、戦い、裏切り、必要な人間が死ぬ。
無論人々は操られているわけではない。唯、人は周りが変わった時自分が間違っていると
錯覚してしまう生き物である。それでも尚自分達のみを信じる者達は立ち上がる。

議会.

元々は賢者と呼ばれる強い権力を持った者達が集まりあって｢大賢議会｣と呼ばれる会議を
秘密裏に行い、各自の統制する機関に作った情報を流すことで世界のバランスを保つと同時
に自分達に都合のいい世界を作り上げるために作られた機関だったといわれている。
しかし、初めに議会を作り上げた者が一人倒れると賢者同士で議会を奪い合う闘争が始ま
った。その中の一人がこのままでは自分達の議会が危ないと悟り、バランスを保つ機能だけ
を搭載した自動世界自治管理システム｢議会｣を作り上げた。これが現在の｢議会｣。
現在は賢者が全員死して尚も世界の統制をし続けているシステムで、賢者達が死んでしま
ったことを気に誰も気付かないまま、今も尚世界のバランスを取り続けている。

サンズ･オブ･リバティ-自由の息子達-.

大本は賢者達がより円滑に世界を動かす為のナノマシン実験の試験体だった子供達。
息子達とは言っているものの一人目が男だっただけであり、実際は男女共に存在する。
その証拠として二人目は検証として女性型も試作に成功しているという結果を残している。
賢者の子供達として唯一自分の中に存在する真実を議会に左右されずに信じることが出来る。
正確に言えば各自体内に搭載されたナノマシンによって信じることが出来てしまう、
とでも言った方が正確かも知れない。様々な形で行動不能な状況下に置かれていたが、
現在は二つの派閥に分かれてそれぞれの理由でお互いに対立している。
どちらの派閥にも関係なく総称として頭文字をとったSOL(ソル)と呼ばれる。
全員を含めて例外なく0～10までの番号コードが何処かに印刷されているのが特徴。
尚、実際の賢者の子供達ではなく飽くまでも実験用に生み出された人造人間で、
ナノマシンが生まれつき入っている以外は普通の人間と何も変わらない。

ナノマシン.

人体の機能を強制的に増強させ、治癒力や破壊力に加えてあらゆる機能を向上させる
超高圧縮されたナノテクノロジー。更に各個体別に別機能として特殊なアビリティが
設けられ、初期に作られた11個を試験的に搭載される為に作られたのがソルとなる。
その後もソルから得られたデータや世界中で行われた試験データにより現在は、
世界中で正規軍からテロ部隊に渡るあらゆる兵士が投与されている最先端兵器。
実装、一般的に広まったのも最近で一昔前までは架空の兵器として扱われていた。
尚、アビリティに関しては空間や時間に作用する物は作られていない様で、
主に使う物自身に何らかの事象を起こさせる能力を付け加える物が主要らしい。
二つとして同じ物はなく全てに管理目的の製品番号コードが存在していて、
番号による機能性の上下差はなく、全て均等な強度の機能が設定されている。
また、試験段階のまま実装されたこともあってか機能発現時に自動的に発動
(電流ならば対外への自然漏電、炎ならば体表面の一部から自然発火など)が見られる。
基本的には製品番号コードで呼ぶのが正式だが個人で呼び名をつける者もいる。

中東地域殲滅代理戦線.

5年前―――。
ソルの名前がまだ世に知られずナノマシンの存在も世界的に浸透していない時代に
議会による完全な統制を知った中東の反乱軍が反旗を翻して議会の破壊を計画、
表向きは小国の内戦とした情報操作を行い、試作段階であったソルを投入した。
当初、総員で投入されたソルのナノマシンはプログラムに従い議会の統制下に、
感情や痛覚などあらゆる部分を強制的に制御され、完全な殺戮兵器として行動し、
圧倒的な戦力差によって大量虐殺を繰り返した後、最終的に殲滅戦線に勝利した。
その後、11人総員による脱走を試みて消息を絶った後、方法は定かではないが、
議会によるプログラムの統制を行っていたコードを破壊して管理下から外れている。

リベレーター-解放された者達-.

一般社会の中で生きる人間の仲でも極少数の限られた人間で、様々な手段を用いて
自己の体内にナノマシンを取り込んだ戦闘能力を持った人間を総じて現代ではこう呼ぶ。
尚、テロ部隊や正規軍等はこれに含まれず、あくまでも正規の方法ではない上で
集団規模で活動していない一般市民の個人が入手している例のみを指す呼称である。
様々な目的でソルに干渉、或いは捕獲しようとしている者達もここに入り、
例を上げると宗教団体やマフィアなども個人で活動している場合はこれに含まれる。
基本的に議会の管理下にないものが多く議会の存在に気付いて干渉を試みる者も。

パトリオット-愛国者達-.

ソルの派閥の一つで｢議会｣を統制して世界のバランスを考え直そうと試みている者達。
現在では裏社会を取り仕切るマフィアのような組織になってしまっているが、創設時は
対立組織に｢議会｣を壊された際の国の存続を恐れ、立ち上がった正義を名乗る集団だった。
構成員は極めて多く、最高総司令部を務める5人が現在も組織している集団。
何れは｢議会｣を自分達の手中に収めて管理していく必要があると考えている。

レイルトレーサー-追跡者達-.

直訳で｢引かれた道をなぞる者達｣。パトリオットが付けたもう一つのソルの派閥である。
集団として確立されたのは最近で、目的が｢議会｣という管理システム自体を破壊、
或いは機能停止な状態にすることである為か、パトリオットがそれすらもAIに騙されて
いると判断して、引かれた道を歩むことしか出来ないという意味でつけたものだったが、
現在はパトリオットを目的の為に追いかけてくることから｢追跡者｣に成りつつある。
構成メンバーはたった五名だが全員が相応の能力値を持っているソルの分派。

ウォッチドッグス-監視者達-.

ソル全体からの議会に対する干渉を拒む元々警察と呼ばれていた組織であり、
上下関係はなく、個人が｢議会｣によってナノマシンを手に入れた戦闘武装集団。
｢議会｣に対する全ての干渉を絶とうとソルや関係者を捜索している。

募集.(両組織指定席は男女バランスも考慮願います)

パトリオット-愛国者達-.

最高司令部 各一名

1.｢アビリティNo.1｣女性ONLY(主pf設定を了承の元)
2.｢アビリティNo.4｣
3.｢アビリティNo.6｣
4.｢アビリティNo.8｣
5.｢アビリティNo.10｣

幹部or下士官 無制限

レイルトレーサー-追跡者達-. 各一名

1.｢アビリティNo.2｣
2.｢アビリティNo.3｣
3.｢アビリティNo.5｣
4.｢アビリティNo.7｣
5.｢アビリティNo.9｣

リベレーター-解放された者達-. 無制限

ウォッチドッグス-監視者達-.無制限

PFテンプレ

｢何か一言｣

通称/(社会的に付けられた個人の通称等あれば)
偽名/(必要者のみ記載)
本名/
性別/
年齢/
所属/(上記から)
地域/(国単位で区切られた出身地域)
職業/(表向きの職業を)
性格/
身長/
体重/
容姿/(ソルは番号コードの場所を記載)
武器/
機能/(アビリティを記載。『No./呼称』細かい説明も入れたい方はどうぞ。)
備考/

｢女の子が煙草なんて吸うもんじゃない…健康に悪いぞ｣

通称/『一歩一歩踏み締める者(シャゴホッド)』
偽名/岸上 賢人(キシガミ ケント)
本名/Null=Mudrets/ヌル=ムドリェーツ
性別/男
年齢/21歳
所属/リベレーター
地域/日本地域
職業/元兵士現大学生
性格/現実に存在しているかも解らない｢議会｣を認識こそしているものの然程興味はなく、
現段階で構築されている作られた平和でも続いてくれればそれで構わないと考えている。
争いごとが嫌いで何事も議会の手の平の上と知りながら当たり前や一般論で考えていて、
現実味のない自分達の作られた現実から離れた事実は唯の絵空事だと思っている。
性格的に一般人としては問題なく、このまま平穏な日々を過ごして普通に就職し、
味気なくとも平和的で生活を脅かされない毎日を直向に生きられればそれで構わない。
半分以上記憶を失っている為か性格は上記の通りだが、過去情報漏洩防止の為に記憶を
なくした今も心の奥底に抱えられた失われた記憶の奥底で今も尚内心で戦いを憎んでいる。

身長/175.2cm
体重/62.4kg

容姿/少し痩せ方だが無駄な筋肉や脂肪のない引き締まった体つきをしていて、
肌は白く黒い髪で眼も同じ様に黒い。顔は西洋人とアジア人の間くらいの顔つきで、
基本的にはやる気の無い半眼で若干猫背気味な健康状態の悪そうな第一印象。
また、右目は黒目の代わりに数字で｢0｣の番号コードが印刷されていて、
自身では偶々障害の一つが発症しただけだろうと勘違いを起こしている他、
番号コードが刻まれた方の顔広域に電流による火傷の治った痕が残っている。
眼球の異質さを隠すために普段は療養用の白い眼帯を常に着けて行動していて、
過去の戒めと自分でも覚えてはいないが内戦時のネームタグを未だに着けている。

武器/なし(少年兵役時の武器も破棄され社会上所持不可)

機能/『No.0/ノウアスフィアの開墾』
旧式の為体内から発生する原理を利用しているが発現が限られる分性能は良い。
体内で生物の細胞が外部から刺激を受けると細胞内のナトリウムやカリウム等の
イオンが細胞膜のイオンチャネルから急激に移動して電位差を生じる現象が起こる。
所謂｢生体電気｣を無条件に発生させ、それらを増強、放電することが出来る機能。
生活観の中でも体内からの漏電が度々起こってしまい生活に支障を来たしていて、
他にも電流を｢食べる｣ことで体内に電気を蓄積すると同時に身体を回復させる。
名称は賢者の一人の愛読書、エリック･レイモンド著｢ノウアスフィアの開墾｣から。

備考/賢者のよって初めて作られた｢Sons of liberty｣の初の成功試験個体で、
ある小国で行われた内戦の反逆者の掃討戦に置いて実践投入された試験体の一人。
当時、ナノマシンはまだ一般には公開されておらず圧倒的な性能を誇り、
内戦に参加していたロシア地域の戦場記者が書いた記事の見出しによって
｢一歩一歩踏み締める者(シャゴホッド)｣の通称で呼ばれるようになった模様で、
踏みしめた際に発生する微小な磁場の揺れから英語で言う｢Walker(歩行者)｣の意。
過去には少年兵として上記を達成した他、No.1と交際関係にあったこともあり、
此方は記憶を失ってこそいるがもう片方の当事者に関しては定かではない。
本名は賢者の一人がつけたもので｢0人目の賢者｣といった意味があるらしい。
どちらにも所属していないことからどちらの組織にも付け狙われているが、
自身としては一時的に記憶を失ってしまっていることから理解できていない。
戦場に戻る気はなく、｢議会｣についても無干渉で居たいと本心で願っていて、
現在のナノマシンによる身体助長も曰く｢運動神経が生まれつき良いだけ｣とのこと。
今は酒は安価で軽い物しか飲まず、煙草もガラムの｢インターナショナルブラウン｣、
全盛期には赤外線やレーザーポインタなどを感知する為に常に吸っていたが、
現在は周囲の目や社会的影響もあってナノマシンの助長によって中毒性もない為、
一日で一箱も減らないまでになった。少年兵役期には｢ガラムノンフィルター｣を好み、
酒もナノマシンで酔いは薄いが錯覚的に酔った様に思い込んで過ちから目を背けた。
尚、戦闘や恋愛などの娯楽に勤しんだのはこの頃のみでそれ以降は現在の生活に。
現在は戦場から出来る限り離れる為に世界有数の平和地域である日本地域に潜伏、
記憶喪失はナノマシンによる議会のもので社会的情報以外の経験などは残っている。

(レス解禁。)

(尚、言うまでもないことでは御座いますが、他の参加者様が不快に思われたり当トピに参加し辛くなってしまう様な言動や行為は、最低限控えていただきたく思います故、お気遣いの上で恋愛や友情に花を咲かせて頂ければ幸いです。)

(例文になるかも解りませんが一応主の絡み文だけ投下しておきます)

>ALL

…はぁ。っと、すみません。
(何の変哲もない街中、昼下がりから夕方にかけてのなんとも表現しがたい時間帯の込み合った駅前での帰宅途中、最早猫背とも呼べないほどに折れ曲がった背筋で下を剥いて歩いていると当然のように早足の通行人にぶつかりそうになっていて、疲れ半分の溜息をついた瞬間の出来事に少し背筋を戻して謝罪するも虚しく早足で去って行った通行人に向けた言葉は空を舞い、虚しさと誤ってしまった露に仕切れない自分への妙な苛立ちを踏み付けるように一歩を踏み出しつつ、先ほどの出来事から一体何を学んだのか、同じ様な背筋を曲げた体制で足元を直向に眺めながら家路への道を辿っていて