東雲 灯「よし。みんなでペイントボールをやろう。」【ｓｓ】

芥「ペイント……何だって？」

風美「何それ？面白いわけ？っていうか、どんなやつ？」

灯「ペイントボールってゆーのは、アメリカでよく行われてるスポーツで、サバゲーのペイント弾バージョンってかんじらしい！」

芥「らしいって何だよ。らしいって。」

灯「う、うるさいなぁー…！オレだって昨日知ったんだもん！」

燐「『だもん！』だって～。面白～い！」

風美「いやどこも面白くないでしょ……」

織「ちょっとよろしいか？」ﾋｮｲ

芥「うお！？し、織！？」

織「ふむ。サバゲー、もといサバイバルゲームと聞いてな。俺も参加してみようかと思ったのだ。」

灯「ふぅん。っていうか、サバゲーじゃなくてペイントボールだけどなー」

織「何！？貴殿、まさかこの俺をハメたのか！？くっ……！不覚ッ…！この雪辱……高くつくぞ……」

灯「へー」

芥「で、そのペイントポールはどこでやるんだ？」

灯「ペイントボールな。場所は問題ない。」

風美「ふぅん。抜かりないんだな。偉いぞ。飴ちゃんをあげよう。」

灯「お前、馬鹿にしてるだろ」

風美「ソーダ味でいい？」

灯「そ、その程度で話をはぐらかすことなんて……！」

風美「コーラ味もあげよう。」

灯「う、うぅ～～……！！」

風美「はぁ…わかったよ。ほれ、期間限定、シュワシュワオレンジ味だ。」

灯「シュワシュワ……！オレンジ……！！ソーダ……コーラ……シュワシュワオレンジ……！！」ｼﾞｭﾙﾘ

燐「洗脳？餌付け？」

芥「すげぇ」

灯「～～～～～～～！！」

織「一体どんな手を使っているのだ……」

風美「ナイショ。」

*
*
*

灯「というわけでやって参りました。本場アメリカ。」

芥「おおおおおおお！！すげぇ！！」

燐「ふぉぉ～！」

風美「へぇ～」

織「アメリカ……そうだ…ここなら銃を所持可能だ……ふはははは！！」

風美「よぉーし！まずは本場アメリカのホットドックを食べに行こう！！」

芥「いや！アメリカといえばハンバーガー！日本とは違う味を味わいたい！！」

燐「私はアメリカのお寿司を食べて見たいな～」

灯「ピザ！」

芥「ハンバーガー」

風美「ホットドック」

燐「アメリカンスーシー」

灯「ピザ！！」

織「どうでも良いからさっさと決めろ……腹が減っては戦はできぬ。決まらぬならそこのファミレスで良いだろう……」

灯「ファミレス～！」

風美「異議なし」

芥「同じく」

燐「スーシー」

織「ふむ。では行くぞ。」

*
*
*

灯「うわぁ～！大盛り！」

芥「さ、さすがは本場アメリカ……セットの量が半端じゃない……！！」

風美「ほぉー。美味しそうだなー。」

燐「………………………………アボカド？」

織「男は黙ってステーキだな。」

芥「いただきまぁーす！！」

灯「はふはふ！おいひぃー！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

風美「んむ……ほんと……ん……美味しい。」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

燐「でりしゃす」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

織「ほぉ。なかなかうまいではないか。」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

芥「……」

灯「？　　どした？」

芥「これが……アメリカの味……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

燐「感想はー？」

芥「うーん、日本のより結構ガッツリかも」

風美「まぁ、日本のは日本人に合わせた味付けだから、違いがあって当たり前だものね。」

織「フライドポテトを頂くぞ。」ﾋｮｲ

芥「あ！おいこら泥棒！」

織「ふ、その量なら少しぐらいは問題ないだろう？」

灯「確かに……あふ！」ﾓｸﾞﾓｸﾞﾊﾌﾊﾌ

芥「んー…じゃぁ、みんなにもあげるか。」

風美「お！んじゃいただきまーす！」

燐「ま～す！」

灯「あふ！あっふい！？」ｱﾁﾁ

芥「おいおい、そんなに突っ込んで大丈夫か？」

灯「らいよーふは。もんはいあい。」

風美「ははは、ハムスターみたいになってる。ほれ、つんつん」ﾂﾝﾂﾝ

織「…おい、そんなにいじると……」

灯「××××××××××××!?!?!?!?!?!?」

芥「あ」

風美「あ」

燐「ほぁー」

織「はぁ…そら見たことか……」

灯「！？！？！？！？！？！？」ｼﾞﾀﾊﾞﾀｼﾞﾀﾊﾞﾀ

芥「ちょ！ほ、ほら！水！This is a Water！」

灯「！！　～～～～～～！！！」ｺﾞｷｭｺﾞｷｭ

風美「だ、大丈夫、か？」

灯「はぁ…はぁ…大丈、夫なわけ…ある…か……はぁ、はぁ…///」ﾊｧﾊｧ

芥&風美&燐&織「何で無駄にこんな艶っぽいんだろう」

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