つまらない日常に、【血に濡れた花の祝福を】

王
さぁ？わからないですわ…。しかし何かはあるかと思いますわ。

王
おやすみなさい…。良き眠りを…ですわ…。

あぁ
つまらないね
全く以てつまらない。
楽しめないことばかりさ。

意味無きモノに意義はなし
　　　　　　その逆もまた然り

ね。
じゃあ、この世界に意味はあるのかな？

入ってもよろしいでしょうか。それと私のことは好きに読んで下さいまし。

メイド君、でいいかな？

僕のことは、様さえ付けなければ何とでも呼んでくれていいさ。

あー
幻創王･フォックスだよー
誰も居ないのかな

はいはーい！
暇です。入ってもいい？

クロウ君か。
暇潰しかい？
別に構わないよ。歓迎しよう。

入ってもいいかな？僕の呼び方は･･･自由に呼んでくれればいいよ。

フラン君か。
ようこそ。

ちなみに、幻創王の名前は多数存在するよ。

つまらないね。
全く。
自由なんてありゃしない。

あぁ
何でこうも意味のない世界があるのかな？

王

考えても意味なんてわかるの？僕はさっぱりだよ

意味なんて合ったらこの世界も少しは面白くなってるんじゃないかな？

あー、それもそうだね。意味がないからつまらないのか･･･。

無意味な世界のある理由、かぁ･･･

…理由何て無いかもね。

………強いて言えば『ある』と言うことが理由なのかも知れないけどね。
まぁ、僕達には知る術が無いという事はわかってるけど

つまらない。
アニメの悪役が、いろんなことをする気持ちが分からないでもないね。

全く。

言って何になるわけでもないけれどね。

あえて言おう。

つまらない。