主 2015-05-04 00:01:23 |
通報 |
…ッ、待て。指示もまともに聞けないのか、お前は…!(ああ言えばこう言う、相手の前者の言葉に忙しない駄犬だなんて脳裏に思うが言葉にはせず。あとは待つだけ、悠長に且つ堂々その場に立っていると再び不意に手を引かれた。思っても居なかった事につい声量も増してしまう。待ても指示も出来ない、なのに何故ここまで明るく振る舞えるのだろうか。人集りの、肌が密着する感覚はどうも苦手だった。自分のパーソナルスペースに無遠慮押し寄せてくる人の波は苛立ちをも含む。しかし目の前には明るく笑う相手の姿。その瞬間、相手と同様に一人愛らしい、なんて感情も芽生えつつ「…おい、手を離せ、」と引かれる手を訝しげ見て)
え、ダメだよ?手離したらはぐれちゃうし
(何やら焦っているような相手の声。はて、指示とは何の事だろうと緩く首を傾げつつ相手の方を振り返っては、さも当然といった様子でそう言って。早く人混みから脱出するため素早く互いのクラスを確認するとその場から離れて。一息つくまでもなく、くるりと相手と向き直ればわかりやすく寂しそうな顔で相手を見つめて。まさか、クラスが違うなんて。仕方ない事とはいえ悲しいものは悲しい。ぎゅう、と相手の手を両手で包むと「やだやだ。俺、明信くんと同じクラスがいい」と、さながらお預けをくらった犬のような様子で左記述べて
(/すみません!
此方諸々都合で夕方以降の返事はこの時間帯になってしまいます;申し訳ないです!
はぐれたとして、お前はそのしつこさで俺を探し出して見せるのだろう。(的外れな言葉と行動は苛立ちを超え、おかしくも思えてくる。自分の言葉等直接的に届く日は来るのだろうか、これからの生活に内心変な期待を抱きながら一瞬のみ離れる手。しかしすぐさま振り向く相手は先程とは違い寂しそうな顔をしている。この短時間で、様々な表情を見せる姿に益々気に入ったと留める。自分も、苛立ちとは一変口角を上げ「…はっ、お前には充分過ぎる結果だ。」と鼻で一笑い)
(/いえいえっ、お互い無理せず、返せるときに返すのが一番ですからね。
その事に関しては気にする事ないですよ!
それに、私自身も夜は顔出しできる頻度ぐっと下がりますので、
お互い様精神でやってくださると嬉しいです、はい;;
……え、あ、うーん…ありがとう?
(彼の独特な言い回しのせいでやはり色々引っ掛かる所はあるが、まるで自分を信じてくれているかのような意味のその台詞に少しだけ心が暖まるような感覚を覚えた。確かに彼は言ったのだ、例え離れていても自分は彼を見付けられる力がある、と。何と答えれば良いかわからず僅かに首を傾けては一応褒められたのだからお礼を言っておこうと上記告げ。その後続けられた相手の言葉に子供のように小さく唇を尖らせるも、先程の言葉のおかげでいくらか寂しさが和らいだのかそっと手を離せば「折角こんな可愛い子と知り合えたのに…。残念」と呟くように言って
( 有りがとうございます;!
はい!大丈夫ですよ!お互いに返せる時に返して、無理ない程度で楽しみましょう^ ^!
─知り合った覚えはないな。(彼の御礼の言葉の語尾には疑問符も添えてある。加虐嗜好には自分への自信も少々あるが、やはり自意識が過ぎたかと内心考え。しかしそこで恥ずかしさなどは感じずこれから相手をそう躾ればよい。自分が居なければいけない思考に、教え込む段取りを少し考えるだけでくすぐる思いさえもしてくる。特殊な思考を内に、外では未だに冷たく。教室へと行かなければいけない時刻も迫っており、離れた手から一旦は逃れるよう校舎へと足を踏み入れ)
トピック検索 |