犬塚 2015-03-30 20:59:56 |
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…わ、悪くねえよ。ッお前に指図される筋合ない!
(こんな近距離で理性持たねえ、と頭の中で葛藤しながら離れていく相手に身体の痺れが取れたように力が抜けて倒れないように壁に手を付けながら前を見ていたが相手と目が合い体調悪いなど言われ、それはお前がわりいんだよ、と言いたいが言えなく、いつものようにキツく言ってしまえば)
(心配から向けた言葉だったが、相手からキツイ返事となり戻ってくると悪い事を言っただろうかと疑問を持って。疑問の中で随分嫌われてしまって居るのだと考えを纏めると相手が先ほどから向けている言葉や態度の一つ一つが納得となり、その事実に"あぁ、そういう事"と納得するのは容易く、然し受け入れるのは難しく。ピリと心臓に針を刺すような痛みが刺さった頃「ごめん、ね?」と相手のきつい発言に少しポカンとした表情を浮かばせつつ謝罪の言葉を向けてからリビングへ足を進ませて、まとまらない思考を纏める意味合いで中央に置かれるソファにゴロンと体を丸くし横になって。)
…、…別に
(ああやってしまったと、目の前で繰り返させる事に瞬きを忘れ見つめていたが拗ねて、いや悲しんでいる様な相手の姿に胸が痛くなり愛想も無く一言のべれば部屋から出て行き、ポケットに入っていた携帯を取り出し待ち受け画面に設定した幼い頃に二人で撮った写真を眺めては相手専用のメールフォルダの中身を眺めてから部屋の近くにある階段に座ると新規メール作成に取り掛かり、ぽつりと呟いて)
…ごめんな、ごめん、嫌いじゃない大好きなんだ、よ
(パシン、パシン、とソファに自身の尻尾を軽い力で打ち付けつつどうするのが正しかったのかを考えて、色々考えるものの浮かぶのは相手が浮かべていた表情や子を荒げる様に紡ぐその言葉の一つ一つで。ケーキを勝手に食べたからかもしれないし、行こうとしていた散歩を咎めたからかもしれない。と気になる所は幾つか有り、そのせいでソワソワとしてしまえば寝ていた体を起こしてから足音静かに相手が居るだろう階段へ足を進ませて「わんこ。 おいで」ぱっ、と両腕を開けば相手へと向けて)
(打っても打っても、送信の画面で手が止まり自分の気持ちを素直に並べられた文を見ながら下唇を噛んで、ふとドアが開く音がすれば耳を傾け近寄ってくる足音に不安を膨らませながらドキドキと落ち着かない胸を押さえ聞きなれた声に不安からか涙が溢れてしまい携帯の画面に涙が落ちては苦しげな顔で相手を見つめ「ッわ、わんこ、言うな、アホネコ」と震える声で相手にしがみ付く様に抱き着けば小声で下記呟いて)
…、すき、だいすき、だ
おっと、(開いた腕の中に相手が飛び込んで来れば勢いに少し飲まれてよろめきつつ、それでも確りと支えればよもや相手が泣き出すとは思っておらずに驚いた表情を浮かべて。相手の後頭部に手を添えれば自分の肩口に顔を宛がわせるようにし、こぼれる涙を自分の服で吸い取りながら小声ながら向けられるその言葉にトクンと胸を高鳴らせつつ表立っては大きな反応を見せず「――うん、」と返事と言うには少し素気ない、だけでもその素気なさを補うように後頭部をトントンと撫でて
……は、え、…まあいいか
(相手の温もり感じながらそのまま抱きついており、なんでうなずいたのか理由を聞こうとしたがその後の対応に困るから、やめようと今の状態のままで。優しく撫でてくれる相手に甘えるように擦り尻尾を振りながら目を瞑り、久しぶりに嗅いだ相手の匂いに気分良くなり耳を立たせては本人自覚無く「んん、やっぱさいこう」と呟き)
んん…ワンコだねぇ(撫でる動きに合わせるように尻尾が愛らしく揺らめかさると目じりをキュウと吊り上げるように細め上げつつ口元に笑みを浮かべさせて、最高と呟かれればそれが何を意味しているかは分からないが悪い気はしなくムギュと頬を寄せさせるように両手を相手の頬へ宛がって。固定する意味だったのか、相手の額へ自分の頬をすりすりと擦り合わせると猫なりの独占欲の表現か、自分の匂いを付けて相手の事を自分の物だと表現をして)
、ね、こ?
(すりすり、と甘えながら相手が甘えてきてるのか額に頬を擦られ何をされているか分からず不思議な顔をして見てから頭に手を置いて撫でてみて。睫毛ながい、なんかいい匂いする、と段々興奮してき尻尾を勢いよく振りながら鼻息荒くし)
(/おくれました…)
(数回頬をすり寄せたところで満足したのか、頭を撫でられるのとほぼ同時に顔を離して。荒い鼻息に気づけば頬へ当てていた手を離してから相手の鼻先をむぎゅっと摘み「撫でんの、コッチがいい」もう片方の手で後頭部にある相手の手を自分の喉元へ運んで目を瞑り喉を伸ばして)
(/空いてる時間で全然大丈夫ですので、お気になさらないでくださいね!)
ん、ふがっ…のど?
(すげえ甘えてくる、と興奮していればあっさり離れられがっかりするもいきなり鼻を摘まれ息を止めれば握られた手を喉元まで持って来られれば軽く触れて、ほんとネコみて、と頬を緩ませながら撫で続け)
(/ありがとうございます(-。-;)
(鼻をつまんでいた指先をパッと離すと口元にはいたずらを含んだ笑みを浮かべて、然し相手の指が喉に触れると途端に心地良さそうに体の力を抜いて。ゴロゴロと静かな音を立てながら気持ち良さ気にうっすらと瞳を開き、微かな隙間に相手を移すと「ワンコ上手だねぇ」と褒める様に言葉を続けて
っぷは…ん、…は、ただ撫でるだけだろ
(離され鼻から息が吸える様になりふうと一息し、軽く睨むも喉触ったぐらいでこんなに喜ぶ相手の姿に、ずっと触っててえ、としかめっ面で思いながら撫でて。誰でも出来る事で褒められても嬉しくはなく、機嫌悪くなりつつも相手に触れれる数少ないチャンスだからかそのまま撫でており)
きもちー、・・・そんな顔しないで(薄らと開く瞳に移る相手は機嫌が良いとはお世辞にも言えなくて、それでもそんな表情すら好きなのだから仕方が無く(それを言葉にする事は無いが)何処かうっとりと撫でられながら後者には付け加えるように呟き、気紛れにスルリと体を離せば「ここ、寒いから向こうに戻ろ」リビングと比べ寒いからか一度体を震わせてから相手の手を引っ張るように引いて)
う、うっせ…俺は部屋戻るんだよ。じゃあな
(幸せそうな顔に気を抜けばニヤけると睨みつけており、離れた相手を寂しく思うも、二人仲良く部屋に戻り多分きっといや必ずいちゃいちゃするだろ、とまた傷つけそうで今は一人でいた方がいいと自己判断して頭をぐしゃぐしゃにして階段を上ろうとし)
うん。(部屋に戻ってしまうと言う相手に特に引き止める訳じゃない相槌を返し、その理由はあっけらかんと相手の部屋について行くからなのかスルスルと相手の傍を付いて歩くように、音のしない静かな歩き方で相手の後ろをついて歩いて「俺は自由にしてるから、気にしなくていいよ」と相手の心配を知らずに自分も自由にするから相手も気にしないでくれと言葉を添えて
は、…わかった、よ
(案外あっさり言われて、もう飽きたのかと凹むも近くにいる事に部屋に戻るかと考えながらのぼり自分の部屋煮付けばドアを開けて、お気に入りのソファに寝転がれば漫画片手に見だし)
(ソファに寝転がる相手の事を枕にする様にゴロンと横になれば先に伝えたとおり自分は自分でマイペースに過ごすつもりらしく”クァ”と猫であることを強く印象付ける様な欠伸を一つ零してから体を丸めるように横向きになり自分のスマホを取り出して、自分の好きな音楽を駆け出すと「俺ね、この曲好きだよ」と黙って居る事が出来ないのか何か有れば相手へ話だしリズムを取る訳じゃないがゆらゆらと尻尾を揺らして)
っング、は、…なんでいるんだよ、ああそう
(地味に腹部が重くなれば漫画から顔を上げて見つめ、部屋から出ない相手に冷たくいい眠いなら自分の所で寝ろと言いたげに視線送るも可愛らしく尻尾を振り曲紹介をする姿が愛しくてにやけてしまい必死に漫画で隠しては適当に返事をし)
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