血色の薔薇園

居場所なんか分かるんだ凄いね。大丈夫だよ心配する事無いと思うし。(居場所まで分かると聞くと関心したのか何度か頷き、絶対大丈夫と言う様な自信はあまり無いもののどうにか安心させようと思ったのか少し自信無さげな声で何とか言い切り)

んふ。まぁね、吸血鬼としては普通かな。
そう？でも心配だなー。一日中キミの傍にいて誰も近寄らせたくないくらいには思ってるんだよねぇ。(血の匂いに敏感な生き物なので其れ位はお手の物というように自信ありげに言って、そんなにか細い声で言われれば自信ないのが伝わってきて思わず苦笑しそれでも言い切る相手の頭を撫で)

俺吸血鬼じゃないから分からないのは当たり前だよね。そんなに心配なんだ、俺も出来るだけ気を付けるけど。(当然の事にアハハと笑いながら首に手を当てて言うと、更に納得させようとすれば付け足して言うと苦笑い気味の表情を浮かばせ)

そうそう、わかんなくていいんだよ。
うん、気をつけてね。…ボクも出来る限りキミにキケンが及ばないようにするけど。(にっこり笑い相手を見て頷いて、優しい声色で気をつけてと注意を促すも、後の言葉は妖しさを含んだ笑いを浮かべて述べ)

人間だしね。大丈夫だと思うけど俺痛いのは嫌いだからね。(これから先使うことが無いので納得すると頷き、どうやってキケンが及ばないようにするのか内心心配になると念のため釘を刺すように言うと少し真剣な表情をし)

んふ、レオくんは痛いの嫌いだもんね？わかってるよ。それに痛いことは他の奴にするからさ。(相手を守るために痛いことは、近寄って来る兄弟やら人間にやるという意味で言って、痛いのが嫌いだと真剣にいうのが可愛らしく思えばわかってるよとヘラリと笑って)

本当に痛いのだけは勘弁して欲しいぐらいだから。他の人にやるなら問題ないんだけど加減はした方がいいと思うよ。(どれくらい痛い事をするのか想像がつかず、酷いことになる前に言っておいた方がマシかと考えると苦笑い気味に笑いながら言うと何度か頷き)

えー、じゃあさ吸血もダメなの？加減かぁ…ボク手加減って苦手なんだよねぇ。キミに手出しする奴が居たらすぐに殺しちゃうかも。(相手に痛いことをするとすれば一つ、吸血なのだが、それも我慢できないだろうかと質問して。言っている事はとんでもないが、本人は至って真面目らしく何時もの笑顔を浮かべたまま)

きゅ…吸血なら我慢するよ。殺しちゃうのは危険過ぎないかな？俺からすると凄い危険としか感じないんだけど。他に何かあるでしょ？考えてみてよ。(吸血が必要だった事を思い出すと少し表情を引きつらせながら答えると、笑顔で答える相手に違う方法を思いつかせようと必死になり)

…んふ、我慢するんだね？
まぁそりゃ殺すんだから危険だよねぇ。え〜？他の方法かぁ…。じゃあ全身の骨を折る、とか？(我慢してくれるという言葉が嘘じゃないか念を押すようにもう一度尋ねてひきつる表情をまじまじ眺め、人差し指をピンと立て名案だというように瞳を輝かせて提案し)

我慢…我慢する男だし。全身じゃなくてもいいんじゃないかな。大事にならないようにしたら大丈夫だし。(出来るわけ無いと思いつつ男という事もあり言い切るも自信は無く視線を泳がせ、全身と聞くと眉をハの字にさせながら更に提案してみて)

もー、可愛いなぁレオくん。そんなんじゃ今すぐ食べたくなっちゃうよ？優しいんだねぇ、じゃあ足の手足だけで勘弁してあげようかな。(自身がなさそうなのに言い切ってしまう相手を愛らしいと思えば頬を撫でてみて、相手が提案するので手足だけで勘弁しようと折れて)

俺だって男だから。え、やだよ食べるのはダメ。だって、全身だと痛そうだし。(真剣そうに言うも直ぐに真剣そうな表情が変わると少し戸惑いを見せ、もし自分が全身骨を折られたらと想像したのか眉毛を下げながら人差し指で頬を軽く掻き)

んふ、見ればわかるよ。じゃあ吸いたくなっちゃうなぁ。そうだねぇ痛いだろうねぇ。でもそれが好きな奴だっているかもしれないよ？重度のドMとかさ。(笑いながら見つめれば食べるを吸うに言い直して。全身の骨を折るとは言うがまるで他人事のように相手に同意して、冗談混じりにもしかしたらそういうのが好きな奴もいるかもしれないと言って)

…今から吸血するとかならまだ俺その我慢する心の準備が出来てないって言うか。そうかな？もし、いたらその人だけにしてあげたらどう？(何に焦っているのかタジタジになりながら言い訳みたいな事を言い出し、冗談混じりの事に普通に言い返すと人差し指を立て)

……そうなの？ボク今すっごく喉渇いてるんだけど。ドMを痛めつけるなんてつまんないじゃないか。まぁいいよ、キミに近付く奴は誰だろうと手足の骨折ることにするから。(焦る相手を楽しげに見つめれば距離を縮めてみて、普通に返してきた相手の反応に少し呆気に取られるもこちらも普通通りに返して)

そうだよ、嫌な事我慢するのに準備が必要なんだって。だから、そのイキナリは我慢できないんだよ。俺が痛めつける訳じゃないからその辺は分からないけど、それの方がまだいいよ。(本当か嘘か分からないような事を言うと片足を後ろにすれば少し距離を開け、骨を折る事で収まったのに何故か少し安心して)

嫌なことなんて酷いなぁ？気持ちヨクしてあげるから、ねっ？それならいいんだ。はは、レオくんってば感覚麻痺してきてるねぇ。此処に来た当初よりさ。(知っていたが嫌なことだと言われれば眉を下げ如何にも残念そうな顔をして瞬時にニヤリと笑って質問し、何故か安心しているようなので可笑しくなり笑って)

ねっ？って今からするの？吸血。麻痺って言うか殺すよりマシでしょ。骨を折るよりマシなのは仲良くした方が一番いいんだけどね。(いかにも緊張してるような目をしながら確認するように聞き、笑う相手とは反対に考え込むように言うと考えるのを直ぐに止めてしまえば、ありきたりな事を言い)

(/沈んできたので上げときますね)