また、好きと言えるなら。ml

6年後、地元の会社に就職し普通の会社員として過ごす後輩(22歳)。まだ大学を出たばかりで新人社員だった後輩は溜まった上司の愚痴を吐くためとある飲み屋に。入った店には何となく見覚えのある顔が。席の隣が空いてたので座ると、なんと見覚えのある顔は先輩(24歳)だった。最初はぎくしゃくしていたものの、後輩が別れた理由を告げると先輩は「忘れられなかった、今も後輩が好き」だと告白。その日は返事を曖昧にして連絡先を交換しただけで別れ、その後段々と会いに出掛ける事も増え──また想いを重ねていくように。


と、主が考えているのはここまでです。長いですね、ごめんなさい。ちょくちょく相談も混じえながらお話を展開していけたら良いなと思います。


募集 ── 後輩。性格はどちらかと言えば明るく、友達も多め。先輩に対して未だに想いを寄せているけど、告白されても自分なんかで良いのかと悩んで何となく返事を曖昧に。
上記は完全に此方の希望ですので、あまり沿って頂かなくても結構です。ただ、素直な子だと大変嬉しいです…！

高梁 秋　/Takahashi Aki
24歳
口数が少ないわけでもなく、感情表現も豊かだが落ち着いた雰囲気を持つ。思ったことははっきりと口にし、余程の事が無い限り嘘を吐いたりはしない。理由も告げられず納得のいかなかった別れ方をした後輩の事は未だ想っており、忘れる為に複数人の女性と交際するも長続きせず。偶然再会した事で、まだ好きだったと確信すると好意を示すように。
身長179cm。黒髪のショートで、襟足は短め。前髪は右寄りに流し、毛先は所々外跳ね気味。茶色の瞳は切れ長で、二重の幅が広い為眠そうな印象を与える事が多い。体型は程よい筋肉を保っており、骨ばった手をしている。四肢は長め。


──親父、生もう一杯。
( 時間は午後8時を回った頃。会社の同僚に半ば無理やり押し付けられた仕事を残業で終え、帰宅しようとするも帰り道の飲み屋に寄り道。つい一週間ほど前、付き合っていた女性と別れた。今回の破局の原因も又、未だに想いを引き摺る昔の恋人。時々脳裏を過る姿に、何年も経った今でさえ未練を感じる。そんな自分に嫌気が差しつつどうも家に居ても寂しいだけで、帰宅して早く就寝しよう、と最後の一杯にと酒を注文するとつまみ程度で注文していた唐揚げを摘み )


(/それでは募集開始とさせて頂きます。pfと、↑のロルに返信する形でロルテを御提出くださいませ。又万が一希望者様が複数居らっしゃった場合には選定式とさせて頂きますので、御了承下さい。締め切りは特に決めていませんので、お気軽に提出下さい^^ その他質問などありましたら遠慮なさらずにお尋ねください。では、お待ちしております!)

和泉 亮 /izumi ryo 22歳

人懐っこく、コミュニケーション能力に長けているため友人は多い方。裏表がなく誰にでも平等に接する。お人好しで、人を傷つけそうになると嘘を吐いたりするが表情はいつも素直でわかりやすい。先輩のことを忘れたことは一度もなく、6年の間に数人から告白されるも全て断った。好きな気持ちは今もずっと変わらず、偶然再会した事で再び貴方への想いは強くなるも、貴方のことを考えると一歩を踏み出せずにいる。何事にも不器用。
身長176cm。ほぼ黒に近いダークブラウンの髪。少々くせっ毛。前髪は七三分け。真っ黒の瞳は比較的大きめでぱっちりとしている。肌も平均よりは少し白めでひょろりとした印象を受けるがそこそこ筋肉はついている。

──隣、いいですか、…え。
(大学を卒業し、やっとの思いで入社した会社でやらされる仕事は雑用ばかり。新入社員ということもあり上司の標的にされては、嫌みったらしい言葉を投げ掛けられる毎日を過ごしており。そんな日々に嫌気がさし深い溜息を零し乍歩いて帰宅する途中に偶然通りかかった居酒屋が目に入り。少し、愚痴でも聞いて貰おうか。そんな軽い気持ちで暖簾を潜っては店員の挨拶に軽く頭を下げて。どこに座ろうかと店内を見渡すと見覚えのあるような人物が視界に入り。ゆっくりとその人物に近付き隣に座って良いかと聞こうとした瞬間に、その人物が誰かを確信しては、驚いたように目を見開いて）


(/もし良ければ候補に入れて頂きたいです…！
宜しくお願いします)

＞和泉くん本体様
(/遅れてしまってすいません‥！参加希望ありがとうございます、此方の希望に沿って頂いたキャラクターで大変嬉しい限りです。是非御相手の方、お願いしたいと思います。ロルテの方に返信させて頂きますね ^^* )

ん、どうぞ。───は。……和泉、か？( 丁度二つ目を摘んだ辺り。店内は混みつつあったけれど、隣の席が空いていたからか不意に背後から声を掛けられ。食べ物を飲み込んでからそれに返答すると、視界に入った人物に見覚えが。もう別れて数年と経つのにしっかりと脳内で記憶している顔、思い返せばそっくりな声。相手も自分を覚えているのか驚いた様子で、此方も瞳を丸くしてしまう。僅かに間を置いた後、ぽつり、と確認するように名前呼んでみて )


(/それでは和泉くん、本体様これからどうぞよろしくお願いします! 質問・相談など御座いましたら遠慮なく申し付けて下さいね。)

お久しぶりです､…秋さん｡
(相手も自分に気付いたようで、その懐かしい声で名前を呼ばれては嬉しい反面、切なさが自分の胸を支配し。確認するかのようなその物言いにあえて肯定の言葉は告げないものの上記のように答えては此方も相手の名前を呼びつつ、若干戸惑いを含んだ笑みを浮かべて。そのまま椅子へとゆっくりと腰を下ろすも、頭の中は会社への不満ではなく相手のことでいっぱいになり。どんな顔をすればいいのか、どんな話をすればいいのか。いきなりの遭遇に頭が混乱しつつもとりあえずは注文をしようと”生一つお願いします”とカウンターの中にいる男性に声を掛けて)


(/参加許可有り難う御座います!素敵な方と絡めて幸せです。今のところは質問はありませんっ 当方ロルが安定していないためご迷惑をお掛けするかもしれません。もし不満があれば何なりと仰って下さいね！これから宜しくお願い致しますっ)

…おう、久しぶり。6年振り、─になるのか。変わってないな、お前。
( 随分と久しいというのに意外としっかり覚えているものだ。高校の頃より少し大人びた面影のある顔と、幾度も呼ばれた己の名前を発した声が彼であると確信すると同時に頭が混乱する。余りにも突然過ぎた再会に特に話題を振る事も出来ず、まともに相手の顔を見ることすら出来ない。勿論嬉しい気持ちもある、けれど締め付けられるように心苦しさもある。心の整理が着くまでは取り敢えず何か会話をしようと話し掛けるも、矢張り声は緊張を含んでいるのかぎくしゃくとした話し方で )


(/主も素敵な方が御相手様でとても幸せです…！当方もロル数不安定です、申し訳無いです;; いえいえ、和泉くん本体様も不満ありましたら申し付け下さいね！直すように善処しますので。それでは本体の方は失礼させて頂きます、ご用ありましたらお呼び下さい！返信不要です^^ )

…そんなに経ちますか｡はは､俺だって立派な社会人になりましたよ｡
(周りのお客の声等は既に聞こえていない。聞こえるのは急速に高まった自らの心臓の音。自然体を装うために何か話さなければ、そうは考えるものの何を話せばいいのか分からずカウンターに肘をついて手を組みながら目を伏せる。そしてふと掛けられた声からは明らかな緊張が伝わり、其れがさらに自分の緊張を煽った。6年＿其れは長いようで短い期間だった。その間に相手を忘れたことはないのだから。控えめに視線を相手に向けながら乾いたような笑いとともにおどけた言葉を返すもその雰囲気がこの場に似付かわしくないことは何となく分かっていて。)

そうだな、…もうそんな歳になったんだな。─ま、ゆっくり酒飲みながら話でもすっか。
( 騒がしい店内も、今は自分の鼓動の方が喧しく感じる。先より注文していた酒をカウンターから受け取ると、僅かに口に含み。酒に頼ったほうが上手く話せるのだろうか、と思うも緊張が解けるのはまだ遅い様で思うように言葉が出て来なく。それは恐らく相手も同じなのだろうか、おどけた言葉に緊張を感じ取ると頬が引きつった不格好な作り笑いで肩をぽんぽん、と軽く叩いては先程よりはやや落ち着いた声色でそう話し。もしかしたら、自分が今こんなにも未練を引きずる原因になったあの時の事を聞けるかもしれないと。それでも流石に早々に聞くのは失礼かと、他に話題を探すも最近のニュース程しか出て来ず、自分の引き出しの少なさに小さく首を傾げるばかりで。 )

そうしましょう｡＿…あの､最近どうですか？…景気とかも､良くないですし。
(少し遅れてカウンターから飲み物を受け取っては相手の言葉に同意し、若干戸惑いながらも自分のグラスを相手のグラスに軽くぶつけては緊張でカラカラに乾いた喉を潤すために酒を口に含んで。相手の頬は引きっているが肩を叩かれては先程よりかは落ち着きを取り戻して。何を話せば良いのかと悩んでいるのはどうやら自分だけではないことを小さく首を傾げる相手を見て何となく察した。自分が知りたいことはただ一つ。貴方は今幸せだろうか。幸せであって欲しい反面でそれとは逆の感情を持つ自分に戸惑いつつも、意を決して相手に問い掛けた＿つもりだった。その後に言葉を続けることで咄嗟に話題を転換し、そんな情けない自分に小さく溜息を零して)

…ふ、お前がそれを知ってどうすんだよ。─普通にサラリーマンやって、普通な毎日を過ごしてる。…和泉は、どう？
( 早まっていた心臓も徐々に落ち着きを取り戻し始めた頃。先に話題を繰り出したのは相手の方で、此方の近況を尋ねられているようで。確かに不景気ではあるが、別に大した面白くもない自分の近況を相手が知った所で─という気持ちと、何だか想定外であった質問に思わず強張っていた頬が緩んで自然と笑みが零れ。特に面白みのある訳でもない返答を返せば、此方も同じ質問を返してみて。今、何をしているのか、─恋人は、なんて知りたくても聞ける訳がない。そんな意図は示さず何となく曖昧な質問の仕方をすればじ、と視線向けて )

あ、いや、そうですよね。 ─俺は…入社したばっかでちょっと大変です､
(自分の情けなさに肩を落としては聞こえたのは相手の優しい声で。ゆっくりと顔を上げて其方に視線を向けては其処には笑みを浮かべている相手がいて、その笑みを見ては初めは強ばっていた体の緊張が解れていくのを感じ乍其れにつられるかのように此方も口角を上げて。落ち着いて考えてみれば不自然な質問だったが相手の返答を聞いて、普通という言葉で分かることは少なく、ましてや自分が一番知りたかったことは分からずじまいであり。自分に対して同じことを問われては、困惑したように眉を微かに下げながら笑って。居酒屋に入る時には仕事に関する愚痴がたくさんあったはずなのに、相手に会った今そのようなことは何処かへ吹っ飛んでしまっていて。口を動かしているときは気にならなかったが話終わり相手の視線に気付いては戸惑いを隠すように視線を泳がせて)

んだ、こき使われてるのか。ま、最初は皆そんなもんだろうな。愚痴なら幾らでも聞いてやるよ、…ほら食え。
( 恐らく緊張が解けたのだろうか、つられたように口角を上げる相手に安堵。問い返した質問に返ってきた言葉に僅か目丸くするけれど、確かにこの性格であれば上司の標的になるであろうと妙に納得。返答には勿論知りたかった答えこそ無いものの、何れ会話を続けていく上で尋ねられる機会がある筈。そう思いながら先ずは微妙に残るこのぎくしゃくとした雰囲気を取り除こうと話題を繋げるように言葉を紡ぎ。ふと相手が視線を泳がせている事に気付き、見詰め過ぎてしまっただろうか、と前へ視線を戻しながら、酒ばかりではと先程まで摘み程度に食べていた唐揚げを差し出してみたりして。 )

ん､そんな感じです。秋さんはそういう時期なさそうですよね。…あ。有り難う御座います。─美味しい。
(お互いの口数が増えて緊張が解れたのが分かり何だか昔に戻ったような心地がして懐かしさと同時に切なさを感じており。相手の言葉に頷きながら相手の落ち着いた大人びた雰囲気を見ると自分とはかけ離れた存在のような気がして、冗談とも本気ともとれるような言葉を返して。愚痴ならいつでも聞くと言われて笑顔で頷くものの、何となく久々に再開した相手と後ろ向きな会話はしたくないと感じたのかそれ以上の愚痴はこぼさずにいて。動揺が伝わったのだろうか、視線を逸らしてくれたことにホッとしながらも悲しい自分と葛藤しつつ此方も静かに目を伏せて、すると視界に入ってきたのは唐揚げで相手に視線を向けては小さく頭を下げてお礼を述べては唐揚げに一つ摘んで。相変わらずのゆっくりとした仕草で飲み込んでは相手に視線を向けたまま口角を上げて感想を述べて)