悲しまないでと抱きとめるすべを【BL/NL】

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『あのとき飼ってやれなかった事を、後悔してるんだ』


名前/宮野大樹(みやのたいき)
性別/男
年齢/25『現在25歳、犬を看取ったのは6歳の頃』
性格/大人っぽくあまり表情を見せなく人とは話さないが、親友や心を開いた人にはいろんな表情を見せてよく話す。動物(特に犬)を見ると昔のことを思い出して胸が痛む。
容姿/黒髪のショートカット。目は二重でパッチリしていて色は茶色。身長は187で程よく筋肉がついている。私服はいたってシンプルで黒めの服が多い。
特徴/好きな人の前では物凄く顔に出やすく、うそが苦手

ロル/(基本ロルは中ぐらいです)
あ･･･(目の前に昔看取った犬そっくりにいるがいて、感情に浸っていて優しく犬の頭に手を伸ばして頭を撫でてあの時自分がもう少し抗議していれば、もう少し大人だったら･･･と後悔で胸がいっぱいで今にも泣きそうな表情をしていて)

(/素敵なプロフィールありがとうございます！ひとつだけ、お願いが多くて申し訳ないのですが…既に人間の姿で出会う事になりますので、宜しければある意味の初対面という形からお話しを進めて頂ければ嬉しく思います。ただ、出会いがしら看取った犬の面影を感じて頂けるのであればそのままのロルから続けさせて頂きたいと思います。こちらのロルが分かり難くて申し訳ありませんでした。)

(わかりました。分かりにくいなんてそんなこと全然ありません！此方こそ分かりにくくてすみません)

(/ご了承下さり感謝します。では本体は引っ込んでそのままのロルから続けさせて頂きますね。何かありましたらいつでも仰って下さい。どうぞよろしくお願いいたします。)

…！(ふいに頭に触れる手の感触に、落としていた視線を上げれば今にも泣きだしそうな男の表情がそこにあって。自分が人間の姿になった事への混乱よりも、その表情に胸が締め付けられるようで、はくりと二、三度金魚の様に息を飲み込んでから、声を出してみる)
あ、の。だい…丈夫？何、か、かなしい？の？

(相手から声をかけられれば)
いや、昔飼ってた犬に似てるなと思ってな
(人間に昔の犬の面影を感じるなんてバカだなと思っていて)
お前こそこんなところで何してるんだ？(相手をみては首を傾げて)

犬、に？
(驚き目を見開くが、飼っていた、という言葉に自分の事では無い事が窺えて。苦笑交じりに視線を足元に落としながら)
そう、だったら、嬉しかったかな。なーんて…はは。
えっと、俺はその…
(元は犬で気が付いたらここに、なんて理由流石に口に出来るはずもなく、苦し紛れに)
ひ、昼寝？お兄さんは？

まぁ飼ってたと言っても飼えなかったけどな(寂しそうに苦笑いで相手を見て、嬉しかったってと思い)
俺は大学の帰り(相手の昼寝と言う言葉を聞いて)
こんな場所で昼寝したら風邪引くぞ(心配そうに相手を見て)

そう、なんだ。面倒見てた、って事かな。お兄さん、やさしそうだもんね。
(落とした視線を、寂しそうに笑う男へと向けて)
だいがく…あ、学校の事か。じゃあ、家に帰る途中？
心配してくれて、ありがとう。俺は大丈夫、だから。
(人間の言葉に慣れておらず、拙くも少しずつ流暢になってきたと思いたい。
行くあてもないので、ベンチに座ったまま立ち上がろうとはせずに)

優しくなんてねぇよ…だって俺が飼ってやれなかったから、あいつは亡くなったんだよ(寂しそうに呟けば何ではじめては会ったやつにこんなこと言ってるんだろと思って)
そうだよ(相手の反応をみて少し違和感を覚えて)
家は？(立たない相手に疑問をもち聞いて)

死ん、じゃったんだ…そう、でも、お兄さんに会えて、きっと、犬も嬉しかったと思うよ。
家族にはなれなかったけど、一人ぼっちで、死なずにすんだ、よ。
(違うと思いつつも自分と重ねてしまうのは、きっとその犬の境遇が自分と似ていたからで。寂しそうに呟く男から懐かしい匂いがする事は、きっと勘違いなんだろうと自分に言い聞かせながら、思考を飛ばすように頭を振って)
え…家、は、えっと。(困ったように目を泳がせながら言い訳を探して)

あいつもそう思ってくれてるといいな(寂しそうに笑えば昔のことを思い出していて)
あいつと出会ったのもこんな公園だったな(寂しそうに公園を見て)
もしかして無いのか？(相手の目が泳げばまさかと思うが一様聞いてみて)

へぇ、公園で、出会ったんだ。俺と同じ。
(何となく口から出た言葉に慌てて誤魔化すように、えっと…！と言葉を濁して。)
家、え…と。あの……ごめん、なさい。お願い、します。おまわりさんは呼ばないで。
(目を伏せがちに、男の服の裾を小さく引きながら)

(相手が俺も同じと言えば疑問をもち)
お前って人間だよな？(おかしな質問をしてしまい)
警察なんてよばねぇよ(苦笑いで家が無いのかと理解して)
うちに来るか？(相手が昔の犬に似ているせいか、ほおっておけなくて)

え…っと…もちろん、もちろんだよ。人間、だろ？ほら。
(腕を広げ自ら確認するように身体を見ながら)
いやほら、お兄さんと今日初めて会ったのも、この公園だし。って、意味で…
え、うち…ってお兄さんの、家？(驚きに目を丸くし、首を傾げながら恐る恐る、様子を伺う様に尋ね)

だよなバカなこと聞いて悪かった(ためいきをつきながら頭を抱えて)
あぁ、家が無いなら家に来いよとはいってもマンションだかな(苦笑いで答えて相手を見てどうすると言うように首を傾げて)

いや、そんな…(いっそ正直に話してしまえばよかっただろうか、と頭を抱える男を心配そうに覗きこみながら)
家…俺が行っても、良いの？迷惑じゃ、ない？(喜びと、不安が入り混じり、首を傾げる男に眉を下げながら問いかけて)

お前がな昔の犬そっくりだったからもしかしてとか思ってな…バカだよな(今にも泣きそうな表情で相手を見て)
迷惑なんかじゃねぇよ(優しく微笑み)

(あげます)

(上げます)

(あげます)