風人 2014-11-30 06:00:58 |
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『ナニワ・モンスター』を斑鳩室長や国、政府の立場側に立てば国を守ることは彼らなりの正義にも読める。
ある意味それは正しいとも思える。
『桜宮サーガ』は立場によって正義や倫理観が変わるおもしろさ。
何を主軸に置き主題にするかということ。
村雨府知事と鎌形検事を警戒する斑鳩室長。ふたりの背後に彦根先生がいることを感じているようにも思える。
文面だけではなかなかそのニュアンスはわからない。
再読やちがう物語を読む度に印象がちがうというのも特徴。
斑鳩室長は個人的には悪役な印象は拭えないですが彼の立場に司法を正義とするおもむきも理解しないではない。
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