赤と白◆鬼灯の冷徹BL

(黙っていて)

(今のはすべて夢だと思っていて)

聞いてる？黙るのは駄目。ちゃんと言ってよ（黙る相手に強く抱き）

鬼灯...（相手をじっと見つめ）

寂しいですよ(とボソッと言って)
でも別れよう

(寝言で)白澤さん(と言っては、服を握り)

寂しいのに別れるのって可笑しいよ....

どんな夢見てるんだろ（握られては上から手を重ね）

そうですね
でもあなたには私より女性のほうがお似合いです(と抱きついていたのを離して、後ろを向き)

ん(触れられては、嬉しそうに笑い)

ふーん、本当にそう思うの？僕は女の子よりお前の方が好きなんだけど（後ろを向く相手をじっと見つめ）

可愛い...（笑う相手にぼそっと呟き）

え？
でもあなたは私と付き合っていても、女性のところにいました(後ろを向きながら)

(寝返りを打とうとしたが、傷が痛くて顔を歪ませて)

それはたまたま目の前に通り掛かったから話し掛けただけだよ～、お前だって女の子と話ぐらいするだろ？（あたふたし）

大丈夫かな（頬を撫でてやり）

あなたと付き合ってからは、話したことなどありません(きっぱりと言い)

白澤…(寝言で呼び捨てをして)

うっ...仕事の売り上げにも関係するからお客さんこと女の子と仲良くしないと....（ぼそぼそ話し）

白澤...わぁ、初めて呼び捨てされた（嬉しそうにし）

まぁそうですよね…(でも悲しそうに言い)

(目をさまし)
ん…

だから...その、考え直してよ...

あ、起きた？（にこりと微笑み）

そうですね
(相手に触れると冷たくて)中に入りますよ(と手を引っ張って)

白澤さん？

え、でもちょっ（引っ張られては後に着いて行き）

え、何？

(家の中に入ってはストーブの前に座らせて、毛布をかぶせて)
冷えすぎですよ

(意識がはっきりしていて)
いつからここに？

別に平気だし（暖まってはぬくぬくし）

いつからってうーん、結構前からかな？

ダメです
風邪引かれては困ります(と言っては、暖かいお茶を渡して)

え、じゃああれは夢ではなかったのですか…(固まって)

暖かいお茶なんかよりぎゅってしてよ..（受け取れば机に置き）

夢？夢なんかじゃないよ。

わかりました(と言って、抱きしめて)

え、じゃあ…(顔を赤くして、顔を枕でかくして)

こっちの方が暖かい....（受けては嬉しそうにし）

僕の事好きなんでしょ？（隠す相手ににこりとし）