‐ vampire ‐

■ story ■

深い森の奥にはけっして足を踏み入れてはいけないよ?
戻れなくなってしまうからね…どんなに足掻いても。



あの時お爺様の言う言葉を聞いていれば、なんて…。

■ story2 ■

19世紀の西洋が再現された街、ｾﾝﾄﾗﾙﾀｳﾝ。
日本に居ながら西洋を体験できるとあって、わざわざ移住してくる者もいた。
然しｾﾝﾄﾗﾙﾀｳﾝが出来て早10年、20代の女性が全身の血を抜かれるという事件が立て続けに3件起き、ｾﾝﾄﾗﾙﾀｳﾝは瞬く間にｺﾞ-ｽﾄﾀｳﾝと化した。
移住した者達も自分が標的になるのではないかと怯え、次々に越して行き街は寂れてしまう。
誰も居なくなった街からは活気も、食べ物の香りも、陽気な人々も、全てが幻であったかの様に感じられなくなっていた。

それから20年、街に移住して来る兄妹が居た。この兄妹も西洋に憧れ越してきたらしい。寡黙で妹思いの兄、感情表現が乏しくも周りを見ている優しい長女、無邪気だか周りを明るくさせる不思議な次女。その3兄妹の元に旅人と名乗る青年が現れ＿＿＿＿＿＿＿＿

■ story3 ■

黒子ﾃﾂﾔと名乗る青年と兄妹は仲良くなった。
兄は互いに勉強を教え合い、長女は共に都の方迄買い出しに、次女は街外れの公園やｾﾝﾄﾗﾙﾀｳﾝの中で遊び…。面倒見の良いﾃﾂﾔは次女の我儘にも、兄や長女のお願いにも優しく頷く。
兄妹は優しく、但し自分をしっかり持っているﾃﾂﾔが大好きだった。

そんなある日…。
兄妹が買い出しから帰宅すると虹彩を赤く染め、苦しそうに蹲るﾃﾂﾔが居た。長女がﾃﾂﾔに近付いた瞬間＿＿＿朱が舞った。
肩口に三本の線を作った長女は倒れ、呆然とする兄と妹の姿を尻目にﾃﾂﾔは口を開く。

「御免…なさい……。」

赤く染まった瞳に涙を浮かばせ、苦しげに呟いたﾃﾂﾔは黒い霧となって姿を消してしまう。


幸いにも傷は浅かった長女。都の医者のお陰で一命を取り留めたが長女は感情、そして一部の記憶…ﾃﾂﾔに関する記憶を失ってしまった。
次女は心からの笑みを浮かべなくなり、兄は長女を守りきれなかった事を心から後悔し、ﾃﾂﾔを恨んだ。

そんな時、ｾﾝﾄﾗﾙﾀｳﾝの森の奥に大きな城の様な洋館があると耳に挟んだ長女は一足先に洋館へと近付いた。何故かわからないが、呼ばれた気がして…。
それに気付いた兄と次女も洋館へと急ぎ…戸を叩いた。

中から出てきたのは赤髪にｵｯﾄﾞｱｲの青年と紫色の大きな青年。
にんまり、そんな赤髪の青年の笑顔を見た二人は＿＿＿＿＿＿＿




気づいたら、天蓋付きのﾍﾞｯﾄﾞに寝転んでいた…。

■ 説明← ■

20××年に国会で可決し、設立が決まったｾﾝﾄﾗﾙﾀｳﾝ。19世紀の西洋の街並みを再現した巨大施設で区を幾つか潰し其処にｾﾝﾄﾗﾙﾀｳﾝを設立。
政府の企みであった都の活性化もｸﾘｱする事が出来た。然し、ｾﾝﾄﾗﾙﾀｳﾝが設立され10年経ったある日、20代の女性が全身の血を抜かれるという事件が立て続けに3件起き、瞬く間にｾﾝﾄﾗﾙﾀｳﾝは廃れた。

それから2年後(storyの方思い切り間違えました;正しくは20ではなく2です ;)、ｾﾝﾄﾗﾙﾀｳﾝに移住して来た3人が居た。3人は都とｾﾝﾄﾗﾙﾀｳﾝを行き来しながら生活費を稼いだりしていた。其処に自称旅人の黒子ﾃﾂﾔが現れ、3人と生活を共にするように。
姉妹は結構懐いていたし、兄はﾃﾂﾔを信用していたものの、ﾃﾂﾔは人間ではなく長女を傷付けてしまう。罪悪感に苛まれﾃﾂﾔは消えてしまい、兄妹にも変化が。

そんな中長女は肩口の傷を庇いつつ洋館を訪ねる。呼ばれた様な気もしたし、しなかった気もするけれど。兎に角気まぐれ、気分転換に噂を確かめに。
そしたら兄や次女がそれに気付き追い掛け、洋館を訪ねれば赤髪の青年＿赤司征十郎と紫色の大きな青年＿紫原敦が出迎える。兄が妹の所在を聞いた瞬間、赤司征十郎の綺麗な笑みに眠気が兄と次女を襲い…。


洋館に監禁されてしまった3人の兄妹と美しい吸血鬼達の物語。

■ 登場人物(創作) ■

兄(19)…面倒見が良く妹思いな人物。寡黙故に誤解されたりも少なくはなく、誤解を解く事もあまりしない。面倒な事は嫌いだが妹達の為に頑張る事は苦ではないらしい。ﾃﾂﾔが事件を起こした後、ﾃﾂﾔを信用している自分と疑う自分に悩み独学ではあるが剣術を習得。元々才能があったのか、それが開花して人並み以上には剣を振るえるように。

妹(17)…感情表現が乏しく常に冷静だが、周りをきちんと見ている優しい人物。無口程ではないが多くは語らず、大人しい方に分類されるが実は人見知り。妹や兄に対しては素直で時折笑顔も見せる。洋館を訪れた際、桃色の女性にとある事を教わる。

妹(16)…明るくﾏｲﾍﾟ-ｽで少々天然が混じった子。偶に煩く我儘な時はあるが周囲を明るくさせる不思議な人物で大抵の事は深く考えていなかったりする。ただ、兄や妹の事になると真剣。頑張り屋さんな少々小柄な人。兄同様洋館を訪れ眠ってしまった後、気が付いたら天蓋付きﾍﾞｯﾄﾞに寝転んでいたらしい。ﾅｲﾌを投擲するのが上手い。※一時期ｻ-ｶｽのﾅｲﾌ投げをしていた為。

■ 登場人物(版権)1 ■

赤司征十郎…洋館に住まう吸血鬼の頂点に君臨する人物。吸血鬼世界の長の息子故に誰も逆らえず、人間を見下している節が。そんな反面僅かにだが優しさを見せる時もあり、謎が多い中二 ((。純血種で人間を吸血鬼に変えることが出来る。

青峰大輝…洋館に住まう貴族階級の吸血鬼。思春期の男子の様で桃色の幼馴染みが居る。人間に関しては餌、と考えているが極力関わりたくないとも。以前女絡みで散々な目に遭ったらしい。時々ｱﾎ峰、ﾋﾟｭｱ峰に。

黄瀬涼太…洋館に住まう貴族階級の吸血鬼。駄犬等と呼ばれながらも打たれ強い青年。人間の女の子可愛いｯｽ!!なんて言いながらちょっと血を頂く。時々ｹﾞｽ瀬が出て来る。ﾓﾃﾞﾙ活動をしており、売れっ子。

緑間真太郎…洋館に住まう貴族階級の吸血鬼。おは朝信者でﾂﾝﾃﾞﾚな美人。出来る限り輸血ﾊﾟｯｸで済ませてしまう等言葉とは裏腹に人間に対して優しかったり。部屋にはﾗｯｷ-ｱｲﾃﾑだった大きな兎のぬいぐるみが一つ。

紫原敦…洋館に住まう貴族階級の吸血鬼。お菓子大好きでﾏｲﾍﾟ-ｽ。血を吸う時は(美味しいもののみ)制御出来なかったりする。子供っぽい部分もあり、輸血ﾊﾟｯｸは美味しくないから嫌い、とのこと。

黒子ﾃﾂﾔ…洋館に住まう一般の吸血鬼。常時敬語で影が薄く、都に赴いてはﾊﾞﾆﾗｼｪｲｸを飲んでいたり。血はきちんと許可を取り少量頂く派。実は父親が純血種、母親が一般の吸血鬼だが周囲(赤司以外)に隠している。

桃井さつき…洋館に住まう貴族階級の吸血鬼。黒子に熱烈なｱﾋﾟ-ﾙをしている恋する乙女。吸血鬼としての力が弱い為に銃を持っており、長女を扱い方を教えた張本人。姉妹とは割と仲良し。血は申し訳無く思いつつ頂く。

■ 登場人物2の前に階級について ■

※他作品から設定をお借りしていますが、所々変えている部分も御座います。


純血種…吸血鬼の頂点に君臨する種。現在の王は赤司家であり、確認されている純血種は赤司家含み11人。人間に牙を突き立てる事で人間を元人間の吸血鬼に変えることが出来る。また、人間はその純血種から血を貰う事で一般の吸血鬼になる事が出来る。圧倒的な力を持つ。

貴族階級…一般の吸血鬼よりも権力的にも能力的にも力がある吸血鬼達。純血種には適わないものの、皆それぞれ美しい容姿をしている。勿論血を吸っても人間を吸血鬼にする事はない。

一般…人間とあまり変わらない、容姿はやや優れている吸血鬼。強いて言えば容姿端麗も、そうでない人も、といった感じ。但し人間よりは力がある。血を吸っても人間を吸血鬼にする事はない。

元人間…純血種に血を吸われ、血を貰えなかった者達。やがてEND堕ちする。やや獣寄りの本能で動いており、貴族階級の吸血鬼が管理しているがEND堕ちしたり監視下から逃げ出す者も。稀にEND堕ちに抗う者が居るが本ｯ当に稀。

END…自我を持たない元人間の吸血鬼。獲物は必ず血を吸い尽くす。話は出来るが本能で動く為、非常に危険。純血種達が元凶なのだが「吸血鬼の面汚し」と例えている。

■ 登場人物(版権)2 ■

灰崎祥吾…元人間の一般吸血鬼。週3程度で洋館に現れては兄妹や洋館の住人達を弄って帰る謎の人。赤司に吸血鬼に変えられた為逆らうに逆らえない。血は遠慮無く戴くが輸血ﾊﾟｯｸや野郎はあんまり美味しくはない。空腹が満たされるだけ。

■ ﾙ-ﾙ ■

ﾛﾙの指定は無し。但し情景や心情等を表現する為には自ずと長くなるかと。相手の行動を制限する様な描写はお控えください;。

恋愛はNLかBL。三角関係は構いませんがCPが出来てしまったら諦めましょう。諦めきれないから略奪、は無しです。ｷｽ、押し倒し、吸血迄。

誹謗中傷は受け付けておりません。質問や意見も常識の範囲内でお願い致します。

ｷｬﾗｸﾀ-は増えます。○○ｷｬﾗをこんな感じの設定で使いたい、等ありましたら遠慮せず仰ってください。

大変申し訳無いのですが、参加は中級者から上級者でお願い致します。也の一般的なﾙ-ﾙ、常識等を忘れてしまった方は参加をお断りする場合が御座います。

基本的にゆっくりﾚｽなので気軽にご参加くださいませ!

喧嘩、戦闘は死なない程度に。互いに勝敗云々は相談をお願い致します。

■ まとめ ■

/.　>>1 　 story1


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/.　>>3 　 story3


/.　>>4 　 説明


/.　>>5 　 登場人物 (創作)


/.　>>6 　登場人物 (版権)1


/.　>>7 　 階級


/.　>>8 　 登場人物 (版権)2


/.　>>9 　ﾙ-ﾙ


/.　>>10　まとめ