青い世界でメガネのふたり（K/非募集）

っ‥ホントですよ。
室長が居なきゃ寂しいですから‥。（背中に腕を回し上目で見上げ。）

んっ‥‥！？
チッ‥何するんですか‥！（腰を撫でていると耳元に息を吹きかけられたので、ビクッと肩震わし少し頬を赤く染め手を止めて。）

待ち受けとかパズルの材材にしませんか？（少し寂しそうな表情で自分を見てくるのを見て悪いことをしたなと心の中で思い。）

っ…、伏見君、その上目遣いは反則です。（相手に見上げられれば少し頬が赤くなり、片手で相手の前髪を上げると額にキスを落とし）

…仕返しですよ。（やっと、こちらに余裕ができたのか、耳元で囁くと、相手の耳を唇ではむっと挟み）

このような伏見君を誰かに見られるのは嫌ですからね、しませんよ。それにしても、待ち受けは考えもしませんでした。伏見君は待ち受けを誰かにしたりするのですか？（プライベートでは滅多に端末を使わないからか、考えもしなくて、そんなことを言う相手は誰かに変えたことがあるのか気になり聞いてみて。）

っ！？
‥そういう室長も顔赤いですけど？（額にキスをされれば目を見開き頬を少し赤く染め、ジッと見つめて。）

っあ‥‥や、やめろ‥！（耳が弱いため、耳を挟まれるとビクッと肩をふるわして反応しうっすらと涙を浮かべては胸板を押し。）

ありがとうございます。‥って、待ち受けですか？（悪用はしないということが分かると安堵の表情を見せ、待ち受けの話になればきょとんとし。「まぁ‥はい。」と曖昧な返事をし。）

……気のせいですよ。（自分でも気のせいと言うのは無理があると思うが、気のせいだと言って。）

っ……、…嫌です。（胸板を押され少し離れたときに涙を浮かべる相手が見えたが、片手の親指で目の上からなぞって拭き取ると、もう片方の手でギュッと抱きしめて。）

おや、曖昧なところを見ると、あるんですね？…誰にしたのですか？（もし、『八田美咲』とかだったら、複雑だなと思いつつも、ニッコリとしたまま聞いて。）

ふっ‥室長って嘘が下手なんですね？（気のせいだと言い張る相手を見ては、楽しげに笑みを浮かべ。）

っ‥この、変態上司が‥。（目に涙を浮かべて下を向いていたが涙を拭き取られたので顔を上げていると、今度は引き寄せられたので目を見開き。悪態を吐いて。）

言うわけ無いでしょ。（過去は八田美咲だったが、今は好意を抱いている目の前の人物を待ち受けにしているので言わずにいて。）

おや、さすがに無理がありましたか。伏見君が可愛いのがいけないのですよ。（苦笑いしては、相手のせいだと言ってみて）

それは聞き捨てなりませんね。私は伏見君だからこそ、こうして居たいのですよ。（耳元で囁いては優しくギュッと抱きしめ）

それは残念。気になったのですが、教えてくれないのですね…。（残念そうに少し視線を落とし）

俺が可愛いってのは関係ないでしょ。（自分のせいだと言ってきたので溜め息を吐き、呆れた目で相手を見ていて。）

んっ！‥‥尊さんにこんな事してません？（自分だけというのを聞けば顔を赤く染めるも、相手の敵であり仲の良い周防とは何もないのかと聞いて。）

‥‥っ‥しつちょーを待ち受けにしていると言ったらどうします？（残念そうにしているのを見れば罪悪感に包まれ、賭けだと思い質問し。）

ふ、いいえ。関係ありますね。反則的に伏見君は可愛いですから（呆れてる相手の様子に小さく笑みがこぼれると理由になってない理由を述べ）

っ！？…周防…ですか。あんな、可愛げのない奴、有り得ませんね。（相手の言葉に驚き少し離れるとスチャっと眼鏡を上げて言って）

私をですか。…そうですね。端末を開くたびに見てくれる…嬉しいに決まってますよ。（そうだといいなと小さな期待をして優しく微笑み）

意味が分かりません。ってか、俺が可愛いなら室長はどうなんですか。（可愛いと言われると少し頬を赤く染めるも、いつも通りの対応をし、相手はどうなんだと言ってきて。）

へぇー。尊さんと仲良さそうなのに。（内心ホッとするも相手をからかうのが楽しかったのか、翻弄して楽しんでいて。）

‥そうですか。室長。（微笑みを浮かべているのを見ればドキッとしたが平然を装い、端末を開けば待ち受けを見せ。）

？？どう…とは？……私は可愛くありませんよ？（相手の質問に首を傾げて）

仲、ですか…。良いようにみえますか？（唯一タメで話す相手なのだが、仲が良いことをあまり認めたくないようで。）

っ―…！？　ふ、どうして、待ち受けにしてくれるまで私を見ていただいてくれるのですか？（驚くも、嬉しくて小さく笑みをこぼすと相手の気持ちを聞きたくて少し意地悪な質問をして。）

そうですね。‥‥どっちかというと、かっこいい‥。（確かに相手が言うとおりに相手は可愛いくはないと思い、ジッと見つめてはボソッと呟き。）

あの人と話してるときが、室長の本当の姿を見れている気がします。（こくっと頷いて返事をしては、周防と宗像が話しているところを思い出し複雑そうにして。）

はっ！？‥‥別にみたいとは思ってないし。（意地悪な質問をされると目を見開いて、本当事は言わず見たくないなどうそを言い。）

ほぉ、伏見君にそう思っていただけるなんて思っていませんでしたね。（相手の言葉に少し驚いたようにすると、嬉しいようで小さく笑みをこぼし）

………伏見君。（複雑そうな相手を安心させるように頬へ手を伸ばしては撫で）

……本当ですか？（嘘をついているのは相手の様子から分かったようで、ニコニコしては本当か聞いて）

‥あんたのことを可愛いって言う俺が気持ち悪いですから。（相手に手をやるとぽつりと呟いては、ジッと見つめ「それより、仕事は？」と言い。）

っ‥室長は、尊さんと居るとき凄く楽しそうですよ。（頬に手を伸ばされると見上げるも直ぐに逸らしてしまい、心のどこかで嫉妬しており。）

ホントーですよ。（笑顔で自分を見つめてくる相手を見てはムッとし、背を向けて。）

仕事…したいですか？（やらなければいけないのだが、相手の意見を聞いてみて）

もしかして、嫉妬ですか？（相手の言葉を聞く限り、嫉妬のようにしか聞こえなくて首を傾げ聞いて）

ふ、本当に本当と言えますか？（背を向けられてしまえばそのまま後ろからギュッと抱きしめて、耳元で囁き）

したくないですよ。
‥ってか、上司のあんたが仕事しなくてどうするんですか。（やりたくないに決まってると内心で思うと相手を見て呟き、相手は仕事をしろと言い。）

はっ？‥嫉妬なんかしません。（嫉妬しているかと言われると図星になるも、絶対に嫉妬なんかしていない告げ。）

っ‥‥知りません。（耳元で話されるとビクッと体を震わし平然を装い、「ってか、耳元で喋んな」と言い。）

ええ、しなければいけないのですが伏見君とこうしている時間がどうも楽しいもので、つい。（仕事に戻らないといけないと思うと残念そうに苦笑いして。）

そうですか。……周防と居るとき確かに楽しいかもしれません。アイツは怠惰な奴で少々疲れますがね。（嫉妬してないと言うのであえて、嫉妬させるように周防の話をしてみて）

ですが、離れたくありません。そーすると自然と耳元になってしまうので仕方ありませんよ。（ギュッとしたまま、まだ耳元で）

っ‥俺も楽しいですよ。だけど、仕事をしないのは良くないですよね？（つい相手の様子を見ては惑わされそうになるも堪え、近付いていくと頬に手を伸ばし。）

へぇ？‥‥やっぱり、室長は尊さんの話をしてるときは楽しそうですね。（わざと嫉妬させるようにし向けられているのに気付いておらず、不満げな顔をしており。）

んっ！じゃあ、俺が離れます。（耳元で喋られているため声を出しそうになるも我慢し、何とかして離れようとしていて。）


室長、なかなか来れなくてごめんなさい。少し立て込んでまして‥
だけど、今日からは顔を出せますからね？（珍しく優しげな表情をしており。）

えぇ、よくありませんね。こうしている間も着実に仕事は増えているのが事実です……。…？伏見君？（手を伸ばされれば驚いたようで、首を傾げ）

おや、そうでしたか？（不機嫌そうな相手を見て楽しんでるのかニコニコと相手の様子を伺って）

させませんよ……。（離れようとした相手を引き寄せると更に強く抱きしめ、相手の温もりを感じるためか、暫く無言になり）

気にしなくて、結構。私も遅れるときがありますし（そっと、相手の頭を撫でてみて）

室長、俺が此処に口付けすれば仕事します？（どうにかして仕事をやらせようと思っており、頬に置いていた手を動かし撫でてやり。）

そうですよ。‥‥やっぱり、俺なんかより大人の魅力がある尊さんがいいんですか。（何で楽しそうにしているんだと相手を横目で見てムッとし、自分が子供だから楽しくないんだと言い。）

なっ！？‥‥。（大声を出して暴れて離れようとしたが止めて、相手も無言だったので自分も黙り込んでしまい。）

あっ‥、ありがとうございます。（頭を撫でられれば照れ臭そうに笑みを浮かべ。）

頬…ですか？（頬を撫でられたので首を傾げ。）

そういえば、最近は周防を食事に誘えてまいせんね。今度誘うとしましょう。（苛めすぎなので、そろそろ止めようと思いつつも最後にと、誘うつもりもないのに誘うと言ってみて。）

ふむ、伏見君ですね。（ぎゅーっとしたまま頬を緩ませては当たり前なことを言って。）

こちらも遅くてすみません。（眉を下げて申し訳無さそうに）