名前のない場所【乾海】

ぁ…///
それは…俺もっスよ、乾先輩…。
ずっと…こうしていたいっス…。
（更に相手に寄り添いながら）

ん。。本当にずっと一緒にいたいな。まぁ。。そうもいかないんだが。。

俺は来年高校生で。。お前は確実に部長選ばれるだろう。。会える時間も少なくなる。

でも俺は来年も再来年もそのまた次も。。一緒にいたいんだ。。海堂

こんな俺だがこれからもよろしくお願いします。。

ええ、でもこの場所がある限りいつでも逢えますよ。

こちらこそっス。（礼をして）
乾先輩には世話になってばかりっスね。

もっと沢山の時間を乾先輩と過ごしたい、って思ってる

俺もいつまでもずっと…一緒に居たいっスよ

乾先輩…
お仕事はきつくないっスか

自分では、大丈夫。。そう思っていたのだが。。無理をしていてからこうなったんだよな。。

そして、おまえを心配さえてしまった。。これからは体調管理をしっかりするな。。

気にしないで下さい、乾先輩。
俺も体調を崩してますから…。

支えあえばきっと大丈夫っスよ。
俺のことはいいんです。
乾先輩が傍にいるだけで幸せっスから。

俺は。。お前にいつも助けられているな。。 本当に感謝している。

俺も先輩に感謝しています
それに…

俺も乾先輩に助けられてる
いつもこんな俺に穏やかに優しくしてくれるから…///

そうか。。それはよかった。。

俺の想い…
乾先輩に伝わっているっスか

わかっているつもりだ。。海堂は口数が少ないから、そう思ってるかもしれないけど。

それだからこそ俺は。。お前の一言、一言を大事にしたい。

良かった…。
俺の気持ち…ちゃんと伝わっているんスね…。

ええ…。俺にとっても先輩の言葉が
ひとつひとつ大事なものになってく…。
本当にありがとうっス…。

これからも先輩についていきます、ずっと。

海堂って動物に例えると。。犬っぽいよな。。
(少しはにかみながら)

…そ、そうっスか…
（ちょっと困ったように）

俺さ最初お前と話すの得意じゃなかったんだけど。。人を寄せ付けなさそうだから。。

でも、話しているうちにおもしろい奴だと思ったんだ。笑ったり、怒ったり、コロコロ表情が変わるから。
それが。。だんだん好きって言う気持ちに変わったんだよ。。って関係ない話になってる。。

乾先輩…。（相手を見つめて）

俺は先輩に出会うまで小さい世界で生きてた
ずっと独りでも生きていられると思ってた

先輩に出会った今は世界が変わって…。
今じゃ先輩がいなくちゃ弱い人間で。
好きなんスよ…。依存してしまうくらい…。

俺もだよ。海堂。本当にすごい好きなんだ。。

俺もできた奴じゃないから、焦るし、嫉妬するし、不安になるんだけどお前がいるだけで

全部吹っ飛ぶんだ。だからさ。。お前がそうなった時は、ずっとそばにいるから。
(頬を真っ赤にしながら)

それじゃ寝るな。？おやすみ。