通りすがりさん 2014-01-26 16:19:30 |
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やーやー
人来てくれてたんやなぁ....
呼び出し食らってたわー
さぁーて、さて
(ベンチに腰掛け雪が舞い降りる空見上げれば、眼鏡に付着する雪に..水滴だらけや見えにくいと眼鏡外して)
オジサンもうほんともやもやしてどうにかなりそうw
このもやもやとってェエエ!!
誰か取ってくれぇええ!!
(叫びながら公園内走りさり/なん)
ん、何げに1週間振りや...
あー暇やのー
(ベンチに横になれば片手で頭支えながら夜空に浮かぶ月見上げて)
寒いの嫌だわぁー
(えっと....入っていいのかなぁ??)
わぁ...!
こんなところに公園があったんだぁ
ふふっ、なんだか懐かしいな。
(公園内に入ればブランコに座って)
はー、喉乾いた。(ジャージ姿の女子高生が公園にやってきた。ポケットからジャラジャラと小銭を取り出せば、近くの自販機に投入。…どれにしょうか。)
そうだなぁ…次に公園に来た人が犬を連れてたらお茶、それ以外はスポーツドリンク。(訳の分からないルールを口にして、自販機の前で次の来園者を待ち構える。)
んー...?
自販機の前に誰かいる??
(小さく首傾げれば、ふと見えた人影気になり恐る恐る歩み寄れば相手の姿を目にしぽつり呟き
女の子...??
……―おっ!(人がなかなか来ないので、諦めかけていた。その時だった、視界に人影を捉え感嘆をあげる。)
あの人は…犬を……連れていない!(だんだんと近づいてくる相手を目を凝らして確認。先ほどのルールの「それ以外」に当てはまったので、即座に自販機のスポーツドリンクのボタンをプッシュ。がたん。音を立てて青いペットボトルが落ちてきた。)
い、犬?!
(暫し視線が合えば勢い良く自販機のボタンを押す女の子の掛け声にビクッと反応し)
あ、ジャージだ...
スポーツでもしてなのかな。
(独り言を漏らし、ジャージ姿の相手を無意識に見つめて)
あはは、突然ごめんなさい…(相手を驚かせてしまったようで、ペットボトルを取り出してからばつが悪そうに笑った。)
次に来た人が犬を連れてたらお茶にしようって賭けてたんです。
そしたら連れてなかったんで(「これにしました」と言って片手のスポーツドリンクを見せる。)
わたしこの公園の近くの高校で陸上部してるんですよー(くるりと背を向けると、背中には「○×高校 陸上部」と刺繍が施されている。)
あ、いえ!
私の方こそ必要以上に驚いちゃってごめんなさいっ!
あぁ...そうだったんですね
(飲み物を決めるための理由と手の中にあるスポーツドリンク見れば納得したように笑みを浮かべて)
わぁ...!陸上部なんですねっ
(くるりと周り見えた背中みれば「かっこいいなぁ」と声を上げて)
まぁそれといって成績を残すような選手じゃないんですけどね(相手に褒められれば、照れ笑いを浮かべる。)
あなたは……おさんぽ中ですか?(手持無沙汰にペットボトルを持ち替えたりして、他愛もないことを尋ねてみる。)
そんなそんなっ!
結果が残るのはそれはいい事ですけど、
そのひた向きに頑張る姿が素敵なんですよ。(にへらと笑みを浮かべて)
あ、はい!
ちょっと暇だったので...
(「散歩してました」と言葉付け加えて)
…えぇ…そうですかー?(なんかいい感じにフォローしてくれた、そう感動しては頬を緩ませる。)
今日は天気もいいですしね~(空を見上げてそう返答し)
……じゃ、そろそろ練習に戻りますね!(「散歩の邪魔してごめんなさい」と付け足し一礼、足早に公園を後にしたのだった。)
(穏やかな平日の昼下がり。この時間帯に似つかわしくない学生服のブラウスを肘まで捲り、ベンチに座る己の前方には砂場で無邪気に遊ぶ親子連れをぼんやり視界に映している。『そろそろ真面目に登校しないと出席日数がヤバいぞ』と級友から警告の連絡を受け、渋々家を出たまでは良かったが、足は通学路の途中の小さな公園で歩みを止めてしまった。)
………。
(春から夏への移り変わりの影響か、木陰から差す日光がジリジリと肌を焼くのがわかる。出不精の己にとってこれだけでも堪えてしまうが今帰宅したところで親にグチグチ説教されるだけだ。為すすべなくぼうっと座り続ける自分とは対照的に、親子連れは手を繋いで砂場から立ち去ってゆく。)
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