[BL] IORI'S ROOM

その似合ってないのを見たかったんだよ。いや、僕はそんな趣味ないからいいや。
(首を振る相手の否定の理由を聞けばそれが目的であったとさらっと告げ、自分が振られればあっさりと断り。箱を差し出され驚きながらも受取れば「どうしたの？改まっちゃって。僕、悪戯するなんて言ってないよ？」と可笑しそうに笑い、不意に近付いては頬にそっと口付け「ありがとう。一緒に食べよう。」と微笑み。)

似合わないのを見たいとか中々の趣味だなー、俺なら似合ってるのを見たいけどね。(目的をはっきりと述べられては片眉を上げて見せ片手でスマートフォンを弄り一番に出てきたメイドのコスチューム画像を相手に見せて、菓子の御礼代わりに頬に口付けを受けては口角を上げて笑い「旨そうだったから買ってきた。…ん
何か飲み物用意しようか？」首を傾けて)

相手が要だからね。…魔女よりこっちがいいの？僕はどっちでもいいけど。
(相手だからこそ似合ってない姿も嫌がり恥ずかしがったとしても見たいと思うのだと告げ、スマホ画面に映されたメイド服を見ればメイド服なら着てもいいと言ってくれていると受け取り、着てくれるなら何でもいいと。「…だけど箱って…ふふ、要って時々変な事するよね。…どうしたの？今日は。僕の召使いにでもなってくれるの？」二人で食べるには多いだろうと笑い、何時もと逆の立場になり冗談混じりに問い)

俺だから、ねぇ。…んー、そう聞かれると悩み所だな。セーラー服とかもあるし。(そういうものかと納得気味に呟き、どちらでもと言われれば相手が着ることを前提と考えながら他の候補も上げスマートフォンの画面に視線を移して。「そーか？…たまには優しくしようかなーって、でもそういうこと言われると動きたく無くなったー。」冗談混じりに返されては不貞腐れたような顔を作ってソファにだらしなく凭れ直して)

ちょっと歪んだ愛？みたいな。…要はどんなのが着たいの？
(格好いい姿も良いがそうでないのもまた一興で愛しいと思えるのだと楽しげに言っては、相手の中で自分が着る事前提になってるとは知らず相手が着る気になったと嬉しそうに尋ねて。「優しくするなら愛の言葉でも囁いて欲しいなー、なんてね。…さて、じゃあ僕が入れて来るよ。紅茶でいいよね？」相手の気紛れによる行動だったと分かれば納得するも冗談気味に別の事を要求してみせ。やる気を失わせてしまったのを見て小さく笑うとソファから立ち上がり)

まぁ暴力的なのよりは良いか。…俺？今は祈織が着るの選んでるんだけど。(楽しげに述べる様子にバイオレンスな愛よりましだと返しては嬉しそうに何が着たいかと尋ねる相手に首を傾けて見せ。「愛の言葉ねぇ、…紅茶宜しく。」要求気味に呟かれた言葉に立ち上がった相手の腕を引いて自分の方を向かせれば唇を奪った後に言葉を繋げて)

流石にそんなのはしないよ。…え？何で僕が着る事になってんの？要が着てくれる気になったと思ってたのに。
(そこまで危険な程歪んでいないと苦笑いで否定し、告げられた言葉に驚いた顔をして。突然腕を掴まれ引っ張られたかと思うと次の瞬間には唇が重なっていて、不意な行動に頬を染めて。紅茶を頼まれるも相手の膝に跨り乗れば「…僕は、愛の言葉が欲しかったんだけど…」と相手の頬に手を添えて)

なら安心だ。…俺が着るなんて一言も。どっちも着ないならこの話は終わりで良いんじゃね。(ｸｽﾘと小さく笑っては自分が着る方向になる前にと早目に話を切り上げて。頬が染まるのを眺めて手を離すも台所に向かわず膝に座る相手に首を傾け「なんてね、って言ってたじゃん。それに俺は言葉より行動派なの」人差し指を唇に当てすぐに離して)

うん、そうだね。ハロウィンももう終わってる事だし。
(話が縺れてどちらも着ない意思は変わらないし、終わらせるかと同意し。再度強請ってみるも行動派と言われては諦めて膝から降り「はいはい。…じゃあ、ちょっと待っててね。」とキッチンへ向かって)

もう色んなところでクリスマスソングが流れ始めてるもんなぁ。(ハロウィンが終われば次のイベントがすぐ迫っていることにタメ息混じりに言えば膝から降りてキッチンへと向かう背中を見送り)

そうだね、皆切り替え早いよねぇ。
(キッチンで紅茶の準備をしながら上記言えば、二人分の紅茶を両手に戻って来て、もう一度ソファに腰掛けると相手の方を見て「今年はサンタさん来るかなぁ？」とニヤニヤと見詰めて。)

今年も後、22日かぁ…早いなぁ。
(壁掛けカレンダーを眺めながら紅茶の入ったカップを口にして。)

明けましておめでとう、要。
去年も忙しい中、沢山会いに来てくれてありがとう。
今も忙しくしてると思うけど、体に気を付けて風邪なんか引かないようにね。
2016年、嬉しい事が沢山起こって、要にとって幸せな年でありますように。


祈織

明けましておめでとう。
最後に来てから1ヶ月半振り？
そんな俺の体を労わって、その上、幸せな1年を願ってくれてありがと。
祈織の事だから健康的な食事は大丈夫だろうけど、ちゃんと睡眠はとってる？
遅くまで話してた時もあったから心配です。
久しぶり過ぎて話し方もわかんねぇや。笑
これからも来るか来れるかわかんない俺だし、ちゃんと区切りつけなきゃとは思うんだけど…どうせならゆっくり話したいなって。
ちょくちょく覗いて邪魔しに来るから。
今日はこれで帰る、おやすみ。良い夢を。

要

久しぶりだね。
君の事を心配するのも、君の幸せを願うのも僕にとったら当たり前の事だよ。近くで手助け出来ない分、自然とそうなっちゃうのかもね。
僕の事なら心配要らないよ。ちゃんと睡眠もとってる。遅くまで話してた事もあったね。だけど、要と話せる事は僕にとっては心の栄養補給みたいなものだから、全然苦では無かったんだよ。
心の休まる時が無いような毎日を乗り越えられるくらい、たっぷり貰ってたんだから！

一ヶ月くらいで話し方忘れちゃうなんて、馬鹿なんじゃないの？笑
まぁ、どんな話し方でも僕は構わないんだけどね。要なら。
そんな事、気にしなくていいよ。僕達は僕達のやり方で、二人のペースで縛らない程度に繋がって居られたらと思うから。忙しい時は無理に顔出さなくても大丈夫、どれだけ日にちが空いても大丈夫。僕は変わらず此処に居るから。何も気にしなくていいんだからね。

っと、優しさと寛大さをアピールした所で、今年のおみくじの結果を発表します！
今年は…中吉、でした！でも、悪いような事は書いてなかったから、安心かな。

それじゃあ、随分長く話しちゃったけど、体に気を付けてね。無理は禁物。何事も程々に、気楽にね。
後、大好きだよ。

じゃあまた、暇な時にでも覗いてくれたら。手料理でも作ってもてなしてあげるよ。僕も時間がある時は上げてみたりするから。お休み。



祈織

さむさむっ。
(夕食を済ませ使った食器等を片付けて来ては、水仕事をして冷えた体で炬燵へと潜り暖をとって)

要、遅れてしまったけど、お誕生日おめでとう。一応伝えておきたかったから、見てるか分かんないけど書き込みしておくね。きっと今も忙しい日々を頑張って生き抜いてるんだろうね。僕もこれから忙しい日々が待ってるんだ。気合い入れなきゃなんて考えてる所なんだけど、それも疲れちゃ意味ないから程々に頑張っていければって思ってる。要も、頑張る事は大切だしいい事だと思うけど無理しないようにね。また元気な君に会えるの楽しみにしてるからさ。いつも君の事を思っているよ。愛してる。それじゃあ、またね。

俺も遅れたからお互い様。いや、俺の方が何倍も待たせてるから重罪だな。
忙しい日々を頑張って生き抜いてるって…壮大な言い回しについ笑っちまったじゃんか。―祈織も忙しくなるのか、この時期は色々と疲れることも多いよな。程々に頑張るってイイ心掛けだよ、俺も無理しないように程々に頑張る。多分。
こんなに気紛れな俺を思って待ってるなんて相変わらずのお人好し。そんなんだから俺もまた来ちゃうんだけど。それじゃ、またな。

日を空けてしまった…もう5月も終わりだね。
日に日に暑くなるけど、体調崩したりしてない？
それに、要は頑張りすぎちゃう所があるから、少し心配してる。頑張るのも程々にして、ちゃんと休めてるかい？
頑張ってる君は素敵だけど、肩の力は抜いて休憩もきちんと取るんだよ。

僕はね、忙しいのは少し落ち着いた所。
君ともまた、話がしたいよ。落ち着いたらなんだか少し、要の事が恋しくなっちゃったかも。なんてね。
今度会った時は沢山触れさせてよね。

僕はお人好しなんかじゃないよ、要だから、要に会いたいから、要の事が好きだから待ってるだけ。
それじゃあ、また。

要、今年もあと少し。
今年はあまり話せなかったけど、君を忘れた事はないよ。
来年、素敵な年になるといいね。

それじゃ、良いお年を。


祈織