支配人 2013-08-28 21:06:14 |
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大空へ
『アニメと漫画は別物』
『そもそも』『漫画しか読まない奴が』『推理小説を盗る』『もしくは隠すなんてことして』『得なんてしないからね』
『他人の意見を否定していくのも』『飽きてきたし』『僕の推理を話すよ』
『漫画しか見ないというAは』『推理小説をどうこうする動機などないため排除』
『BとC』『確かに一見怪しいのは』『本=小説と決めつけている』『Cと思える』『しかし』『1君は小説しか読まない』『なら本=小説と考えるのは』『むしろ当たり前である』
『なら残りはBだが』『消去方なんて』『非合理的な手段を使わなくても』『Bが犯人とは言えるぜ』
『Aは漫画しか見ないからどうでもいいとして』
『BとCの証言には』『ある違いがある』『それは』『Bは本がなくなったのを1君のせいにしている』
『Cは探したらあると』『Bは忘れてきたと』『明らかにBは』『あたかも』『1君の不注意のせいにしている』『1君が大切にしている小説を』『忘れたと言っている』『大切なものを』『忘れてくるなんて』『ありえないよ?』
『よって』『犯人はBだ』
大空へ
『そんなこと言い出したら』『全員共犯で嘘吐く』『なんてことも考えられて』『謎じゃなくて』『ただのいじわるクイズになるぜ』
球磨川様
…球磨川様は代表者の表記が御座いませんでしたが…あまりにもピタリとハマってしまっているので…言わせて頂きます。
excellent.球磨川様、見事正解です。
…誰も正解は選べないと思っておりました、素晴らしい、脱帽で御座います。
…ならば、次に出す謎はどうでしょう?
【第二の謎】
第二の謎はオレからの謎だよ。まあ、少年Aとでも呼んでね。
あるお金持ちの夫人の所からダイヤの指輪が盗まれたんだ。
指輪といっても鑑賞用で、ダイヤはとても大きく、本物だから重くて、手の平で包めるサイズじゃない。
…そしてある日の夕方四時、夫人が外出して帰って来て、宝石箱を覗いたら指輪が無くなっている事が判明した、夫人は自室の化粧棚の上に宝石箱を置いていたらしいんだけど、その中に指輪を入れていたそうなんだ。
その箱に鍵は掛かってなかったそうだよ、なんとも不用心な事だよね。
容疑者は三人、『執事』と『メイド』と『料理長』。
各自の服や部屋を探しても無かったそうなんだけど、これがどうにも分からん話でさ、
午後1時から3時までの間、執事はメイドと部屋の部屋の清掃をしていたそうだ。
夫人の部屋が有る階は全部で7部屋あって、一部屋15分程度時間を掛けて清掃していたらしい、一緒に清掃をしてたといっても、互いに姿をずっと見ていた訳じゃないけど、それでも夫人の部屋でダイヤを盗むような行動をすれば直ぐにバレる。 それに15分じゃ清掃して盗んで隠して…なんて事は時間が短すぎて出来ないからね。
あ、そうだ夫人の部屋は四番目に必ず清掃されていたらしいよ。
料理長は2時からずっと夕食の仕込みをしていた。
その姿は、その時屋敷に居たスタッフが見かけている。あ、そのスタッフは只のスタッフであって犯人じゃないからね。
そしたら、料理長が『御手洗いに行く』と10分程調理場を離れたらしい、でもその間に夫人の部屋に行ってダイヤを盗んで持ち帰るなんて事は出来ない。
何故ならば、調理場は一階にあり、夫人の部屋は一階を挟んで三階にある、そして調理場の真上だ。
屋敷は広いから、走って往復したとしても10分以上は掛かるだろう、けど料理長が戻って来た時は息切れもしていないし、汗一つかいていなかったそうだから、走って行って盗んで隠して戻って来たなんて事は不可能。
……でも犯人はこの中にしか居ないんだ、人づてに聞いた話だけど、夫人も大変困ってらっしゃるそうだ、早く犯人を見つけてやってくれないか?
執事とメイドが掃除を始めた時刻が「午後1時」。一部屋には「15分程度」の時間をかける。
単純計算だと、「4番目」に必ず掃除される夫人の部屋は、「2時」から掃除が始まった。
じゃあ、「2時」から夕食の仕込みを始めた料理長は、仕込みの前は何をしていたんだろう?
容疑者の特徴を提示させて頂きます。
『執事』
・小太りの中年男性。
・170センチぐらいの身長。
『メイド』
・痩せ型の若い女性。
・身長は執事より少し高い175センチ。
・眼鏡をかけている。
『料理長』
・細身で小柄な若い男性。
・運動は不得意。
料理長なんじゃないですかィ?
2時からって事は、仕込む前に時間があったって事だろィ。
その、2時になる前に盗んだ事にもなりかねやせん。
メイド、執事は他の部屋に掃除しないといけやせんからねィ。
そうなれば、執事、メイドと料理長との時間はズレてんでさァ。
なら、誰にもバレないで盗めるって事になりやせんかィ?
『料理長は二時から仕込みを始めた』『なら』『二時より前に料理長が』『指輪を盗みに行った!』
『って』『大抵の人は』『思うだろ』『でもさ』『執事』『メイドが』『同じ階に居ることを忘れちゃ行けないぜ』
『考えてもみなよ』『同じ階に』『自分以外の第三者が居る』『普通に考えたら』『いつ』『何処で』『見られるか分からないんだぜ』『そんな危険の中』『盗みになんて』『怖くて行けないぜ』
『なら誰が盗んだって話になると思うけど』『指輪の入った宝石箱は』『化粧棚に置いたんだろ?』『中年男性が』『化粧棚の整理なんて出来るかい?』『つまり』『化粧棚を掃除したのはメイド』『近づきさえすれば』『盗むなんて簡単さ』『掃除をするには』『必然的に水が必要になる』『ならバケツか何か水を汲む物がなきゃおかしいだろ?』『二人で一つは』『効率面から考えると』『あまりにも無意味だから』『一人一つであろう』『あとは宝石箱の中の指輪を』『バケツに入れる』『例え』『水音が聞こえても』『雑巾かなにか拭く物をバケツに入れたと言えば』『納得するだろう』『あとは機会を見計らって』『持ち帰ればいいのさ』『出来ないとか書いてあるけど』『型にはまった考えは捨てなよ』
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