「…ーで、あるからにして我が校としてのー…」 今日から憧れの高校生だ!!って思って楽しみにしてたのにー。 校長、話長っ!!! 辺りを見回すと、同級生達もあたしと同じく、早く終わらせろと言わんばかりの視線を校長に送っていた。「…ーだろっ?」 「マジかよ〜(笑)」 誰?仮にも入学式中に騒いでるの… あたしは声がする方に目線を向けた。 そこには、茶髪で前髪が左目にかかっている超絶イケメンがいたー。