ｳﾞｧﾝﾊﾟｲｱ彼氏&餌彼女

やはりそうか..。(だろうね、と己の中では納得しており呟けば「私は笑っても可愛くないですよ..」とｸｰﾙな表情でまたもや己を否定して。しかし、相手の言葉は己自信聞き慣れないためか少々恥ずかしくも嬉しく「ありがとう..」と軽く頭を下げて言い..

あ、内緒だぞ？
(ﾆｨっと笑顔で言うと「可愛いと思うけどな～」と頭を撫でて、いつまでここにいるんだ。などと思い「あ～、腹減らね？」とお昼を食べるついでに誘ってみて

わかってますよ..。(呆れたように呟けば頭を撫で可愛いなどと言う相手に疑問を抱き「可愛くないですから」と必死にｸｰﾙさを保ちつつ、だいたい先輩にはもっと可愛い人がいるでしょ?と次いで言えば「お弁当あるので構いません。」と用意してたお弁当を見せて..

ならよかった
(頑固な相手に、可愛いのに。と内心思いながら「雅より可愛い人？」そんな人いないと首を振り「あ、弁当？作るんだね」少し意外だったのか弁当の中身が気になったのかｼﾞｯと見るも自分は弁当などないので購買にでもいこうかと考え

いるじゃん、周りにたくさん..。(疑問を抱きながらも呟けばお弁当を気にする相手にそっと差し出し「いるなら..あげる」と少し顔を赤くしながらも渡せば近くにあるお茶を取り出しまた飲み出して..

いないってば～
(弁当を差しだした相手に少し驚き「いいのか？」とひとつおかずを食べれば、美味しい。とつけたし「またお茶飲んでるし」とお茶を飲んでいる相手から取り上げ

別に、私お昼いらないし。(お茶を飲みながら返答すれば美味しいと言われ少々嬉しくありがとうと次いで言えば「ちょ..」飲んでいたお茶を取り上げられ驚き、相手は何をしようとしているのか己には全く理解出来ず..

ちゃんと食べないとダメだよ？
(取り上げたお茶を自分が飲み、「喉が乾いてたんだよね」と全部飲み干し、弁当からおかずをつまめば相手の口元に近づけ「はい、あーん」と言いながら

心配なんていらない。(たまに抜いたりする時もあるため大丈夫だと言い張れば「な、それ私の!!」間接ｷｽという言葉が頭に浮かび珍しくも顔を赤くすればあーんという言葉に顔を背け「いらない..。」と口にして..

だーめ、食べないと
(間接キスなど気にしておらず相手に食べさせようと「食べないと倒れちゃうよ？」などと理由をつくり、食べないなら無理矢理と考えており

お茶飲んだから大丈夫。(顔は背けたまま相手に言えば血を吸われたせいかきゅるるとお腹の音がして。「..別にこれは、お腹がすいたんじゃないわよ。」と付け足して..

(ちょい落ちします。眠かったら寝てくださって構いませんので。)

空いてるんでしょ？
(顔を覗けば相手の口元に近づけ「食べないとー、イタズラするよ？」と頬を再度ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ触り「ほら、あーん」と再度言い

((了解です

うむー...。(ﾌﾟﾆﾌﾟﾆと押された頬を膨らませれば仕方ないと思い「はむっ..かたじけない..」 一口食べれば軽く頭を下げて言いそのまま相手の隣に座れば脱いでいた靴下を履きだして..

(遅くなってしまいました...寝てしまいましたよね?良い夢を...)

よしよし。
(食べてくれた相手に満足し、靴下を履きだしたのを見て「どこかいくのか？」と背伸びをしながら声をかければ、自分もついてくと。つけたし

えぇ、屋上へ空気を吸いに。(履き終わればすっと立ち上がり「つ、ついて来なくていいわ。」動揺しながらもｸｰﾙさを保ちつつ返答して..

奇遇だな～
(自分も屋上いこうとしてたのか偶然をよそい、「一緒に行くか～」と相手の腕を掴めば引っ張っていき

ちょ..何のつもりですか!?(まさか相手も同じ場所へ行こうと思っていたとは思わず、腕を引かれる相手にｼﾞﾀﾊﾞﾀしながらもついていき「先輩、周りが見てますよ」と女子の目を気にして..

ん？屋上いくんでしょ？
(何のつもりかと聞かれ、「一緒に行くつもり」と答えればｼﾞﾀﾊﾞﾀする相手など気にせず引っ張っていき「女子？あぁ、いつものことだよ」と興味なさそうにして