俺とお前《NL》1×1

お前、バカ？(神だという彼女に暴言を吐きながらも、自身の覚えてない過去を少しでも知るチャンスかも知れないと内心では珍しく彼女に心を開きつつあり「そこのオムライスが旨いんだよ」と自身の行き着けの店に着くとドアを開け先に通してやり

酷いでしょ(クスクス笑いながら相手を見詰めて｡お店につき先に通してもらうと「ありがとう､意外と優しいじゃん」と笑顔で席に着席し､店員さんにオムライスを２つ注目して)

はぁ?俺は鬼じゃね～ぞ?(優しいじゃんと言われ悪い気はせず微かに笑いながら上記を述べ、ずっと気になっていた事を聞こうかと、席に着くなり「俺を捜してどうするつもりだったんだ？」と真剣な表情で相手を見据え

鬼でしょっ(クスクス笑いながら相手を見ると微かな笑みを見ると嬉しそうに此方も微笑み『探してどうするつもり？』と聞くと「うーん､聞いても後悔しない？」と不安そうに首を傾げると「やっぱりやめたっ」と笑顔で)

知らない奴に鬼扱いされてもな？(まだどこかで明らかに見えない壁を作っており「別にいいけど、面倒臭さそうだし、、」と怪訝な表情見せていると携帯がなり出ると女性らしき声が漏れ聞こえており 、、知らねーよ。お前と付き合う気は全くない。 と言えばすぐに切って、、舌打ちし

ねぇ…､ちょっとくらいは心開いて？(明らかに作られている壁に少し悲しそうな瞳で｡『面倒くさい』と言われると「だよね…､面倒くさいよね」と俯き相手の電話を耳にすれば「どうして？」と訪ね)

だから、昔の記憶は殆どないの、、お前…人の話聞いてたか?(呆れた様子で彼女を見れば、まぁ‥理由ぐらいは話すか、、というように口をひらくと、、、俺さ、引っ越した後事故にあって、昔の記憶は殆どないんだよね…、唯一あるのが、さっきの２つ。なんか大事な思い出なのかもな…と重い内容ながらも苦笑混じりに明るく話 「ん、何が？あ、付き合わない理由か、、?」と問い掛ける内容を聞き返し

聞いてたけど…(申し訳なさそうに俯いて今までの話を聞くと「そうなんだ…､大切な思い出だといいね？」と自分の事を隠して苦しそうにひきつった笑みを浮かべながら｡問いかける内容を聞き返されると「そう､でも美李那もまだ誰とも付き合った事ないけどね､約束してるから」と微笑み)

まぁ、必要ならいつか、思い出すだろ？(相手の表情が曇った侭なのが引っかかるも、まさか自分の過去とそんなに深い関わりがあるなどと思いもせず、「約束？へー、健気だな…？俺は色んな女見て来し、言い寄って来る奴にろくなの居ねーし。付き合うなら、、お前みたいに、健気で損得考えないような奴にしとくわ、、」と以前の仕事上、女性には特に執着心がないようで

思い出すよね(曇った顔を隠すように再び無理にひきつった笑みを浮かべて､「でしょ？つまり､めんどくさいわけね？」クスクス笑って相手を見て付き合うならお前みたいな奴と言われた嬉しさに顔がにやけてしまいながら)

何にやけてんだよ、、(相手がにやける様子を見ると軽く額をつつき「お前が覚えてんなら、手伝ってくれるつもりだろ？」と少し前向きな事を言えば珍しく微笑んで

にやけてないもん(頬をつつかれると照れたようにしながらも嬉しそうにして｡「手伝ってあげる､だから絶対思い出してよね？じゃなかったら､途中で居なくなっちゃうから」と笑い､相手の微笑んだ顔に嬉しそうに此方も微笑み)

ん。まぁ、、お前が逃げ帰っても、俺は痛くも痒くもないぞ？(一応頷いてみたが、やはり冷たい言動が直るわけもなく上記述べると「腹減った!!」とテーブルに突っ伏し

ひどいっ､そこはうん｡で終わるでしょ(一言多い相手に頬を膨らませて少し怒って｡机に突っ伏してる相手を見ると「もうすぐ来ると思うよ？」とクスクス笑いながらそこに店員さんがオムライスを持ってきて)

ん。はいはい、、(一々煩い奴だなぁ、などと思い少し面倒になりつつあるが、いつの間にか相手の存在を許す自分もいて、「よし、来た～！！」とオムライスが運ばれて来れば、テンションも上がり笑み浮かべて

はい､は一回(笑いながらそう述べると「また､そんなめんどくさそうな顔してっ」と見詰めて｡テンションの上がった相手に「どんだけお腹空いてるの？」と笑い嬉しそうに)

うっさいお前、、(自身の周りには居ないタイプの相手に自分のペースが乱されていくのに困惑し頭クシャクシャとし「そういえば、昨日から食ってなかった、、」食事する事も適当なため、食べないことなど珍しくなく、、言えば、いただきます、と手を合わせ食べ始めて

昔からうるさいのと笑顔しか取り柄ないからね(うるさいと言われて一瞬悲しそうな顔をするがすぐ笑顔になり上記を述べて｡昨日から食べてないと言う相手に「えっ？食べてないって…､毎日うちに食べに来る？」食べてないと言う相手に首を傾げて見詰めて)

小さい頃は可愛かっただろうな…(昔から取り柄がそれしかないと言う彼女を見れば、子供ならそれが可愛いんだろうと素直に言えば「はぁ？なんで俺が行かなきゃなんねーんだよ…お前が来い。家教えるから、、」面倒だから行きたくないが、飯にありつけるなら、知りたがっていた家を教える方が楽だと考えたようで

小さい時だけ？今は可愛くないわけー？(冗談まじりに頬を膨らましてｸｽｯと笑いながら｡「はぁ…､はいはい､作りに行ってあげるけどバイトあるから週３とかしかいけないよ？」首を傾げながら見詰めて)