【B】　青の祓魔師　【L】

そ、それは・・・（　言い返す言葉が見当たらず、戸惑いながら言葉を捜して「は？それはさすがにやめてや？」と必死に自分の恥ずかしがっている姿を送られないように抗議して

わかっとるわかっとる、俺に惚れてんねやろ(ﾌﾝ､とドヤ顔でそう言って相手の肩をポンと叩き。『心配せんでも送らへんえ。この顔は俺が独り占めすんねや！！』と携帯を持った手を高く挙げてフハハハハ！と悪役のように笑って

ほ、ほれてなんかいいひんわ！（　必死に自分の感情を違う違うと否定して「大丈夫か・・・頭・・・」自分を落ち着かせるために、相手を罵る言葉を使ってひとまず顔が元の色に戻って

嘘つけぇ～！惚れとるくせにぃ～！(口元に手を当ててｼｼｼと笑って『なんやとォ！？大丈夫に決まっとるやろ！』と先程までの暢気な顔は何処かに吹き飛び、歯をむき出して怒り

惚れてないわ（　と必死に自分の感情を押し殺して「大丈夫やったら携帯もって笑わんやろ、正直言って気持ち悪かったわ・・・」と苦笑しながら相手の顔をみて

たく可愛げのない奴やなｧ…(少し眉を下げて呆れたような眼で相手を見て『うっるさいわ！御前の頭の色のが気持ち悪いわ！脳みそん中の色染み出てきたやろホンマは！！』とやいやい言い返して

かわいげの無い弟ですんませんなー（　と適当に棒読みで相手に謝って「せやからー、これは、女の子の色やねんて」と自信満々に言うが、まったく説得力が無く

謝る気ないやろ(相手から視線を逸らし、ふぅと溜息をついて。『頭ん中が女の子で一杯やったんやろ？んでそれが何か頭ん外までしみだしてきたんやろ、俺知ってんねんからなァ！』と此方も自信満々に言って

謝る気なんかあれへんよ（　呆れながらそう相手に言い放って「あーはいはい金兄は何でも知ってて天才やなー」というも、棒読みで言ったので、感情がこもっておらず

なんやとぉ！？！(素直に認めた相手にむぅっと頬を膨らまし『…もうええわ。…もう』と嫌そうな顔で相手を見て其処ら辺に寝転がり

あーらら怒ってもうた（　と、言いつつも、まったく罪悪感がなさそうに言ってそこらへんにねこらがっているあいてを見て適当にソファに座って

ったく…(ﾌﾞﾂﾌﾞﾂと何かをつぶやいて其処ら辺にあった枕を思いっきり相手に投げつけて

いった！（　顔面に当たって枕でも、結構痛くて顔を両手で撫でながら「なんやねんもう・・・」少し不機嫌になりながら

ふん…(そっぽを向いて寝転び、相手の呟きなど気にせずにﾄﾞｶﾄﾞｶと床を殴ったりｺﾞﾛｺﾞﾛと転がったりせわしなく動いて

どうしたん金兄（　うるさいと感じたが、少し心配になってソファから相手のことを見て

別になんもあらへんし(とだけ言って部屋の隅から隅へと転がってみたりして

ほんま？（　眉にしわよせて心配そうに見つめて

…ほんまや(少し間をおいてからそう答え、ピタリと動きを止めてみて

そーか、せやったらええけど・・・（　心配しつつも、相手の言う言葉を信じて、ソファでゴロゴロして

………(無言で立ち上がって相手のいるソファに近寄り、『どーん！』と言って悪戯に微笑んで相手の上にのしかかり