【ウマ娘】春待つ蕾

お得意様なんですね！
…あっ、えへへ…沢山練習した後だからもうお腹ぺこぺこです
(会話の途中でお腹がぐぅ、と鳴り恥ずかしいのを誤魔化すように僅かに頬染めながらお腹に手を当てて)

うーん…沢山種類があって悩んじゃいます
ちなみにトレーナーさんはなに鍋が一番好きですか？
(店の中に入って席へ通されればメニューを見ながら、うんうん唸りメニューから一旦顔を上げると話題を振って)

俺はモツ鍋が好きだよ
たまにキムチ鍋も食べるかな～って感じだけどチヨも居るから食べるならモツ鍋かな
（目の前でメニューを見ている彼女の問いに答え）
あんなに頑張れるチヨは凄いよ
本当に、よく頑張ってると思うよ
（偉い偉いと頭を撫で）

（/上げです）

なるほど…私、モツ鍋ってあんまり食べた事ないですね
せっかくなので今日はトレーナーさんの好きなモツ鍋に挑戦してみます！
(少し考えてから意思を固めると相手の方を見て)

なら、頼もうかな
（そう言いスタッフの人にモツ鍋を頼み）
あのさチヨって憧れの人とか居るの？
憧れの人とか好きな人とかチヨの歳だと色々あるんじゃない？
（せっかく仲良く慣れる時間があるためチヨの事を知ろうとして）

私の憧れはやっぱりマルゼンさんです！
強くて大人でカッコよくて…憧れなんて一言では言い表せないぐらい素敵なウマ娘で…
(やや前のめりになって興奮気味に語り)

チヨにも居るんだ
憧れの人
（興奮気味の彼女の言葉を真面目に聞き）
まぁ、、落ち着こうな？
個室とは言えど隣の人に迷惑を掛けちゃうし
（苦笑い気味に彼女に少し深呼吸しな？と言っているとモツ鍋が運ばれてきて）

は、はい…そうですよね、私ってばつい…えへへ
(恥ずかしげにメニュー裏に顔を隠して照れ笑いを浮かべ)

わっ、お鍋美味しそうです！
後はゆっくり煮えるのを待つだけですね
(火にかかられた鍋を見てソワソワしていて)

楽しそうで何よりだよ
チヨ、飲み物は頼まなくて大丈夫？
（彼女を見ていると、つい笑ってしまう）

えっと、そうですね…あっ、抹茶オレなんてあるんですね。これにします！
(飲み物のメニュー表に目を通し、その中の一つのメニューに目が止まりそれを指差して)

わかった、俺は烏龍茶にしようかな
（彼女が言った抹茶オレと烏龍茶を頼み）
そろそろ食べれそうかな
（鍋の方は良さそうな感じなためチヨの皿に具材や汁を入れ）

あっ、すみません！ありがとうございます
トレーナーさんの分は私がよそってあげますね！
(お礼を述べて相手の分の器を手に取り)
トレーナーさんはお肉多めがいいですか？それともお野菜？
(笑顔で穴あきのおたまを手に持ちながら問いかけて)

ん～野菜かな
チヨは、良いお嫁さんになりそうだね
（自分の皿によそいでくれると言ってくれた彼女を見て微笑み）
はい、チヨが頼んだ抹茶オレ
（店員が持ってきた飲み物を彼女の方に置き）

そ、そうですかね…！？そんなこと初めて言われました…
(耳をピンと伸ばし、頬赤らめて瞳を泳がせていて)

ありがとうございます！
…ふあぁ…甘くて美味しいです
(グラス受け取って抹茶ラテを一口飲み幸せそうに、ほぅ…と吐息を吐いて)

そう？チヨはお年頃の女性だし言われそうだけど
（彼女の反応が可愛く笑ってしまう）

それはよかった
なにか食べたいのがあったら頼んでいいからね
（そう言いセットで付いてきたキムチきゅうりを食べ）

うーん、そういうものなんでしょうか？
私の周りではあまりそういう話しをする人がいないんですよね
(小首を傾げて考え込むような仕草をして)

ありがとうございます！
それよりトレーナーさん、お鍋美味しいですよ！どんどん食べましょう！
(お皿に盛られたモツ鍋をもぐもぐ食べ進めて)

まぁ、ゆっくり考えればいいよ
まだ若いんだしさ
（そう言う自分は独身だな～と独り言をして）

ドンドン食べていいよ
おかわりしたかったから頼んでいいし
（彼女が食べ始めたのを身て自分も食べ始め）

わ、私の事はいいんです！
…それに、今はそういう話よりもウマ娘としてもっと強く速くなりたいってそういう気持ちの方が強いので
(頬赤らめたまま半ば無理矢理に話題を切り替えて)

ありがとうございます！
それじゃあお言葉に甘えてお野菜とお肉追加しちゃってもよろしいでしょうか？
(ほぼノンストップで食べ進めてあっという間に鍋を空にしてしまうと、やや遠慮がちに問いかけて)

そっか
でも最初にも言ったけど無理だけはしたら駄目だよ？
（烏龍茶を飲みながら言い）

いいよ、まだ食べ足りないでしょ？
それに、ご飯を食べるのも練習だからね
（そう言い肉と野菜を追加で頼み）

は、はい！それはもちろんわかってます
だからトレーナーさんが正しい努力の仕方を教えてくださるんですよね？
(期待に満ちた眼差しを向け、ニコリと微笑み)

えへへ、正直言うとまだ全然…
でも、食べ過ぎには注意しなくちゃですね
(言いながら追加で届いた具材を再び鍋で煮込み始めて)